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米国イリノイ州における2型糖尿病治療剤「アクトス®」に起因する膀胱癌を主張する製造物責任訴訟の陪審評決について

米国イリノイ州における2型糖尿病治療剤「アクトス®」に起因する膀胱癌を主張する製造物責任訴訟の陪審評決について


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May 16, 2014

当社および当社の100%子会社である武田ファーマシューティカルズUSA Inc.(以下「TPUSA社」)は、米国時間2014年5月15日、William Whitlatch氏の家族を原告とした、2型糖尿病治療剤「アクトス®」に起因する膀胱癌を主張する製造物責任訴訟において、当社に有利な陪審評決が下されましたのでお知らせします。本訴訟は、アクトスに関して陪審審理に至った5件目の事例であり、Deborah Dooling判事の下で2014年4月21日より米国イリノイ州クック郡巡回裁判所で審理されていました。

 

TPUSA社Senior Vice President/法務部長のKenneth D. Greismanは、「Whitlatch氏のご家族の胸中はお察しいたしますが、当社は、評決結果を支持します。当社は、患者さんの安全を第一に考えており、アクトスが2型糖尿病の治療において有用な治療薬であると確信しています。当社はアクトスに関して責任をもって対応しており、今後の同様な訴訟においても鋭意防御してまいります」と述べています。

 

アクトスに関しては、今回の評決以前に4件の評決または判決があり、判決に至った3つの事件では当社側の主張が認められています。原告側の主張を認める4番目の評決に対しては、現在、法的手段をもって争っています。

 

以上