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タケダのリーダーシップチームが、バーチャルで開催されたJ.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスで事業変革の継続を強調

全てバーチャル形式で開催された、第39回J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスは、これまでの年とは著しく異なるものとなりましたが、これまでどおり、製薬業界の多くの重要な課題について有意義な話し合いをする十分な機会となりました。今年は、新型コロナウイルス感染症の治療薬、オンコロジー(がん)の研究開発、バイオ医薬品業界の今後の展望などについて話し合われました。当社のリーダーシップチームがパネルディスカッションに参加し、また代表取締役社長CEOのクリストフ・ウェバーは、継続的な変革の進捗および成長を加速させるパイプライン戦略に関する最新情報を発表しました。

パイプライン戦略と財務面の強化

クリストフはプレゼンテーションにおいて、常に患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)に基づく研究開発型のバイオ医薬品企業として、創業240年を迎える2021年も、患者さん、ともに働く仲間、いのちを育む地球に、ポジティブな影響を与える革新的な医薬品を創出やビジネス課題の実現に全力で取り組むことを強調しました。その中で、世界中の患者さんの生活を豊かにする革新的な医薬品をサイエンスにより迅速に創出すること、当社のグローバルな従業員に素晴らしい経験をもたらすこと、地球を守る責任を果たすこと、そして、データやデジタルを活用し、最も信頼できるデータ主導のアウトカムに基づくバイオ医薬品企業となることを説明しました。

これらを実行することにより、2030年までに2019年度から50%成長し、5兆円(470憶ドル)の売上収益を達成するという目標を述べました。1その他にも、臨床段階にある約40の新規分子化合物(NME)から成る多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインの創出や、短期的に重要なマイルストーンを控える重要な化合物を世界レベルの研究開発エンジン、患者さんのアンメットニーズに応える革新的な新薬を創出し、力強い成長をもたらす可能性を秘めていることについても述べました。クリストフの全プレゼンテーションはこちらからご視聴ください。


2021
年のバイオ医薬品業界の展望

J.P.モルガン主催のパネルディスカッションで、USビジネスユニットおよびグローバル ポートフォリオ コマーシャリゼーション プレシデントであるラモナ・セケイラは、新型コロナウイルス感染症の影響への対応を継続しつつ、米国が新たな大統領政権を迎える2021年にバイオ医薬品業界が果たす役割について同業者と議論しました。その際、新型コロナウイルス感染症への効率的な対応を最大化するためだけでなく、患者さんが現在直面している急速に高騰する医療費の問題を解消するためにも、医療業界内および政府機関との継続的な連携が重要であることに言及しました。患者さんの医療アクセスとコストの問題をさらに解消するための共同事業やデータおよび解析への当社の取り組みについて強調し、新政権下においても「患者さんのコストと医療アクセスの問題に対する協議を継続すること、そして変化を起こして患者さんのコストを削減するために協力する必要がある」ことを付け加えました。

新型コロナウイルス感染症の治療薬開発での協働

プラズマ デライプド セラピーズ ビジネスユニット プレジデントであるジュリー・キムは、他の業界のリーダーと共にFiercePharmaに参加し、新型コロナウイルス感染症に対する新規治療薬開発の重要性について話し合いました。新型コロナウイルス感染症が、患者さんに及ぼす影響について知見を深めていく中で、さまざまな治療法やワクチンを提供することが必要不可欠であり、業界全体の協力体制がいかに重要であるかを強調しました。例えば、当社では世界をリードする他の血漿企業とパートナーシップを組んで、新型コロナウイルス感染症の患者さんに対する高免疫グロブリンの候補薬を開発しています。ジュリーは、新型コロナウイルスおよびそれ以降の創薬においては、このような業界間の協力関係が重要であり、今後も継続していくものと考えています。「様々な業界の企業が集まり、世界中の患者さんのために一つの目的に向けて協力すれば、非常に強力なものになり得ると思います。」


がんの研究開発におけるデータおよびイノベーション

リサーチ&デベロップメント プレジデント兼その他リサーチ&デベロップメントリーダーであるアンドリュー・プランプは、Endpoints Newsに参加し、過去10年間に製薬業界で最も急速に進歩した領域の1つである、オンコロジー治療の新規開発について意見を交わしました。業界全体で有効なワークストリームが統一されれば、患者さんにとってさらに良い結果をもたらすことができるとし、効率性とイノベーションの向上を呼びかけました。また、オンコロジー領域の研究開発において業界が一丸となり、臨床データの共有など、協働技術を用いることにより、より強固な解析および人工知能ツールの開発ができるようになり、患者さんのためのより優れた革新的な治療薬を生み出すことが可能となります。アンドリューが強調しているように、アンメットニーズに応える革新的な治療選択肢をもたらすことは、当社の重要な指針であり、オンコロジー領域における研究開発の取り組みの中心となっています。

J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスを通して一貫したテーマは、「業界のイノベーションと事業の変革」でした。「世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献する」という当社の目標に向けて揺るぎない努力を続け、患者さん、ともに働く仲間、そしていのちを育む地球にポジティブな影響を与えるような事業変革とイノベーションに、引き続き取り組んでまいります。


1 PTS(技術的成功確率)調整前ベースの増分を含みます(すなわち、当社が現時点では発生する可能性が低いと考えている技術的成功を含むベストケースのシナリオを示したものであり、予測や目標値と解釈されるべきではありません)。当社は、PTSベースで、2019年度から2030年度の売上収益の年平均成長率として1桁台前半を見込んでいます。U.S. Centers for Medicare & Medicaid Services(CMS)が2020年11月20日に発表したMost Favored Nation Model暫定最終規則により受けうる潜在的な影響は現在精査中であり考慮されていません。