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必要とするお客様に、いかに製品をお届けするか。
知識もアイディアも活かせる仕事です。

2009年入社 研究職(癌創薬)
医薬研究本部 癌創薬ユニット
2009 薬学系研究科 卒業 研究職でつくば研究所に配属
2011 研究職(癌創薬ユニット)で湘南研究所に配属
2014 主任研究員に昇進 11月より担当プロジェクトのケミストリーリーダー
(取材当時)


新規抗がん薬創出により、患者さんの治療の選択肢を増やすための研究を行っています。

私の業務は、新規抗がん薬の候補化合物を見出すことです。多様なバックグランドを持つ研究者と共に試行錯誤を繰り返しながら、がん細胞の生存や増殖に関わるたんぱく質の働きを抑える化合物を創り出しています。
担当プロジェクトは、海外のアカデミアとタケダの海外拠点(サンディエゴ、ボストン)そして湘南研究所の4極による共同プロジェクトであり、グローバルに研究を進めています。国をまたいで関わるメンバーが多く、日常的にメールや電話で各拠点とのやりとりがあり、英語を使う機会が多いです。

 

真のグローバル製薬会社を目指し、事業に取り組む姿勢に魅力を感じました。

会社規模とグローバル視点、両面においてタケダは魅力的な企業でした。私が就職活動をしていた頃、タケダはまさにグローバルに規模を拡大しようとしており、海外の研究拠点を増やしていました。このような動きを見ていて、この会社しかないと感じました。入社後も、入社前に抱いていたイメージとのギャップを感じることなく、グローバルな環境で仕事をすることができています。


1つクリアするたび、1歩患者さんに近づける。それが、モチベーションです。

創薬過程においては、細胞や動物モデルでの抗がん作用の確認、安全性の確認など細かなチェックポイントがあります。そのチェックポイントを1つクリアするごとに1歩患者さんに近づいたという喜びを感じられ、新薬創出までの長い道のりを支えるモチベーションになっています。また、私は合成化学部門の研究者ですので自分のデザインした化合物が世界中の患者さんに届き、治療に貢献しうることがやりがいになっています。


グローバルな場で存在をアピールすること、
チームの士気を高めること。

ボストンで研究発表を行った際に、グローバルな場で存在をアピールすることの難しさを感じました。ただ英語を話すだけでなく、コミュニケーションの取り方の違いや文化的背景の違いを理解し、その上で自分を積極的にアピールし相手に伝えることが重要であると強く感じました。これらは日本で英語を学ぶだけでは得られないスキルだと思いますので、将来的には海外で仕事をする機会も得たいと考えています。
また、研究職は仮説と検証を繰り返し、「失敗」の多い仕事です。リーダーという立場として、失敗の連続の中でも患者さんに薬を届けるという目標を常に見据えながら、チーム全体の士気を高めることが重要な役割だと感じています。

MESSAGE

就職活動中は、自分や社会について勉強できる貴重な期間です。なかなか難しいこととは思いますが、普段どおりの自分で就活を楽しんでください。タケダは、グローバル規模で「人の命を救う」「QOLを向上させる」ということをゴールに見据えて働くことができる、幸せな職場だと思います。ぜひタケダの一員として一緒に働きましょう。