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Novavax社と武田薬品による日本における新型コロナウイルス感染症ワクチンに関する提携について

2020年8月7日

- Novavax社が新型コロナウイルス感染症ワクチンの製造技術を提供し、武田薬品が日本国内向けにワクチンを製造・流通
- Novavax社がアジュバントMatrix-Mを供給
- 日本政府は本ワクチンの製造技術移転、生産設備の整備、スケールアップに対し助成
- 武田薬品が日本国内向けに継続的に取り組んでいる新型インフルエンザ対策を基盤にした新たなる感染症対策への取り組み

重篤な感染症に対する次世代ワクチン開発を行うバイオテクノロジー企業Novavax, Inc.(Nasdaq:​NVAX、以下「Novavax社」)​と武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK、以下「武田薬品」)は、このたび、Novavax社が開発中の新型コロナウイルス感染症ワクチンNVX-CoV2373の日本における開発、製造、流通に向けた提携に関して基本合意しましたのでお知らせします。NVX-CoV2373は、Novavax社の遺伝子組換えたんぱく質ナノ粒子技術を用いた安定したプレフュージョンたんぱく質であり、Novavax社が特許を有するアジュバント「Matrix-M™」(以下、「Matrix-M」)を含有しています。武田薬品は Novavax社からのワクチン製造技術の移転、生産設備の整備、およびスケールアップの資金として、厚生労働省から助成金を受領します。武田薬品は年間2億5千万回分以上の新型コロナウイルス感染症ワクチンの生産能力を整備することを見込んでいます1

Novavax社と武田薬品の提携により、日本におけるNVX-CoV2373の開発、製造、承認申請が進められます。Novavax社は、武田薬品へワクチンの製造技術の使用許諾および移転を行い、Matrix-Mを供給します。武田薬品は、厚生労働省への承認申請ならびに、日本におけるNVX-CoV2373の製造および流通を行います。

Novavax社の社長兼最高経営責任者(CEO)スタンリー・C・エルクは、「日本におけるリーディングカンパニーである武田薬品は、専門的な技術知識・技能、規制当局との協力体制、製造能力において、NVX-CoV2373の世界的な供給を更に推進する上での理想的なパートナーです。日本でのワクチンの開発、製造、流通を迅速に進めるため武田薬品と提携できることを嬉しく思います」と述べています。

武田薬品のGlobal Vaccine Business Unitの PresidentであるRajeev Venkayyaは、「現在、新型コロナウイルス感染症から世界を守ることが何よりも重要です。日本における有望なワクチン候補の提供に向けて、Novavax社と提携できることを大変喜ばしく思います。本日の発表は、当社が進めてきた新型インフルエンザ対策を基盤として活用したものであり、当社の、日本国民の公衆衛生と健康へのコミットメントを示すものです」と述べています。

Novavax社は、一定の開発の達成に応じたマイルストンおよび販売に係るマイルストン、ならびにワクチン収入の一部を受け取る権利を有します。

生産計画は現時点でのNovavax社の予測に基づきます


<NVX-CoV2373について>
NVX-CoV2373は、新型コロナウイルス感染症の原因となるウイルスSARS-CoV-2の遺伝子配列に基づいて開発されたワクチンです。NVX-CoV2373は、コロナウイルススパイクたんぱく由来の抗原を発現するようNovavax社の遺伝子組み換えナノ粒子技術を用いて作られたもので、高レベルの中和抗体産生を促すために、Novavax社が特許を有する免疫増強アジュバントであるサポニン・ベースのMatrix-Mを含有しています。臨床第1/2相試験の第1相試験データでは、NVX-CoV2373は概して良好な忍容性を示し、ヒト回復期血清にみられる反応よりも優れた抗体反応を示しました。Novavax社は、新型コロナウイルス感染症の安全で有効なワクチンを米国民向けに十分な供給量を確保するために米国政府が進めている計画オペレーション・ワープ・スピード(OWS)の一環として、政府から16億米ドルの融資を受けました。OWSの資金により、Novavax社は臨床第3相試験をはじめ最終段階にある後期試験を完了させ、大規模製造能力を確立し、早ければ2020年後半から1億回分のNVX-CoV2373ワクチンの供給を計画しています。新型感染症対策イノベーション連合(CEPI)から最大3億8800万ドルの資金提供を受けており、米国国防総省(DoD)からはNVX-CoV2373の臨床開発を進めるために最大6000万ドルの資金提供を受けています。

<Matrix-Mについて>
Novavax社が特許を取得したサポニン・ベースのMatrix-Mアジュバントは、注射部位で抗原提示細胞を刺激することで、局所リンパ節における抗原提示を増強し、強力かつ忍容性の高い免疫を高める効果を発揮します。

<Novavax社について>
Novavax, Inc. (Nasdaq:​NVAX)は、重篤な感染症を予防する次世代ワクチンの研究、開発、製品化を通じて、グローバルヘルスの改善を促進するバイオテクノロジー企業です。Novavax社は、新型コロナウイルス感染症の原因となるウイルスSARS-CoV-2に対するワクチン候補NVX-CoV2373を開発中です。NVX-CoV2373の臨床第1/2相治験の第1相試験データは、概して良好な忍容性を示し、ヒト回復期血清で認められた反応よりも優れた抗体反応を示しました。また、4価インフルエンザナノ粒子ワクチンNanoFlu™は、高齢者を対象とした臨床第3相試験において、全ての主要評価項目を達成しました。両ワクチン候補は、高レベルの中和抗体産生を促すために、Novavax社が特許を有する免疫増強アジュバントであるサポニン・ベースのMatrix-Mを含有しています。Novavax社は遺伝子組み換えワクチンのリーディングイノベーターであり、その独自の組み換え技術プラットフォームは、遺伝子工学の力とスピードを組み合わせて、喫緊のグローバル・ヘルス・ニーズに対応するために、免疫原性の高いナノ粒子を効率的に生成します。詳細については、www.novavax.comをご覧ください。TwitterLinkedInでも情報を公開しています。

<武田薬品工業株式会社について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。 研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)および消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。 武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。 武田薬品は、約80の国および地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。 詳細については、https://www.takeda.comをご覧ください。

<武田薬品の留意事項>
本留意事項において、「ニュースリリース」とは、本資料(添付資料及び補足資料を含みます。)において武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国 1933 年証券法に基づく登録又は登録免除の要件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本ニュースリリースは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。

武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品およびその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、usおよびour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。

<武田薬品の将来に関する見通し情報>
本プレスリリース及び本プレスリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする(ensures)」、「だろう(will)」、「可能性がある(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「かもしれない(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。将来見通し情報は、多くの重要な要素に関する仮定に基づいており、実際の結果が将来見通し情報に明示又は暗示されたものと大きく異なることがあり得ます。重要な要素には、日本及び米国の一般的な経済条件を含む当社のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、関連法規の変更、製品開発計画の成功又は失敗、規制当局による判断とその時期、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念等、当社、当社が事業を展開している国の政府を含む当社の顧客及びサプライヤー又は当社事業の他の側面に対する、新型コロナウイルスのパンデミックのような公衆衛生上のクライシスの影響、買収対象企業とのPMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとっての非コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、その他米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書及び他の報告書に記載された事項(https://www.takeda.com/jp/investors/reports/sec-filings/又はwww.sec.govにおいて閲覧可能です。)が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を除き、本プレスリリースに含まれる、又は当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレスリリースにおける武田薬品の経営結果及び公表情報は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証又は見積もりではありません。

以上