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移植後のサイトメガロウイルス感染(難治性/抵抗性(無しも含む))の患者におけるmaribavirの既存の治療法を上回る有効性を支持する臨床第3相試験のサブグループ解析結果について

移植後のサイトメガロウイルス感染(難治性/抵抗性(無しも含む))の患者におけるmaribavirの既存の治療法を上回る有効性を支持する臨床第3相試験のサブグループ解析結果について


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March 16, 2021

- 開始時にmaribavirを投与した移植後の抵抗性サイトメガロウイルス(CMV)感染の患者において、既存の抗ウイルス療法を受けた患者の3倍以上の割合でCMV血症の消失を達成し、既に発表されているmaribavirの有効性を支持する結果
- maribavirを投与した移植後のCMV感染患者では、既存の抗ウイルス療法を受けた患者と比較して、治療に関連する好中球減少および急性腎障害の発現率が低下
- 当社は進行中の臨床第3相試験において造血幹細胞移植後のCMV患者のファーストライン治療薬としてmaribavirを検討

当社は、このたび、第47回欧州骨髄移植学会(EBMT)年次総会のプレジデンシャルシンポジウムにおいて、TAK-620(一般名:maribavir)の臨床第3相試験であるTAK-620-303(SOLSTICE)試験のサブグループ解析結果を発表しましたのでお知らせします。この解析結果は、全無作為化集団から得られた有効性を支持するものです。ベースラインで遺伝子型抵抗性CMV感染の移植患者において、投与8週時(投与期終了時)でCMV血症の消失が達成された割合は、既存の抗ウイルス療法群(治験責任医師が定めた治療法[IAT]で、ガンシクロビル、バルガンシクロビル、ホスカルネットもしくはシドフォビルのいずれか1剤またはその併用)(20.3%、14/69)と比較して、maribavir投与群では3倍以上(62.8%、76/121)でした。(調整群間差[95%信頼区間]:44.1%[31.3、56.9])

詳細については、グローバルサイトから英文プレスリリースをご覧下さい。

以上