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企業倫理 | 武田薬品

タブレットを見ながら会話している二人の同僚

企業倫理

企業倫理とコンプライアンス


タケダは、法令遵守の枠にとどまらず、倫理的な行動をする責務があると考えています。私たちの価値観であるタケダイズムを道しるべとしながら、「1. 患者さんに寄り添い(Patient)、2. 人々と信頼関係を築き(Trust)、3. 社会的評価を向上させ(Reputation)、4. 事業を発展させる(Business)」ことを日々の行動指針としています。この行動指針は、私たちがどうあるべきか、いかに行動すべきかを示しています。今日、そして未来にわたって誇りに思えるような決断をするために、私たちはこの行動指針をすべての判断基準にしています。さらに、タケダ・グローバル行動規準を複数の言語に翻訳し、ビジネスの拠り所となる原則としています。

倫理観の醸成やコンプライアンスを促進するため、チーフエシックス&コンプライアンスオフィサーおよびリスク・エシックス&コンプライアンス・コミッティー(RECC)を設置し、倫理およびコンプライアンス事案を全社的なアプローチで対応する体制を構築しています。すべてのグループ会社においてタケダ・グローバル行動規準および関連するグローバルポリシーに則ってエシックス&コンプライアンス・プログラムの実行と強化を推進しています。これらのポリシーはビジネス&サステナビリティ・コミッティー(BSC)により承認されたものです。

タケダでは、従業員やサードパーティーが、潜在的な不正行為(人権侵害を含む)について質問したり、懸念を表明したりできる安全な場を設けることで、高い水準の企業倫理を維持することを目指しています。タケダの従業員およびサードパーティーは、24時間、オンラインおよび電話で利用することができるタケダ・エシックスラインを含むいくつかのチャネルを利用して、このような行動をとることができます。タケダは、誠実に懸念を表明した従業員に対して、報復を行わないという方針をとっています。

詳しくは、タケダ・グローバル行動規準をご覧ください。

タケダ・エシックラインは、こちらのウェブサイトGo to https://secure.ethicspoint.com/domain/media/ja/gui/28267/index.htmlをご覧ください。

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贈収賄禁止


タケダは誠実に事業に取り組んでいます。グローバル贈収賄禁止ポリシーでは、タケダが自ら行うことを禁止している活動について、第三者を介して行うことも禁じています。また、当社にとってリスクをもたらす可能性を特定し対処するため、係る第三者の評価を行う必要があります。そこで当社では、贈収賄や腐敗の事例を評価する定期監査を実施し準拠するポリシーや手続きの管理文書と照らしあわせ、高リスクの取引をサンプリングし評価する監視プログラムを運用しています。遵守していないことが判明した場合、その根本的な原因を分析し、継続的に改善を図るための是正措置を講じています。

詳しくは、タケダのグローバル贈収賄禁止ポリシーをご覧ください。

事業全体で倫理を浸透


研究の最先端領域がヒトゲノム、遺伝子解析、幹細胞などの新分野に及ぶにつれて、さらなる倫理上の懸念が生じる可能性があります。このような変化に対応するために、倫理ガイドラインを継続的に見直しています。また、米国研究製薬工業協会(PhRMA)などの製薬業界団体や国際製薬団体連合会(IFPMA)のプログラムに積極的に参画することにより、研究開発における倫理とコンプライアンスに関して新たに出現しているトレンドの一歩先を行くよう取り組んでいます。

さらに、科学と医学における急速な技術革新に伴って新たな倫理的課題が生まれつつあることを踏まえ、タケダ・エシックス・アドバイザリー・カウンシル(TEAC)を設立しました。これは、社外から招いた著名な倫理に関する専門家や社内から選任したリーダーなど、多様な人材で構成されています。主として新たに生じた倫理的課題に関する分析と助言を行うことで、タケダがそのような課題に関して将来的な対応方針を固められるよう手助けします。