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2016年度(4-3月期)の連結業績および2017年度の連結業績予想について

2016年度(4-3月期)の連結業績および2017年度の連結業績予想について


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May 10, 2017

- 2016年度実績はマネジメントガイダンスを上回り、収益力が向上
- 実質的な成長:売上収益+6.9%、コア・アーニングス+24.2%、コアEPS+20.9%
- 2017年度も引き続き収益力の向上を想定

2016年度も対前年で大幅な成長を達

  • 売上収益の実質的な成長は、タケダ成長ドライバー(消化器系疾患領域、オンコロジー、中枢神経系疾患領域、新興国事業)の+14.7%の伸長により、対前年+6.9%を達成。すべての地域で増収(米国+12.8%、日本+5.0%、欧州およびカナダ+4.7%、新興国+4.5%)。 財務ベースでは、 為替影響(△6.6ポイント)や事業等の売却影響(△4.5ポイント)により対前年△4.2%
  • コア・アーニングスの実質的な成長は、対前年+24.2%となり、売上収益に対するコア・アーニングス比率は180bps向上。財務ベースの営業利益は、力強い実質的な成長およびテバ社への事業譲渡にかかる利益が、為替や事業等の売却による減益影響を吸収し、対前年+19.1%
  • コアEPSの実質的な成長は、コア・アーニングスの力強い成長により対前年+20.9%。財務ベースのEPSは前年の102円から43.9%増加し147円
  • 営業フリー・キャッシュ・フロー(調整後)は1,588億円となり、2年連続で配当支払以上

タケダ成長ドライバーは+14.7%の実質的な売上成

  • 消化器系疾患領域は「エンティビオ®」や「タケキャブ®」が牽引し対前年+33.5%の実質的な成長
  • オンコロジーは「ニンラーロ®」や「アドセトリス®」が牽引し対前年+7.5%の実質的な成長
  • 中枢神経系疾患領域は「トリンテリックス®」の力強い伸長により対前年+26.7%の実質的な成長
  • 新興国事業は主要市場である中国、ロシアおよびブラジルの貢献により対前年+4.5%の実質的な成長

 

当社 代表取締役社長CEOのクリストフ・ウェバーは、「良好な2016年度実績は、戦略的な変革の順調な進行を反映したものです。タケダ成長ドライバーは、力強いモメンタムを維持しており、売上成長と規律ある経費管理により、大幅な増益を達成しました。変革を推し進めていくなかで、当社は、収益力の向上を中期的に継続して達成するとともに、強固なパイプラインを長期的に構築してまいります」と述べています。

2016年度(4-3月期)の財務ベース連結業

(億円)

2015年度

2016年度

成 長

財務ベース

実質的な成長率2

売上収益

18,074

17,321

△4.2%

+6.9

コア・アーニングス1

2,920

2,451

△16.0%

+24.2

営業利益

1,308

1,559

+19.1%

N/A

当期利益3

802

1,149

+43.4%

N/A

EPS

102 円

147 円

+43.9%

N/A

コアEPS

255 円

220 円

△13.6%

+20.9

 

1    コア・アーニングスは、売上総利益から販売費及び一般管理費、および、研究開発費を控除して算出します。さらに、非定常的もしくは本業に起因しない(ノン・コア)事象であり、かつ、金額の大きい影響を調整します。

 

2    実質的な成長率とは、持続的な事業活動のパフォーマンスを実質的に把握する目的で、当期と前年同期の業績を共通の基準で比較したものであり、為替影響および事業等の売却影響を除いています。

 

3    親会社の所有者帰属分

2017年度の年間マネジメントガイダンス: 利益率を改善し、収益力向上の成長戦略に注

 

マネジメントガイダンス(成長率 %)

実質的な売上収益

1桁台前半

実質的なコア・アーニングス

10%台半ばから後半

実質的なコアEPS

10%台前半から半ば

1株当たり年間配当金

180円

 

2017年度財務ベース年間公表予想: 財務ベースのEPS20%伸長の177

(億円)

2016年度実績

2017年度公表予想

増減(%)

売上収益

17,321

16,800

△3.0%

営業利益

1,559

1,800

+15.5%

当期利益

1,149

1,380

+20.1%

EPS

147 円

 177 円

+20.1%

為替レート

(年間平均)

1米ドル= 109円

1ユーロ= 120円

1米ドル= 110円

1ユーロ= 120円

 

 

2016年度連結業績の詳細およびその他の決算関連情報については、当社ホームページをご覧ください。https://www.takeda.com/jp/investors/

以上