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マルチステークホルダーでの1年間の議論をもとにしたディスカッション・ペーパー「がんゲノム医療の明日に向けて」の共同発行について

2022年8月30日
- 患者団体・医療関係団体・企業間のパートナーシップを通じて、がんゲノム医療の現状と課題を約1年間にわたり議論した結果をディスカッション・ペーパー「がんゲノム医療の明日に向けて」として発行
- 本ディスカッション・ペーパーが国内のがんゲノム医療における〝患者本位のがん医療の実現〟に向けた議論の発展と協働推進につながることを期待

武田薬品工業株式会社、株式会社テンクー、NPO法人西日本がん研究機構(WJOG)、NPO法人肺がん患者の会ワンステップおよび株式会社ミルテルならびに他3社で構成される「がんゲノム医療の明日を考える会」(以下、本会)は、このたび、ディスカッション・ペーパー「がんゲノム医療の明日に向けて」(以下、ディスカッション・ペーパー)を発行しましたのでお知らせします。
本会は、全てのがん患者さんが適切ながんゲノム医療を享受できる環境の実現に向けて、2021年9月に発足しました。本会では、がんゲノム医療を取り巻く本邦における多様な課題およびその解決方法を約1年間にわたり検討しており、これまでの活動結果をディスカッション・ペーパーとして発行する運びとなりました。
本ディスカッション・ペーパーでは、がんゲノム医療の意義と本邦における現状と課題に言及し、その解決に向けた本会が考える近い将来のあるべき姿と、がんゲノム医療の未来への期待について述べています。概要は以下のとおりです。

1:はじめに

  • 本会の設立に至る経緯、本会を設立した思いと狙い

2:がんゲノム医療の意義

  • がんゲノム医療の臨床的有用性、患者にとっての意義

3:がんゲノム医療の現状と課題

  • がんゲノム医療の現状における制度的制約や情報の制約
  • 医療政策のトリレンマ(医療の質・アクセスの充実・低コスト)

4:がんゲノム医療の明日に向けて

  • がんゲノム医療の未来と課題
  • 各ステークホルダーにとってのがんゲノム医療の発展の意義

 

患者(団体)・医療従事者・企業・政治/行政・アカデミア・メディア等、がんゲノム医療に関わる様々なステークホルダーの皆さまにとって、本ディスカッション・ペーパーが、本邦におけるがんゲノム医療の課題に対する社会の理解の向上、ならびに課題解決に向けた機運の醸成に寄与し、近い将来(”明日”)を見据えた〝患者本位のがん医療の実現〟に向けた議論の発展につながることを願っています。

本ディスカッション・ペーパーの閲覧およびダウンロードはこちら

 

<がんゲノム医療の明日を考える会について>

本会は、全てのがん患者が適切ながんゲノム医療を受けられる体制構築を念頭に、患者(団体)・医療従事者・企業の幅広い視点から、本邦におけるがんゲノム医療の課題に対する理解を深めることを目的に、2021年9月に発足しました。本会では、約1年間にわたり、がんゲノム医療が抱える現状や課題の具体的事例を共有するとともに、明らかになった諸課題の解決方法に対する理解を深めました。

  • 参画団体(2021年9月末時点)
    武田薬品工業株式会社、株式会社テンクー、NPO法人西日本がん研究機構(WJOG)、NPO法人肺がん患者の会ワンステップ、株式会社ミルテル、他3社(五十音順)

  • 共同事務局
    株式会社テンクー、武田薬品工業株式会社

 

<がんゲノム医療について>

がんゲノム医療とは、主にがんの組織を用いて、多数の遺伝子を同時に調べ(がん遺伝子パネル検査)、遺伝子変異を明らかにすることにより、一人一人の体質や病状に合わせて治療などを行う医療です。全国にがんゲノム医療中核拠点病院やがんゲノム医療拠点病院、がんゲノム医療連携病院が指定されており、全国どこでもがんゲノム医療が受けられるようになることを目指して、体制づくりが進められています。

以上