血漿分画製剤は非常に重要な医薬品で、世界中で希少疾患や慢性疾患に苦しむ何千もの患者さんの生命を日々、助けています。
ここ15年間にわたり、血漿分画製剤、特に免疫グロブリン製剤に対する需要は世界中で劇的に増加し、血漿分画製剤を必要とする患者さんが増えています。
タケダは 世界中の患者さんにより良い治療を提供するために 、世界で高く評価される持続可能な血漿分画製剤ビジネスを構築することに投資を続けています。
血漿分画製剤ビジネスに携わってきた歴史と経験、さらには事業規模や専門知識、能力により、タケダは世界中の患者さんのために血漿分画製剤の潜在的な可能性を引き出すことができる特異的な立場にいます。
タケダの子会社であるバイオライフ社は、世界的な血漿収集ネットワークを持ち、高品質な血漿収集において業界をけん引しています。
米国と欧州に140以上の血漿収集センターを保有し、そのネットワークは献血における世界水準の安全性と質の高い施設として高く評価されています。
タケダは、商業規模での血漿分画製剤の製造においても世界をリードしています。
グローバル製造ネットワークにおいて8つの製造拠点が戦略的に配置され、世界中に製剤を提供しています。
科学の進歩により血漿による治療の価値が明らかになってきましたが、血漿には、新たな疾患治療の可能性がいまだに大きく残されています。
私たちは、希少疾患や慢性疾患の専門知識と研究開発能力を組み合わせ、現在の治療を改善していくために、さらに確認的な研究開発を推進することで患者さんに貢献できるよう、今後も取り組んでいきます。