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イノベーターズ・イン・サイエンス賞で若き研究者を応援 | 武田薬品

記念撮影をしている人々のグループ

イノベーターズ・イン・サイエンス賞で若き研究者を応援

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2026年7月1日

タケダは、本記事で紹介しているイノベーター・アワード・プログラムに参加または関与する可能性のある一部の機関、企業、研究者(またはその従業員・関係者)と、提携関係、商業上の取引、その他の関係を有している場合があります。しかし、Natureと協力して実施している本イノベーター・アワード・プログラムに対するタケダのスポンサーとしての関与は、こうした既存の関係とは独立しており、個別の機関、企業、研究者との関係性を前提としたものではありません。なお、このプログラムにおける審査および受賞者の選定はタケダから独立して行われており、タケダはそのプロセスや結果に対して、指示、管理または影響を及ぼすことはありません。


ブレークスルーがたったひとつの大胆な発想や、それを追求しようという勇気から始まるというのは、科学の世界では往々にしてあるものです。そんな大胆な発想を迷いなく追及しようとする若き研究者を、私たちは「Innovators in Science AwardGo to https://www.nature.com/immersive/innovatorsinscience/index.html」プログラムを通じて支援しています。このプログラムは、新しい科学の発見に挑戦し、人々の暮らしを豊かにする可能性を秘めたイノベーションの種を育てていけるように設計されています。

2016年の創設以来、このプログラムを通じて極めて優れた研究者を認定し、計200万ドルの使途制限のない賞金を授与してきました。このプログラムが今年、新たな章に入り、消化器・炎症性疾患、神経精神疾患、オンコロジーというタケダの重点疾患領域で研究を行うキャリア初期の研究者に焦点を当てる形で再構築されました。

私たちは科学誌Natureと協力し、このプログラムの影響力をさらに拡大させています。受賞者および最終候補者は、全体で受賞賞金40万ドルを獲得できるほか、12カ月のキャリア開発プログラムに参加することができます。このプログラムはNature Masterclassesを基盤としたもので、キャリア初期の研究者が立ち向かう具体的な課題に合わせてメンターシップトレーニングが提供されます。

リサーチ&デベロップメント プレジデントであるアンドリュー・プランプは、キャリア初期の研究者の歩みをサポートするには、金銭的な評価に留まらない支援が必要との考えを示します。「私たちは、有望な研究者が自ら見つけた光に向かって自信を持って踏み出していけるようリソースを提供することで、科学とイノベーションのグローバルなエコシステムを支援していきたいと考えています。このアワードを受賞することは、既存の枠にとらわれない発想やビジネス感覚の育成、そして科学的発見や成果をより魅力的に発信する機会を提供するグループの一員になることを意味します」

今回はこのアワードに、47カ国230機関から315件の応募がありました。この応募数は過去最多であり、このアワードの認知度が世界的に高まりつつあることが分かります。また、応募者における女性の人数が初めて男性を上回りました。こうした大きな変化の背景にあるのが、応募資格の拡大です。具体的には、応募対象を世界中の機関に広げ、パートタイムや有期雇用の研究者も対象とし、自己推薦も可能としました。最終候補者はNatureが招集した審査員Go to https://www.nature.com/immersive/innovatorsinscience/judging-panels/index.htmlによる独立した選考を経て2026年1月に発表され、分野別の受賞者は2月に、グランプリ受賞者は4月9日に米国マサチューセッツ州ボストンで開催された授賞式にて発表されました。

「私たちは、有望な研究者が自ら見つけた光に向かって自信を持って踏み出していけるようリソースを提供することで、科学とイノベーションのグローバルなエコシステムを支援していきたいと考えています。このアワードを受賞することは、既存の枠にとらわれない発想やビジネス感覚の育成、そして科学的発見や成果をより魅力的に発信する機会を提供するグループの一員になることを意味します」

アンドリュー・プランプ、リサーチ&デベロップメント プレジデント

影響力を発揮し続けている過去の受賞者


イレイン・Y・シャオ博士の写真

イレイン・Y・シャオ博士(2022年消化器病学 アーリーキャリアサイエンティスト賞受賞)

2022年に消化器系病学部門でこのアワードを受賞したイレイン・Y・シャオ博士は、腸内微生物叢が脳の健康における重要な要素であることを明らかにする研究に貢献してきました。現在は、ロサンゼルスにあるカリフォルニア大学の研究室で、神経障害に影響する微生物シグナルのマッピングに取り組んでいます。

「このアワードを受賞したことは、私の取り組みへのとても大きな裏付けになりました」と、シャオ博士は言います。「特に私は、脳に関係する微生物叢研究という新しい分野に取り組んでいたので、その歩みを進めてよいのだという自信をもらえました」

エルハム・アジジ博士写真

エルハム・アジジ博士(2024年腫瘍免疫学 アーリーキャリアサイエンティスト賞受賞)

エルハム・アジジ博士は、2024年に腫瘍免疫学部門でこのアワードを受賞しました。現在は、ニューヨークにあるコロンビア大学で、AIを活用した腫瘍内微小環境における免疫細胞の相互作用の予測に取り組んでいます。アジジ博士のチームでは、新しい生成モデルと拡散アルゴリズムを使用して、免疫療法の反応性を計算から予測しようとしているほか、がんの転移および再発の可能性予測の可否も研究しています。

「このアワードの受賞は、チームに勇気をくれました。一度は手が届かないと思われた課題に挑戦する原動力となりました」と、アジジ博士は話します。

シュルティ・ナイク博士写真

シュルティ・ナイク博士(2019年再生医療 アーリーキャリアサイエンティスト賞受賞)

2019年に再生医療部門でこのアワードを受賞したシュルティ・ナイク博士は、炎症において非免疫細胞がどのように積極的に関与しているのか、そして炎症性腸疾患(IBD)や乾癬といった慢性疾患の再発に関与する可能性のある分子変化をどのように保持しているかを解明する研究に取り組んでいます。現在は、ニューヨークのマウントサイナイ医科大学で組織修復プログラムを率い、自身の研究室で、炎症の記憶を保持する組織をどのように再プログラムすることで長期的な健康へとつながるかを研究しています。

「(このアワードにより)世界的な認知度を高めることができました。キャリア初期の研究者にとってこうした認知度は非常に重要ですし、資金を確保することもできました」と、ナイク博士は語ります。

ジョンホ・イ教授写真

ジョンホ・イ教授(2020年希少疾患 アーリーキャリアサイエンティスト賞受賞)

2020年に希少疾患領域で本アワードを受賞したジョンホ・イ教授は、てんかんや膠芽腫といった疾患の発症に関与する可能性のある脳の体細胞変異に関する先駆的な研究を進めています。さらに韓国科学技術院(Korea Advanced Institute of Science and Technology、KAIST)教授であり、韓国のバイオテクノロジー企業では最高科学責任者を務めるなど、継続的な研究を通じて、新たな診断基準や、脳内の到達しづらい領域を標的とするRNAベースの治療アプローチの研究などに貢献しています。

「韓国発の研究が世界的に認められるものであり、また人類に貢献するものであるということが示されました。この受賞により、私は正しい道を進んでいるのだという自信を新たにすることができました」と、イ教授は話します。

こうした研究者の取り組みは、私たちが支援しようとする大胆なイノベーションを体現しています。さらに、消化器系・炎症性疾患、神経精神疾患、オンコロジーの各領域に焦点を絞ることで、このアワードと私たちの戦略的優先事項を整合させるとともに、そのグローバルな広がりを強化していきます。

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