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国内の主要製造拠点において、100%再生可能エネルギーの電力を購入

2021年6月4日

- タケダグループの日本の主要製造拠点である大阪工場、光工場および成田工場において、購入するすべての電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替え
- 大阪工場、光工場、成田工場の3拠点で、年間で排出する温室効果ガスのうち約4万トンを削減
- 6月5日の「世界環境デー」にあわせて、各製造拠点にて環境負荷の低減に向けた関連イベントを実施

武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「当社」)は、2021年5月から、日本の主要製造拠点である当社の大阪工場と山口県光市の光工場、および当社子会社の日本製薬株式会社(以下「日本製薬」)の千葉県成田市にある成田工場、計3拠点で購入するすべての電力について、100%再生エネルギー由来への切り替えを達成しましたのでお知らせします。

これは、当社が掲げた環境サステナビリティへの取り組みおよびカーボンニュートラルへの重要なコミットメントの一環であり、2025年度までにタケダの事業活動からの温室効果ガス排出量を2016年度比で40%削減し、2040年度までにタケダの事業活動に起因するすべての温室効果ガス排出量を、カーボンオフセットなしでゼロにするという目標に寄与するものです。

購入する電力を100%再生エネルギー由来に切り替えることにより、3拠点あわせて年間約4万トン、1本の杉の木が1年間に吸収するCO2の約280万本分以上に相当する温室効果ガス排出量削減を見込みます。これまでも3拠点では、運用効率がよい省エネルギー型の設備への切り替え、太陽光パネルの設置など、環境負荷の低減に向けて積極的に取り組んでまいりました。

武田薬品の国内製造を統括するグローバルマニュファクチャリング&サプライ部門のジャパンヘッドのグレッグ・ティモンズ(Greg Timmons)は、「このたび、大阪府大阪市、山口県光市、千葉県成田市にある国内の主要製造拠点において、購入する電力を100%再生可能エネルギー由来へと切り替えました。これにより、二酸化炭素削減目標の達成に向けて大きく前進することができました。かねてから進めているサプライチェーンでの二酸化炭素削減の取り組みとあわせて、当社の存在意義を果たすためのサステナビリティ(purpose-led sustainability)戦略をさらに推し進めます。患者さんをはじめ、当社に関わるすべてのステークホルダーの皆様に向けてお約束するとともに、その決意を取引先の皆様や製造拠点の関係者に改めて示したいと思います」と述べています。

当社では、先般公表したとおり、2019年度にバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを達成しています。今後も、環境と患者さんを守ることはタケダの責務であるという考えのもと、引き続きすべての事業拠点およびサプライチェーン全体において環境負荷を軽減すべく継続的に活動してまいります。

加えて、6月5日の「世界環境デー」にあわせて、大阪工場および光工場にて、環境負荷の低減をテーマに様々なイベントを実施します。

大阪工場では食品ロスを最小限に抑えるために、災害支援用の食品在庫(約1,400食分のミールキットと約1,400個のスナック)をNPO法人フードバンク関西に寄付しました。

光工場では、環境低負荷型の車両を利用することで環境配慮意識の向上を図ることを目的に、従業員から希望者を募り、6月の約1カ月間にわたり、トヨタのエコカー計6台(通勤用のトヨタC+podを1台、工場内移動用のトヨタ車体コムス5台)の乗車体験イベントを実施します。また、地域社会貢献の一環として、環境をテーマに地元の中学校にて従業員による出張授業を行うほか、環境市民団体のひかりエコメイトへの寄付を通じて、環境保全活動を支援します。

<カーボンニュートラルへの取り組みについて>
当社は事業およびバリュー チェーン全体で、気候変動の主な原因である温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。2020年1月にカーボンニュートラルに関する戦略を公表し、2040年度までにタケダの事業活動に起因するすべての温室効果ガス排出量をカーボンオフセットなしでゼロにする(スコープ1および2)という長期目標を掲げるとともに、サプライヤーと協力して、温室効果ガス排出量を50%削減する(スコープ3)ことを目指しています。タケダのカーボンフットプリントに関する詳細はこちらをご覧ください。

<サプライヤーとの協力体制について>
温室効果ガス排出量の多くはスコープ3(バリューチェーンの排出量)であり、事業を行う上で私たちが直接管理できないものです。しかし、カーボンニュートラルへの取り組みはバリューチェーン全体に及んでおり、パートナーやサプライヤーと協働することで、間接的な排出量を可能な限り削減することができます。配送ネットワークの統合、積載効率向上などのサプライチェーンにおける改善により、国内の輸送・保管の分野でも温室効果ガス削減に寄与する成果が得られました。また、毎年スコープ3の排出量を報告し、温室効果ガス排出削減プロジェクトへの参画を、原材料資材含むすべての主要サプライヤーに促します。その他、持続可能性を高める取り組みに関しては、サステナビリティレポートをご参照ください。

<大阪府の大阪工場について>
大阪工場は1915年(大正4年)に創設されました。100年を超える歴史の中で培った技術と品質を継承しながら、より多くの患者さんに安定的に高品質な製品をお届けするために、高度な無菌環境を整えた製造設備など、先進的な取り組みを続けています。現在では、注射剤の工場として、タケダのグローバル生産体制の一翼を担い、世界各国に製品を送り出しています。
詳しくはこちらをご参照ください。

<山口県の光工場について>
光工場は、山口県の東南、瀬戸内海に面する光市に、1946年(昭和21年)に開設されました。以来、変化する医療と患者さんのニーズに合わせて、継続的改善を重ねながら高度な生産体制を築き、多種多様な医薬品の製造を行ってきた光工場は、タケダの最新の技術と知識が集積された拠点となりました。現在では、低分子(原薬及び製剤)、高活性、無菌・プレフィルドシリンジ(PFS)、ワクチン製品の技術を中核としたグローバル製造拠点です。また、4月に発表したとおり、国際製薬技術協会(International Society for Pharmaceutical Engineering:ISPE)による2021年の年間優秀施設賞(Facility Of the Year Awards:FOYA)にて、自動ラインクリアランスシステムを備えた固形製剤包装施設が、製造プロセスの自動化やイノベーションなどを評価する「Process Intelligence and Innovation」アワードを受賞しています。光工場に関して詳しくはこちらをご参照ください。

<日本製薬の成田工場について>
成田工場は、日本製薬が日本赤十字社から、献血にご協力頂いている方々の貴重な血液の血漿成分の供給を受け、「血漿分画製剤」という医薬品を一貫して製造する工場です。 「血漿分画製剤」は、「医薬品医療機器等法」で特定生物由来製品に分類されています。そのため、製造設備、製造管理および品質管理については、通常の医薬品を製造する工場より厳しく規制されています。 また、「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」により、「血漿分画製剤」の安全性の向上、安定供給の確保等が求められています。成田工場の詳しい情報は日本製薬のホームページでご覧いただけます。

<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。

<医療情報>
本ニュースリリースには、製品についての情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売されているものではありません。また、国によって異なる商標、効能、用量等で販売されている場合もあります。ここに記載されている情報は、開発品を含むいかなる医療用医薬品の効能を勧誘、宣伝又は広告するものではありません。

以上

 

杉の木換算(年間吸収量):平均14kg/本(「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」環境庁/林野庁)