タケダとインドネシア政府による、医療のレジリエンス強化と 救命に貢献する血漿分画製剤へのアクセス拡大を目指す画期的な協業について | 武田薬品
タケダとインドネシア政府による、医療のレジリエンス強化と救命に貢献する血漿分画製剤へのアクセス拡大を目指す画期的な協業について
- 段階的な取り組みとして、 インドネシア共和国の保健省がタケダに対し、血漿の収集および分画を可能とする血漿分画ライセンスを供与
- 成分献血全国ネットワークパイロット事業を含む血漿分画製剤のエコシステム構築を開始するため、タケダは最大3,000万米ドルを初期投資
- タケダとインドネシアの数十年間にわたる関係を基盤とした、患者さんのための医療水準向上を目指す協業
当社とインドネシア政府(保健省、投資・下流化省/投資調整庁<BKPM>、経済担当調整府)は本日、インドネシアの血漿分画製剤のエコシステムを強化し、インドネシア国内および世界における救命に貢献する血漿分画製剤(PDMPs)へのより公平なアクセスを担保することを目的とした画期的な協業を発表しました。インドネシア保健省からタケダへの血漿分画ライセンスの供与を中核とするこの協業は、インドネシア医療のレジリエンスとバイオ医薬品製造能力の向上において、重要なマイルストンとなります。
インドネシア保健省のBudi Gunadi Sadikin大臣は、「この取り組みは、医療機能の戦略的な向上と、重要かつ革新的な治療に対するインドネシアの患者さんの持続可能なアクセス担保に対するインドネシアのコミットメントを示すものです。タケダのような信頼できるグローバルパートナーと緊密に連携することで、より強靭な未来対応型の医療制度の発展を加速できるものと確信しています」と述べています。
東南アジア諸国連合(ASEAN)地域初となるこの複数年にわたる取り組みが描く構想には、高品質な血漿の持続可能な収集と、血漿分画製剤の大規模な製造を含みます。インドネシアにおけるタケダの長年の事業展開を礎としたこの協業により、同国は、血漿分画のサイエンス、高度な血漿収集およびバイオ医薬品の製造とイノベーションの地域拠点として位置付けられる可能性を有しています。
タケダのプラズマ デライブド セラピーズ(血漿分画製剤) ビジネスユニット プレジデント、ラミー・リアドは、「この取り組みは、血漿分画製剤へのアクセス拡大、医療のレジリエンス強化、持続可能な医療制度の支援に対するタケダのコミットメントを示すものです。今年初めにインドネシアで当社初の血漿分画製剤を導入したことに続き、現地の血漿関連基盤への投資を通じて、インドネシアとの協業をさらに拡大し、血漿分画のサイエンスにおける当社のグローバルな知見を生かすことにより、長期的なインドネシアの医療向上のための目標達成を後押しできることを誇りに思います。共に、医療水準の向上、高度専門人材の雇用創出、そしてインドネシアおよび世界中の患者さんの救命・延命に貢献する治療薬の長期的な供給体制の強化を目指します」と述べています。
プロジェクトの初期段階として、タケダは2年間のパイロットプログラムに最大3,000万米ドルを投資し、インドネシアに成分献血センターを設立します。タケダとインドネシア保健省は、全国ネットワークへの拡大の可能性を見据え、実現可能性を評価し、運用モデルを改良していきます。これらの成分献血センターは、タケダのグローバルな成分献血の知見を生かし、厳格な国際品質基準および規制基準に準拠します。この取り組みを通じ、医療従事者や検査技師などの高度専門職を含む新たな雇用機会の創出や、人材育成および国際標準の手法の導入を支援することが期待されます。
並行して、タケダは、インドネシア国内および世界の他地域にも供給可能な最先端の血漿分画製剤製造施設のインドネシア国内での建設に関し、実現可能性および規制要件について検討します。これにより、同国は、最先端の医療用医薬品・技術のグローバルサプライチェーンにおいて重要な貢献を果たすことが期待されます。
インドネシア投資・下流化省大臣/BKPM会長のRosan P. Roeslani氏は、「この投資は、インドネシアが誘致を目指す戦略的かつ長期的な投資の典型です。資本投下に加え、技術移転や人材育成、雇用創出の機会をもたらします。また、この協業は、インドネシアの医療エコシステムを向上、強化するだけでなく、先進的なライフサイエンスおよびバイオ医薬品製造の地域拠点としてインドネシアを位置づけるという我々の目標を後押しするものです」と述べています。
血漿分画製剤に対する世界的需要は増加し続けていますが、インドネシアを含むASEAN地域の多くの国では、これらの治療への持続可能なアクセスの担保に課題があります。血漿分画製剤で治療可能な疾患の未診断と疾患認知の低さも、依然として治療の主たる障壁となっています。この協業は、インドネシア国内の患者さんへの血漿および血漿分画製剤の安定供給を支援するとともに、世界の血漿分画製剤におけるより強靭なエコシステム構築に貢献することを目的としています。血漿収集・分画におけるベストプラクティスの共有、国内の専門能力の向上、認知向上、人材育成への投資を通じて、インドネシアおよび世界の他地域の患者さんのケアのさらなる向上を目指します。
最初の成分献血センターは2027年に開設される予定であり、すべての拠点はタケダのバイオライフ血漿センターネットワークの一部となります。インドネシア国内の血漿分画製剤製造施設の実現可能性を検討する間、インドネシアで収集された血漿は、タケダの既存のグローバル製造ネットワーク内で分画され、適用法令に従い、インドネシア国内の血漿分画製剤の需要に対して優先的に供給されます。
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