2005年入社 MR JPBU営業本部 横浜支店湘南営業所 第一チーム(左)
2009年入社 研究 医薬研究本部 基盤技術研究所(右)
(取材当時)
タケダでは、子育て世代の社員たちも数多く活躍しています。働くパパ・ママに対して、どのような制度やサポート体制、風土があるのか?子供を持つMRと研究者、2人の社員たちの対談を通してご紹介いたします。
研究:私は4歳と1歳、2人の子供がいますが、産休・育休前と変わらず研究職です。核酸医薬品などのデリバリーシステムの研究を行っています。同期や先輩にも、産休・育休を経て復職している人が多くいますが、元の業務に戻って今まで通り働いている方がほとんどですね。逆に、私の身近な社員で出産を機に退職された方は一人もいないんです。子供がいることが、業務上マイナスになるようなことはないですよね。
MR:そうですね。子供がいるから仕事を任せてもらえない、というようなことはないですよね。それに、ママになってみて気づいたことですが、実はMRって子育て中のママに合っている職業だなって。MRの場合、時間の縛りがなく毎日個人単位でスケジュールを組んで動いているので、子供の体調が悪い時や早く帰らなければいけない時も、自分のタスクを調整するだけで済むことがほとんどです。それに、主に訪問する医療機関は、もともとお子さんを持つ女性が数多く活躍している環境なので、働くママにすごく理解がありますね。子供が理由で時間の都合がつかないときなども、優しく受け入れてくださる方が多くてとても助かっています。
どちらも妥協することなく、ベストバランスをキープ。
研究:育児と業務、バランスとしてはすごく良い状態です。どちらもタスクが多すぎるとは感じていますが(笑)。毎日綿密なスケジュールで動いています。
でも、仕事で育児に手が回らない、育児でやりたい仕事ができないなどといったジレンマはないですね。どうですか?
MR:私も同じです。良いバランスを保てていますね。もちろん、仕事も育児もやろうと思えばいくらでもやることはあるから「もっと時間があれば」と思うこともありますが。スケジュールはうちも分刻みですよ(笑)。朝の起床時間から夜寝るまで、きっちりルーティンができています。MRは出勤の際に子供を車に乗せて保育園に送っていくことが許可されるようになって、朝の時間が効率よく使えるようになったので本当に助かっています。湘南研究所の「タケダキッズ」も便利ですよね?職場のなかに保育施設があるというのは何かと安心ですし。
研究:そうですね。「タケダキッズ」無しでは今の生活は考えられないくらい助かっています。朝8:00頃に子供達と一緒に出社して、17:30過ぎには一緒に退社していて、送り迎えの手間がないのは楽ですね。体調に変化があったときなども、場合によってはすぐに様子を見に行くこともできて安心ですし。子供がもっと小さいときには、昼休みに母乳をあげに行っていました。仕事を続けながらもミルクに頼らず、母乳だけで育てることができました。上の子は4歳ですが、タケダキッズに「行きたくない」と、ぐずったことは一度もありません。敷地も広いし、同じ年のお友達も15人くらいいて、毎日楽しそうに通っていますよ。
憧れの先輩たちのように海外へ。後輩に憧れられるような先輩へ。
研究:私は、いつか子供を連れて海外で勤務ができたらいいなって考えています。それが今の目標ですね。実際、お子さんのいる女性で海外の部署に異動される先輩も出てきているんですよ。周りに「こんな風になりたい」と思える、憧れの先輩女性がたくさんいます。
MR:それは素敵ですね。私も今のMRの仕事が好きなので続けていきたいと思っているのですが、後輩のみなさんに「ママになってもああいう働き方ができるんだ」「ああいう仕事の仕方はいいな」って思ってもらえるようなスタイルを確立できたらと思っています。後輩の評価って、本当にストレートなので(笑)。タケダ社員として女性として母として、日々手を抜かず活躍していきたいです。