Takeda

グローバルCSRプログラム2025:International Medical Corps | 武田薬品

ジュジュルハ幼児が開発センターでの栄養価の高い温かい昼食を食べる

ケニアとソマリアにおいて、気候変動に対応した医薬品供給体制を整備し、無駄を削減するとともに、医療へのアクセスを向上

気候変動に適応した革新的なサプライチェーンの構築により、医薬品アクセスを改善し、560万人の人々を対象に医療ケアを向上させることで健康の増進に寄与

International Medical Corpsのロゴ

プログラムの概要


パートナー: International Medical Corps (IMC)

予算: 9億600万円

対象期間: 4年

立ち上げ: 2025年

対象地域: ケニア、ソマリア

詳しくは、IMCのウェブサイト(英語)Go to https://internationalmedicalcorps.org/をご覧ください。

ケニアやソマリアの医薬品サプライチェーンでは、「ラストマイル」、つまり医療従事者や患者さんの手元に届ける部分が最も難しいとされています。遠隔地域には医薬品や医療器具がうまく届かないことも多く、そのために何百万人もの人々がタイムリーに治療を受けられない結果を招いてしまっています。このラストマイルの問題は公衆衛生上のデータにも影響を及ぼします。気候変動に伴い医療ニーズが変化する現代において、この問題は特に重要です。その結果、医薬品や医療器具に費やされる資金の約70%が無駄になるだけでなく、避けられたはずの死亡例が生じ、保健当局も問題の改善に必要なデータを正しく入手できない状態にあります。

ケニアでは、妊婦および子どもの死亡率が高く、非感染症も増加傾向にあり、コレラや結核、ポリオの流行も頻繁に発生しています。ソマリアでも、紛争が長引き、多くの人々が住む場所を追われ、保健システムへの資金も慢性的に不足していることから、妊婦および子どもの死亡率は世界最高レベルに高く、感染症の流行も頻繁に発生し、栄養不良の割合も高い状態にあります。さらに気候変動により、干ばつや洪水、熱波の頻度および深刻度が高まっていることで、医療はさらにアクセスしづらいものとなり、疾患や食糧の問題にも拍車をかける結果を招いています。

IMCの医薬品情報管理システム(PIMS)は、医薬品および医療器具の患者さんへの到達を99.8%の正確性をもって追跡することで、これらの課題に直接的に対応していきます。ラストマイルの溝を埋め、さらにAI分析も採用することで、気候変動が加速する中でも、公衆衛生を取り巻く変化について最新の情報を提供し、保健システムのレジリエンス(逆境に適応していく能力)を強化します。

このプログラムでは、必要な患者さんのもとに適切な医薬品と医療器具が届くようにすることで、無駄を減らし、人々の命を救うことを目指します。今後ケニアでは1,000の医療施設に、ソマリアでは200の医療施設にPIMSを導入し、560万人の人々の健康に貢献する予定です。PIMSの導入により、データの正確性を高め、リソース配分を最適化し、感染症の流行や気候変動によるショックに迅速に対応できる体制を整え、保健システムの強化を図ります。タケダは、こうしたデジタルイノベーションの支援を通じて、ケニアおよびソマリアにおける、レジリエンスが高く気候変動に適応可能な保健システムの構築に貢献し、現在そして未来の何百万人もの人々の命と健康を守っていきます。

医療施設の倉庫で、デジタルシステムを使って医薬品を管理・追跡するスタッフ。
医療施設で、医薬品や医療データをデジタルツールで管理する医療従事者。

写真提供者:International Medical Corps

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