2026年度第1四半期業績を公表、近い将来予定されている製品上市に向けた準備およびパイプラインの進展は計画どおり進捗 | 武田薬品
2026年度第1四半期業績を公表、近い将来予定されている製品上市に向けた準備およびパイプラインの進展は計画どおり進捗
- 既存主力製品において堅調な需要が継続し、ガイダンスに沿った堅実な第1四半期業績を達成
- 事業の成長加速と中国でのORZEYFULTM(オベポレクストン)の初の承認をはじめとする後期開発パイプラインの価値最大化に向けた投資を計画どおり推進し、次世代の事業成長を強化
- 2026年度通期業績予想およびマネジメントガイダンスは変更なし
武田薬品工業株式会社(東証:4502/NYSE:TAK)は本日、2026年度第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の業績を公表しましたのでお知らせします。当四半期は、規律ある事業運営のもと、事業成長に向けた着実な進展を示しました。長期戦略を支える既存主力製品の堅調な実績のもと、新製品の上市準備を進めるとともに、研究開発パイプラインにおいても重要なマイルストンを達成しました。第1四半期を通じて事業運営は順調に推移しており、新たなオペレーティングモデルのもと、2026年度の戦略目標および財務目標の達成に向けて着実に前進しています。
2026年度第1四半期の主なハイライト
- 売上収益は、実勢レート(AER:actual exchange rates)ベースで対前年同期比+10.2%の増加となりました。恒常為替レート(CER:Constant Exchange Rate)ベースでは、VYVANSE®の独占販売期間満了のマイナス影響を既存主力製品の伸びが概ね相殺し、同△0.5%の減少となりました。
- Core営業利益は、トランスフォーメーション・プログラムによる節減効果を成長投資へ充当したことにより、AERベースで同+11.5%の増加、CERベースで同△0.5%の減少となりました。
- 財務ベースの営業利益は、AERベースで同+9.1%の増加となりました。
- Core EPSは、AERベースで同+1.5%、CERベースで同△11.8%となりました。財務ベースのEPSは同△9.8%となりました。
- 調整後フリー・キャッシュ・フローは686億円となりました。
- 主要な後期開発パイプライン(ORZEYFUL、rusfertide、ザソシチニブ)の上市準備は計画どおり進捗し、ORZEYFULは中国にて最初の承認を取得しました。
- 2026年度通期見通しに変更はありません。
- 2026年12月11日に東京にてCAPITAL MARKETS DAYの開催を予定しています。
当社代表取締役社長CEO ジュリー・キムは次のように述べています。
「当四半期の堅調な業績は、2026年度の良いスタートを示すものであり、通期目標の達成に向けて着実に前進しています。
「当四半期の成果は、財務規律への揺るぎないコミットメントと、全社的なトランスフォーメーションを着実に実行した結果の表れです。この継続的なプログラムによって創出された効率化の効果は、当社の2段階の成長戦略におけるHorizon1を支えています。具体的には、当社のHorizon1の最優先事項であるブロックバスターとなる可能性を有する3製品の上市成功、後期開発パイプラインの推進、既存主力製品の持続的な安定性の確保、そしてトランスフォーメーション・プログラムを通じた新たな組織能力の創出とさらなる効率化の実現です。今後の成長戦略であるHorizonの詳細については、本年12月のCAPITAL MARKETS DAYにてご説明させていただく予定です。」
当社チーフ フィナンシャル オフィサー 古田 未来乃は次のように述べています。
「2026年度第1四半期は、通期マネジメントガイダンスに沿って順調に推移しており、堅調な既存主力製品が伸長したことにより、成熟製品ポートフォリオの減少を概ね相殺しました。またトランスフォーメーション・プログラムによる営業経費の節減効果は、将来の成長機会へ戦略的に再投資しています。こうした状況を踏まえ、通期の業績予想およびガイダンスに変更はありません。」
財務ハイライト
2026年度第1四半期業績(2026年4月~6月)
(億円、EPSを除く)
| 科目 | 2026年度 第1四半期 | 2025年度 第1四半期 | 対前年同期(AER) |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 12,199 | 11,067 | +10.2% |
| 営業利益 | 2,014 | 1,846 | +9.1% |
| 利益率 | 16.5% | 16.7% | △0.2pp |
| 当期利益 | 1,132 | 1,242 | △8.9% |
| EPS(円) | 72 | 79 | △9.8% |
| 営業キャッシュ・フロー | 1,276 | 2,154 | △40.8% |
| 調整後フリー・キャッシュ・フロー(IFRSに非準拠) | 686 | 1,901 | △63.9% |
Coreベース(IFRSに非準拠) (億円、EPSを除く)
| 科目 | 2026年度 第1四半期 | 2025年度 第1四半期 | 対前年同期(AER) | 対前年同期(CER) |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 12,199 | 11,067 | +10.2% | △0.5% |
| 営業利益 | 3,589 | 3,218 | +11.5% | △0.5% |
| 利益率 | 29.4% | 29.1% | +0.3pp | ― |
| 当期利益 | 2,429 | 2,370 | +2.5% | △10.9% |
| EPS(円) | 154 | 151 | +1.5% | △11.8% |
2026年度通期業績予想およびマネジメントガイダンス
2026年5月13日に公表した2026年度の業績予想およびマネジメントガイダンスから変更はありません。
(億円、EPSを除く)
| 科目 | 2026年度 業績予想 | 2026年度 マネジメントガイダンス Core増減率(CERベース)(IFRSに非準拠) |
|---|---|---|
| 売上収益 | 46,400 | - |
| Core売上収益(IFRSに非準拠) | 46,400 | 一桁台前半%の減少 |
| 営業利益 | 4,200 | - |
| Core営業利益(IFRSに非準拠) | 11,600 | 5%~8%の減少 |
| 当期利益 | 1,660 | - |
| EPS(円) | 104 | - |
| Core EPS(円)(IFRSに非準拠) | 472 | 10%台半ばの減少 |
| 調整後フリー・キャッシュ・フロー(IFRSに非準拠) | 6,500-7,500 | - |
| 1株当たり年間配当金(円) | 204 | - |
パイプラインの進展が将来の成長に向けた基盤を構築
当社の次世代の成長を牽引する原動力は、今後1年間で米国およびその他の主要地域での承認取得が見込まれる有望な3つの後期開発パイプラインです。この期間は戦略的投資と上市の実現において極めて重要な時期となりますが、当社は今後12~24ヵ月にわたり具体的な成果を着実に実現できる体制を整えています。上市における実績を今日から積み重ねることで、当社の持続的かつ長期的な成長を支える基盤を確立し、世界中の患者さんに有意義な価値を提供してまいります。
ORZEYFUL
- ナルコレプシータイプ1(NT1)の原因となっているオレキシン欠乏に対処するよう設計された、初めての作用機序を有するオレキシン受容体作動薬です。
- オベポレクストンはこのたび中国でORZEYFULとして初めて承認を取得しました。
- 現在、米国および日本で承認審査中です。
- 予定されている米国、日本、および中国での2026年下期の上市に向けた準備は順調に進捗しています。
SLEEP 2026において、NT1患者さんの日常生活機能、認知機能および夜間睡眠の改善を示したORZEYFULの第3相臨床試験結果を発表しました。
rusfertide
- 血液がんの一種である成人の真性多血症(PV)に対するファースト・イン・クラスのヘプシジンミメティックス(類似薬)候補です。
- 第3相臨床試験では、PV患者さんにおいてヘマトクリット値コントロールの改善に加え、瀉血の必要性が減少しました。
米国FDAより優先審査指定を受けており、当社は予定される2026年下期の米国上市に向けて準備を進めています。
ザソシチニブ
資本配分および株主還元
当社は、成長を牽引する新製品の上市や研究開発イノベーションへの投資を優先し、持続的な成長を通じて累進配当方針のもとで株主還元を実現することを目指す、規律ある資本配分方針を維持しています。2026年度の1株当たり年間配当金予想は204円です。
2026年度第1四半期業績に関する追加情報
当社は、2026年7月30日(木)19:00(日本時間)/6:00(米国東部時間)より、投資家およびアナリスト向けカンファレンスコールを開催し、2026年度第1四半期決算について説明します。
カンファレンスコールのライブ配信および説明資料は、当社ウェブサイトのIRセクション(www.takeda.com/jp/investors) にてご覧いただけます。説明資料には、当社の2026年度第1四半期業績、事業の進捗、パイプラインの最新情報などに加え、IFRSに非準拠の指標の定義等の詳細が含まれます。
ORZEYFULは、中国においてオベポレクストンに対して承認された販売名です。ORZEYFULの表記は、一貫性を保つことのみを目的としたものであり、本剤が規制当局による審査中である国または地域において、販売承認または販売名の承認が得られたことを示すものではありません。武田薬品について
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。詳細についてはhttps://www.takeda.comをご覧ください。
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クリストファー・オライリー
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本注意事項において、「ニュースリリース」とは、本ニュースリリースに関して武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類並びに一切の口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国 1933 年証券法の登録又は登録免除の要件に基づいて行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本ニュースリリースは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性があります。武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品及びその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、us及びour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。本ニュースリリースに記載されている製品名は、武田薬品又は各所有者の商標又は登録商標です。
将来に関する見通し情報
本ニュースリリース及び本ニュースリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む武田薬品の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」、「かもしれない(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」、「予測する(forecasts)」、「見通し(outlook)」などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではありません。これら将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する前提に基づいており、実際の結果は、将来見通し情報において明示又は暗示された将来の結果とは大きく異なる可能性があります。その重要な要因には、日本及び米国の一般的な経済条件を含む武田薬品のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、関連法規の変更、臨床的成功及び規制当局による判断とその時期の不確実性を含む新製品開発に内在する困難、新製品及び既存製品の商業的成功の不確実性、製造における困難又は遅延、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念、新規コロナウイルス・パンデミックのような健康危機、温室効果ガス排出量の削減又はその他環境目標の達成を可能にする武田薬品の環境・サステナビリティに対する取り組みの成功、人工知能(AI)を含むデジタル技術の統合をはじめとする、業務効率化、生産性向上又はコスト削減に向けた武田薬品の取り組みや、その他の事業再編に向けた取り組みが、期待されるベネフィットに寄与する程度、武田薬品のウェブサイト(https://www.takeda.com/jp/investors/sec-filings/)又はwww.sec.govにおいて閲覧可能な米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書並びに武田薬品の他の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を除き、本ニュースリリースに含まれる、又は武田薬品が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本ニュースリリースにおける武田薬品の経営結果及び情報は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証又は見積もりではありません。
財務情報及び国際会計基準に準拠しない財務指標
武田薬品の財務諸表は、国際会計基準(以下、「IFRS」)に基づいて作成されております。
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医療情報
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