Design for Patients

    

抗がん剤である多発性骨髄腫治療薬のマーケティングを担当しています。直近で担当した製品では、パッケージにこだわりました。

服用方法は、4週を1サイクルとして、週に1回1カプセルを3週連続で服用し、1週休む。パッケージを工夫したのは、誤飲や飲み忘れを防ぎ、正しく安全に服用していただきたいからです。

表面には服用予定日を記入できる欄を設けました。また薬を取り出す際は、薬が落ちないよう、受け皿となる設計にしました。指先にしびれのある患者さんにも配慮し、操作しやすいデザインです。

患者さんが扱いやすいか、持ち運びに影響はないか、病院の薬剤棚に入るかなど、都度リサーチを重ねました。課題が見つかったら社内の様々な部門と連携し、ミリ単位にこだわりながら、一つひとつ改善を重ねていきました。

世界規模の包装コンテストであるワールドスターアワードをはじめとしたデザイン賞を複数受賞しました。常に患者さんを中心に考える。そんなタケダの価値観が、パッケージデザインにも現れたのかもしれません。
   

    
馬目 亜紀子  

医療用医薬品MRを経てオンコロジー(がん)マーケティング担当。「薬に込められたメッセージを医療関係者・患者さんにいかに届けるかを常に考えています」