タケダ次期CEOジュリー・キムってどんな人? | 武田薬品
タケダ次期CEO
ジュリー・キムってどんな人?
ジュリーは、30年以上にわたるグローバル ヘルスケア領域の経験を有しており、イノベーション推進、患者さんの生活を変え得る医薬品へのアクセス拡大、そして患者さんと地域社会に対する意義あるインパクト創出の実現に従事してきました。2019年よりタケダ・エグゼクティブチームの一員として、インクルージョン(包摂性)、謙虚さ、そして成長志向を大切にしながら、多様な視点を結集して複雑な課題解決をリードしてきました。次期CEOとして、ジュリーはタケダが築いてきた強固な基盤を基に、新たな成長と加速の時代を切り拓いていきます。
幅広い市場や疾患領域における確固たる実績
直近では、当社売上の約50%を占める米国事業部門(USBU)を率い、
USBUを率いる前は、血漿分画製剤事業を率いており、組織の再構築を実施し、継続的な成長を実現するとともに、タケダのグローバル血漿ネットワークを近代化・拡大しました。ジュリーのリーダーシップのもと、タケダはAIを活用したオペレーションを加速し、当初計画よりも早く血漿供給量を増加させるなど、血漿分画製剤のイノベーションにおける業界リーダーの立場を確固たるものにしました。
グローバルな経験と業界におけるリーダーシップの経験
ジュリーのキャリアは、米国、欧州、アジアにおいて勤務してきた豊富なグローバル経験に支えられています。40を超える市場で現地のチームと協働し、約80カ国において戦略を統括してきました。Baxter社ではバイオ医薬品領域のグローバル・フランチャイズ・ヘッドを務めたほか、英国・アイルランドのゼネラルマネジャー、Shire社ではInternational Value Demonstration & Accessの責任者を担うなど、多様な役職を歴任し、文化、医療制度、市場ダイナミクスへの理解を一層深めてきました。
国際的な視野を持ち、協働型のリーダーシップを有するジュリーは、業界においても厚く信頼される存在となっています。米国市場の重要性、そして米国の政策がグローバル市場へ影響を及ぼすことを踏まえ、米国研究製薬工業協会(PhRMA)のボードメンバーとしても積極的に活動しています。PhRMAの国際委員会 委員長として、医療イノベーションを守り、世界中の患者さんの医療アクセスを強化する政策の推進に貢献しています。
数十年にわたる豊富なリーダーシップ
患者さんと地域社会へのコミットメント
ジュリーのリーダーシップの軸にあるのは、患者さん、地域社会、そしてより広いヘルスケア・エコシステムに対する奉仕の精神です。COVID-19パンデミックの際には、CoVIg-19 Plasma Allianceを共同設立し、競合他社、パートナーに加え規制当局をも巻き込み、かつて見たことのない協働を実現しました。
また、米国各地で地域に根ざした健康増進活動を推進し、コミュニティ・ヘルス・ワーカープログラムの拡充に取り組むとともに、地域レベルで健康格差の解消に取り組むために各種団体と連携してきました。マサチューセッツ州では、マサチューセッツ ライフ サイエンス センターとの協働により、Massachusetts Next Generation(MassNextGen)プログラムを通じて、マサチューセッツ州のライフサイエンス・エコシステム強化、イノベーション推進に加え、様々なアーリーステージ起業家の成功支援における重要な役割を果たしてきました。さらに、マサチューセッツ州知事から2度にわたり、経済開発推進とイノベーション・エコシステムの強化を担う評議会のメンバーに任命されています。
心・ビジョンそして価値観を兼ね備えたリーダー
ジュリーのリーダーシップは、「患者さん、ともに働く仲間、地域社会といった『人』こそが、あらゆる意思決定の中心にある」という信念に基づいています。奉仕の精神、誠実さ、そして思いやりを体現する医師の両親のもとで育ったジュリーは、幼いころから心を込めて耳を傾ける力と、謙虚な姿勢で人を導いていく大切さを学びました。
ジュリーは厳密さと共感を併せ持ち、組織が複雑な状況下でも揺るぎない姿勢を崩さず実務を行えるよう導きながら、あらゆる医薬品をお届けする――その先にある患者さんたちの実生活を決して見失うことはありません。高い成果を上げるチームを更なる高みへと導くだけでなく、人々が成長し、貢献し、革新できる環境づくりに長けていることでも知られています。高い目標を設定し、責任感、インクルージョン(包摂性)に加え、目的意識のバランスを取りながら、ともに働く仲間が目標を達成できるよう後押しします。このような彼女の資質こそが、信頼を生み出し、持続的で長期的な成功を可能にします。
ジュリーに関するFAQs
ジュリーは、2026年6月24日に開催予定の定時株主総会において、新任取締役候補者として提案されます。承認された場合、取締役会は、定時株主総会終了後、直ちにジュリーを代表取締役 社長CEOに任命する予定です。
ジュリーが特に楽しみにしている3つのことがあります。
- 245年にわたりタケダを形づくってきた伝統と価値観に根ざし続けること。これは今後も変わりません。
- 目の前にある成長機会に向けて変革を進めること。タケダは、1型ナルコレプシー、真性多血症、乾癬において標準治療を変え得る複数の新製品の上市に向けた準備を進めており、強固な後期開発パイプラインを前進させ、先端技術やAIを取り入れながら働き方そのものについても変革していきます。
- 全世界のタケダで働く素晴らしい従業員に投資していくこと。ともに働く仲間は私たちの価値観を体現し、患者さんを中心とする考え方を実践し、信頼を築き、タケダの評判を高め、事業を持続的に成長させています。
- 今後12か月で3つの新製品(oveporexton, rusfertide and zasocitinib)の上市を行い、タケダの次世代成長ドライバーとして確固たる製品とすること。
- 2つの大変期待できるオンコロジー・プログラムを含む後期開発パイプライン5つをはじめとする、タケダのパイプライン全体の推進を継続すること。
- 厳しい市場環境の中でも、エンタイビオ®(ベドリズマブ)などの既存主力製品のレジリエンス(強靭性)と競争力を確保すること。
- 新たな能力を獲得し効率性を高めるために組織とプロセスを変革し、成長投資に振り向けるための資源を捻出すること。
ジュリーは最近、International Women’s Day(国際女性デー)に関するLinkedInの投稿にてこのテーマについて触れています。こちらからご覧ください。
ジュリーは、ボストンと東京の両方を行き来しながら勤務します。
ジュリーは韓国・ソウルで生まれ、幼少期に米国へ移住しました。米国オハイオ州クリーブランドで育ちました。
ジュリーには、夫、2人の子ども、犬1匹、猫1匹がいます。
料理、読書、ダンス、ピラティス、ボクシング、ハイキング、語学学習、新しい場所を訪れること、スパに行くこと、韓国ドラマ鑑賞、などです(順不同)。
- スティーブ・ジョブズ
「競合他社を見て『自分たちはもっとうまくやろう』と考えるのではなく、競合他社を見て『自分たちは違うやり方でやる』と考えなければなりません」 - ルース・ベイダー・ギンズバーグ
「大切なもののために戦いなさい。ただし、他の人も一緒に戦いたくなるような方法で」 - ジョージ・バーナード・ショー
「ある人は物事を見て『なぜだ』と問う。別の人はまだ存在しないものを夢見て『なぜできないのか』と問う」
(いずれも当社参考訳)