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2025年度第1四半期業績および後期開発パイプラインの重要な進展を公表 | 武田薬品

2025年度第1四半期業績および後期開発パイプラインの重要な進展を公表


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2025年7月30日
  • 売上収益は、後発品によるVYVANSE®の減少により、恒常為替レート(CER:Constant Exchange Rate)ベースで対前年同期△3.7%、実勢レート(AER:actual exchange rates)ベースで同△8.4%の減少、当社の計画通り
  • Core営業利益は、主に後発品による影響により、同△11.9%の減少(CERベース)
  • 財務ベースの営業利益は、減損損失および事業構造再編費用の減少により同+11.0%の増加(AERベース)
  • ナルコレプシータイプ1を対象としたoveporextonの2つの第3相臨床試験での良好な結果は後期開発パイプラインの着実な進展を裏付け
  • 5月に発表した通期見通しに変更なし

武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、本日、2025年度第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)の業績を公表しましたのでお知らせします。売上収益およびCore営業利益は、後発品によるVYVANSEの減少によって極めて大きな影響を受けましたが、これは当社の計画通りのものであり、この影響は第2四半期以降において軽減されると見込んでいます。

また、当社は、後期開発パイプラインにおける複数の重要なマイルストンを達成したことで、長期的な成長軌道に沿って着実に進展するとともに、イノベーションを通じて持続可能な価値を提供するというコミットメントを改めて示しました。中でも注目すべき成果として、oveporextonの2つの第3相臨床試験において、すべての主要評価項目および副次評価項目を達成し、すべての用量群において統計学的に有意な改善を示しました。これらの結果は、oveporextonがナルコレプシータイプ1の新たな標準治療となる可能性を示唆しています。

さらに、今期はGAMMAGARD® LIQUID ERCの米国FDA承認およびADCETRIS®の新たな適応症に対する欧州委員会の承認を取得し、第61回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会のプレナリープレゼンテーションにおいて、rusfertideに関する有望な臨床データを発表しました。これらのパイプラインの進展は、当社の後期開発パイプラインの力強さと将来的な成長を牽引する可能性を裏付けるものです。

当社チーフ フィナンシャル オフィサーの古田未来乃は次のように述べています。

「後発品によるVYVANSEの減少は、当社の2025年度第1四半期の業績に極めて大きな影響をもたらしましたが、これは当社の計画通りのものであり、5月に発表した2025年度通期見通しに変更はありません。

「当社の後期開発パイプラインは順調に進展しており、7月にはoveporextonのナルコレプシータイプ1を対象とした2つの第3相臨床試験において、すべての主要評価項目および副次評価項目を達成しました。この結果はサイエンスにおける重要なマイルストンであり、今後こうしたパイプラインが患者さんに価値をもたらし、当社の持続的な成長を支える原動力となることを期待しています。」

財務ハイライト


2025年度第1四半期業績(2025年4月~2025年6月) (億円、EPSを除く)

科目2025年度 第1四半期2024年度 第1四半期対前年同期(AERベースの増減率)
売上収益11,06712,080△8.4%
営業利益1,8461,663+11.0%
当期利益1,242952+30.4%
EPS (円)7961+30.8%
営業活動によるキャッシュ・フロー2,1541,703+26.5%
調整後フリー・キャッシュ・フロー(IFRSに非準拠)1,901237+703.6%

Coreベース(IFRSに非準拠)

(億円、EPSを除く)

科目 2025年度 第1四半期2024年度 第1四半期対前年同期(AERベースの増減率)対前年同期(CERベースの増減率)
売上収益11,06712,080△8.4%△3.7%
営業利益3,2183,823△15.8 %△11.9%
 営業利益率29.1%31.6%△2.6 pp
当期利益2,3702,768△14.4%△10.3%
EPS (円)151176△14.1%△10.0%

2025年度の見通し(2025年5月の発表から変更なし)


(億円、EPSおよび1株当たりの年間配当金を除く)

科目2025年度業績予想2025年度マネジメントガイダンス Core増減率(CERベース)(IFRSに非準拠)
売上収益45,300
Core売上収益(IFRSに非準拠)45,300概ね横ばい
営業利益4,750
Core営業利益(IFRSに非準拠)11,400概ね横ばい
当期利益2,280
EPS (円)145
Core EPS (円) (IFRSに非準拠)485概ね横ばい
調整後フリー・キャッシュ・フロー(IFRSに非準拠)7,500-8,500
1株当たりの年間配当金 (円)200

2025年度第1四半期業績に関する情報について


当社の2025年度第1四半期業績と2025年度の見通しおよびマネジメントガイダンスの前提条件やIFRSに準拠しない財務指標の定義を含むその他の財務情報の詳細については、2025年度第1四半期決算説明会プレゼンテーション資料をご覧ください。 https://www.takeda.com/jp/investors/financial-results/quarterly-results/

武田薬品について


武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。

詳細については、https://www.takeda.com/jp/ をご覧ください。

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将来に関する見通し情報


本ニュースリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む武田薬品の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」、「かもしれない(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」、「予測する(forecasts)」、「見通し(outlook)」などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではありません。これら将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する前提に基づいており、実際の結果は、将来見通し情報において明示又は暗示された将来の結果とは大きく異なる可能性があります。その重要な要因には、日本及び米国の一般的な経済条件並びに国際貿易関係に関する状況を含む武田薬品のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、税金、関税その他の貿易関連規則を含む関連法規の変更、臨床的成功及び規制当局による判断とその時期の不確実性を含む新製品開発に内在する困難、新製品及び既存製品の商業的成功の不確実性、製造における困難又は遅延、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念、新規コロナウイルス・パンデミックのような健康危機、温室効果ガス排出量の削減又はその他環境目標の達成を可能にする武田薬品の環境・サステナビリティに対する取り組みの成功、人工知能(AI)を含むデジタル技術の統合をはじめとする、業務効率化、生産性向上又はコスト削減に向けた武田薬品の取り組み、その他の事業再編に向けた取り組みが、期待されるベネフィットに寄与する程度、武田薬品のウェブサイト(https://www.takeda.com/jp/investors/sec-filings-and-security-reports/)又はwww.sec.govGo to http://www.sec.gov/において閲覧可能な米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書並びに武田薬品の他の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を除き、本ニュースリリースに含まれる、又は武田薬品が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本ニュースリリースにおける武田薬品の経営結果及び情報は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証又は見積もりではありません。

財務情報及び国際会計基準に準拠しない財務指標


武田薬品の財務諸表は、国際会計基準(以下、「IFRS」)に基づいて作成されております。

本ニュースリリース及び本ニュースリリースに関して配布された資料には、Core売上収益、Core営業利益、Core当期利益(親会社の所有者帰属分)、Core EPS、CER(Constant Exchange Rate:恒常為替レート)ベースの増減、純有利子負債、調整後純有利子負債、EBITDA、調整後EBITDA、フリー・キャッシュ・フロー、調整後フリー・キャッシュ・フローのように、IFRSに準拠しない財務指標が含まれています。当社経営陣は業績評価並びに経営及び投資判断を、IFRS及び本ニュースリリースに含まれるIFRSに準拠しない財務指標に基づいて行っています。IFRSに準拠しない財務指標においては、最も良く対応するIFRS財務指標では含まれることとなる、又は異なる数値となる一定の利益、コスト及びキャッシュ・フロー項目を除外しております。IFRSに準拠しない財務指標は、IFRSに準拠するものではなく、付加的なものであり、また、IFRSに準拠する財務指標に代替するものではありません(IFRSに準拠する財務指標を「財務ベース」指標として参照している場合があります)。投資家の皆様におかれましては、IFRSに準拠しない財務指標につき、その定義と、これらに最も良く対応するIFRS準拠財務指標との調整表について、2025年度第1四半期の投資家向け決算プレゼンテーション資料に添付の「財務補足資料」をご参照くださいますようお願い申し上げます(https://www.takeda.com/jp/investors)。

ピーク時売上高想定およびPTRS予測(Probability of Technical and Regulatory Success、技術的および規制上の成功確率)


本プレゼンテーションで言及されるピーク時売上高の範囲は、技術的および規制上の成功確率を考慮して調整されていない推定値であり、予想または目標とみなされるべきではありません。これらのピーク時売上高の範囲は、将来起こりうるとは限らないさまざまな商業的シナリオについての武田薬品の評価に基づきます。

本プレゼンテーションで言及されるPTRSは、特定の適応症における特定の製品の規制当局による承認取得の可能性に関する武田薬品の社内推定値です。これらの推定は、武田薬品の担当責任者の主観的判断を反映したものであり、社内計画に使用するため、武田薬品のポートフォリオ・レビュー・コミッティーの承認を得ています。

医療情報


本ニュースリリースには、製品に関する情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売されているものではなく、また国によって異なる商標、効能、用量等で販売されている場合もあります。ここに記載されている情報は、開発品を含むいかなる医療用医薬品を勧誘、宣伝又は広告するものではありません。

タケダの成長製品・新製品の定義については当社の2025年度第1四半期決算説明会プレゼンテーション資料(https://www.takeda.com/jp/investors/financial-results/quarterly-results/)のスライド6をご参照ください。

以上