2025年度第3四半期業績を公表 ― VYVANSE®後発品の影響、営業経費の管理と為替のプラス影響を反映し、通期見通しを更新 ― 今後の成長をもたらす3つのパイプラインの上市に向け前進 | 武田薬品
2025年度第3四半期業績を公表 ― VYVANSE®後発品の影響、営業経費の管理と為替のプラス影響を反映し、通期見通しを更新 ― 今後の成長をもたらす3つのパイプラインの上市に向け前進
- 第3四半期累計の売上収益は、恒常為替レート(CER:Constant Exchange Rate)ベースで対前年同期△2.8%、実勢レート(AER:Actual Exchange Rates)ベースで同△3.3% 減少、VYVANSE®の後発品による影響は縮小傾向
- 第3四半期累計のCore営業利益はCERベース、AERベースともに同△3.4%減少
- 第3四半期累計の財務ベースの営業利益はAERベースで同+1.2%増加、事業構造再編費用の減少が無形資産の減損損失の影響を上回る
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、本日、2025年度第3四半期(2025年12月31日までの9か月間)の累計業績を発表しました。成長製品・新製品の増収幅とVYVANSEの減収幅のギャップは縮小し、事業運営の効率化の効果により、研究開発費を含む営業経費が対前年同期で削減されました。当社は営業経費の管理と為替のプラス影響を受け、通期業績予想を上方修正しました。また、主にVYVANSEの後発品の影響を反映し、売上収益のマネジメントガイダンスを更新しました。
当社は、長期的な成長に向けて、数十億米ドル規模のピーク時売上ポテンシャルが期待される後期開発パイプラインを複数揃える状況にあります。2025年に発表した第3相臨床試験の良好な結果に基づき、oveporextonおよび rusfertideについては承認申請を提出し、zasocitinibについても承認申請に向けて順調に進捗しています。今後18ヵ月以内に上市を見込むこれらのパイプラインは、これまでの標準治療を再定義するとともに、患者さんの生活に変革をもたらし、当社を新たな成長局面へ推し進める可能性を秘めています。
当社チーフ フィナンシャル オフィサーの古田未来乃は次のように述べています。
「VYVANSEの後発品による影響がある中で、当社は厳格なコスト管理と事業運営の効率化を徹底し、前回公表したCore 営業利益におけるマネジメントガイダンスを達成できる見込みです。
「2025年度は当社にとって、引き続き重要な年であり、すでに複数の治療薬候補の上市に向けた準備を進めています。これらを含めた複数のパイプラインを確実に上市に導くことで、患者さんに貢献できる医薬品をお届けし、株主の皆さまに対して長期的な価値を創出してまいります。」
財務ハイライト
2025年度第3四半期累計業績(4~12月) (億円、EPSを除く)
| 科目 | 2025年度第3四半期累計 | 2024年度第3四半期累計 | 対前年同期(AERベースの増減率) |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 34,112 | 35,282 | △3.3% |
| 営業利益 | 4,224 | 4,175 | +1.2% |
| 当期利益 | 2,161 | 2,111 | +2.4% |
| EPS(円) | 137 | 134 | +2.7% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 9,669 | 8,350 | +15.8% |
| 調整後フリー・キャッシュ・フロー(IFRSに非準拠) | 6,259 | 5,683 | +10.1% |
Coreベース(IFRSに非準拠)(億円、EPSを除く)
| 科目 | 2025年度第3四半期累計 | 2024年度第3四半期累計 | 対前年同期(AERベースの増減率) | 対前年同期(CERベースの増減率) |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 34,112 | 35,282 | △3.3% | △2.8% |
| 営業利益 | 9,716 | 10,063 | △3.4% | △3.4% |
| 営業利益率 | 28.5% | 28.5% | △0.0 pp | ― |
| 当期利益 | 6,736 | 6,989 | △3.6% | △3.4% |
| EPS(円) | 428 | 443 | △3.3% | △3.1% |
2025年度の通期見通し
売上収益の通期マネジメントガイダンスと通期業績予想を修正
当社は、主にVYVANSEの後発品による影響を反映し、売上収益の2025年度通期マネジメントガイダンスを修正しました。さらに、営業経費の管理と為替のプラス影響を反映し、通期業績予想を、前回予想から更新しました。
2025年度 通期マネジメントガイダンス(CERベースでのCore増減率)(IFRSに非準拠)
| 科目 | 前回公表マネジメントガイダンス(2025年10月公表) | 今回修正マネジメントガイダンス(2026年1月公表) |
|---|---|---|
| Core売上収益 | 概ね横ばい | 一桁台前半%の減少 |
| Core営業利益 | 一桁台前半%の減少 | 一桁台前半%の減少 |
| Core EPS | 一桁台前半%の減少 | 一桁台前半%の減少 |
2025年度 通期業績予想
(億円、EPSおよび1株当たりの年間配当金を除く)
| 科目 | 2025年度前回公表業績予想(2025年10月公表) | 2025年度今回修正業績予想(2026年1月公表) |
|---|---|---|
| 売上収益 | 45,000 | 45,300 |
| Core 売上収益(IFRSに非準拠) | 45,000 | 45,300 |
| 営業利益 | 4,000 | 4,100 |
| Core 営業利益(IFRSに非準拠) | 11,300 | 11,500 |
| 当期利益 | 1,530 | 1,540 |
| EPS(円) | 97 | 98 |
| Core EPS(円)(IFRSに非準拠) | 479 | 486 |
| 調整後フリー・キャッシュ・フロー(IFRSに非準拠) | 6,000-7,000 | 6,500-7,500 |
| 1株当たりの年間配当金(円) | 200 | 200 |
2025年度第3四半期業績に関する情報について
当社の2025年度第3四半期業績と2025年度の業績予想およびマネジメントガイダンスの前提条件やIFRSに準拠しない財務指標の定義を含むその他の財務情報の詳細については、2025年度第3四半期決算説明会プレゼンテーション資料をご覧ください。 https://www.takeda.com/jp/investors/financial-results/quarterly-results/
武田薬品について
武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。
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将来に関する見通し情報
本ニュースリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む武田薬品の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」、「かもしれない(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」、「予測する(forecasts)」、「見通し(outlook)」などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではありません。これら将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する前提に基づいており、実際の結果は、将来見通し情報において明示又は暗示された将来の結果とは大きく異なる可能性があります。その重要な要因には、日本及び米国の一般的な経済条件並びに国際貿易関係に関する状況を含む武田薬品のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、薬価、税金、関税その他の貿易関連規則を含む関連法規の変更、臨床的成功及び規制当局による判断とその時期の不確実性を含む新製品開発に内在する困難、新製品及び既存製品の商業的成功の不確実性、製造における困難又は遅延、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念、新規コロナウイルス・パンデミックのような健康危機、温室効果ガス排出量の削減又はその他環境目標の達成を可能にする武田薬品の環境・サステナビリティに対する取り組みの成功、人工知能(AI)を含むデジタル技術の統合をはじめとする、業務効率化、生産性向上又はコスト削減に向けた武田薬品の取り組み、その他の事業再編に向けた取り組みが、期待されるベネフィットに寄与する程度、武田薬品のウェブサイト(https://www.takeda.com/jp/investors/sec-filings-and-security-reports/)又はwww.sec.govにおいて閲覧可能な米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書並びに武田薬品の他の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を除き、本ニュースリリースに含まれる、又は武田薬品が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本ニュースリリースにおける武田薬品の経営結果及び情報は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証又は見積もりではありません。
財務情報及び国際会計基準に準拠しない財務指標
武田薬品の財務諸表は、国際会計基準(以下、「IFRS」)に基づいて作成されております。
本ニュースリリース及び本ニュースリリースに関して配布された資料には、Core売上収益、Core営業利益、Core当期利益(親会社の所有者帰属分)、Core EPS、CER(Constant Exchange Rate:恒常為替レート)ベースの増減、純有利子負債、調整後純有利子負債、EBITDA、調整後EBITDA、フリー・キャッシュ・フロー、調整後フリー・キャッシュ・フローのように、IFRSに準拠しない財務指標が含まれています。当社経営陣は業績評価並びに経営及び投資判断を、IFRS及び本ニュースリリースに含まれるIFRSに準拠しない財務指標に基づいて行っています。IFRSに準拠しない財務指標においては、最も良く対応するIFRS財務指標では含まれることとなる、又は異なる数値となる一定の利益、コスト及びキャッシュ・フロー項目を除外しております。IFRSに準拠しない財務指標は、IFRSに準拠するものではなく、付加的なものであり、また、IFRSに準拠する財務指標に代替するものではありません(IFRSに準拠する財務指標を「財務ベース」指標として参照している場合があります)。投資家の皆様におかれましては、IFRSに準拠しない財務指標につき、その定義と、これらに最も良く対応するIFRS準拠財務指標との調整表について、2025年度第3四半期の投資家向け決算プレゼンテーション資料に添付の「財務補足資料」をご参照くださいますようお願い申し上げます(https://www.takeda.com/jp/investors)。
ピーク時売上高想定およびPTRS予測(Probability of Technical and Regulatory Success、技術的および規制上の成功確率)
本ニュースリリースで言及されるピーク時売上高の範囲は、技術的および規制上の成功確率を考慮して調整されていない推定値であり、予想または目標とみなされるべきではありません。これらのピーク時売上高の範囲は、将来起こりうるとは限らないさまざまな商業的シナリオについての武田薬品の評価に基づきます。
本ニュースリリースで言及されるPTRSは、特定の適応症における特定の製品の規制当局による承認取得の可能性に関する武田薬品の社内推定値です。これらの推定は、武田薬品の担当責任者の主観的判断を反映したものであり、社内計画に使用するため、武田薬品のポートフォリオ・レビュー・コミッティーの承認を得ています。
便宜的な米ドル換算
本ニュースリリースにおける一部日本円表示の米ドルへの換算は、特に断りのない限り、読者に対して便宜的に表示するためのものであり、ニューヨーク連邦準備銀行によって認証されている2025年12月31日時点の換算レート「Noon Buying Rate:1米ドル=156.80円」で換算しています。便宜的な米ドル換算に用いられている換算レートおよび方法は、当社の連結財務諸表の作成で用いられた国際会計基準(IFRS)に準拠した換算レートおよび方法とは異なります。また、これらの米ドル換算は、円貨額が上記もしくはそれ以外の換算レートを用いて米ドルへ転換できるということを意味するものではありません。
医療情報
本ニュースリリースには、製品に関する情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売されているものではなく、また国によって異なる商標、効能、用量等で販売されている場合もあります。ここに記載されている情報は、開発品を含むいかなる医療用医薬品を勧誘、宣伝又は広告するものではありません。
タケダの成長製品・新製品の定義については当社の2025年度第3四半期決算説明会プレゼンテーション資料(https://www.takeda.com/jp/investors/financial-results/quarterly-results/)のスライド7をご参照ください。