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ナルコレプシータイプ1治療薬 「オーゼイフル®錠」の日本における発売について | 武田薬品

ナルコレプシータイプ1治療薬 「オーゼイフル®錠」の日本における発売について


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2026年10月15日
  • 武田薬品が日本の研究所で創製したオーゼイフル®錠を、ナルコレプシータイプ1(NT1)とともに生きる日本の患者さんに新たな治療選択肢としてお届け
  • 日本において、NT1に伴う個々の症状の管理ではなく、疾患そのものの治療を適応として承認された唯一の治療薬
  • 先駆的医薬品および希少疾病用医薬品の指定を受け、日本発のサイエンスから生まれた新しい作用機序をもつ治療薬

当社は、本日、「オーゼイフル®錠0.5 mg/同錠1 mg/同錠2 mg」(一般名:オベポレクストン、以下「本剤」)について、ナルコレプシータイプ1(以下「NT1」)を効能又は効果として、発売しましたのでお知らせします。初のオレキシン2受容体(OX2R)選択的作動薬である本剤は、武田薬品が日本の研究所において創製した新しい作用機序をもつ治療薬であり、日本において、NT1に伴う個々の症状の管理ではなく、疾患そのものの治療を適応として承認された唯一の治療薬です。

NT1はオレキシンの欠乏によって引き起こされる慢性かつ希少な神経疾患です。日中の過度の眠気、情動脱力発作(カタプレキシー:突然の筋緊張の消失)、夜間睡眠の分断などの症状が24時間にわたって現れ、仕事、学業、社会的な交流を含む、患者さんの日常生活の多くの側面に深刻な影響を及ぼすことがあります。こうした大きな影響があるにもかかわらず、認知度の低さや症状の複雑さが誤診につながることがあり、診断までに平均で10年以上の期間を要することもあります。

本剤は、グローバル第3相臨床試験であるFirstLight(TAK-861-3001)およびRadiantLight(TAK-861-3002)を含む包括的な臨床開発プログラムで得られたエビデンスに基づいて2026年3月4日に厚生労働省に製造販売承認申請を行い、2026年8月24日に製造販売承認を取得しました。グローバル第3相臨床試験結果の詳細はこちらをご覧ください。

当社ジャパンファーマビジネスユニット 第二事業部 ヘッドの大山 尚貢は「本剤を、NT1とともに生きる患者さんに新たな治療選択肢としてお届けできることを大変うれしく思います。当社は、患者さんを中心に考えるという価値観のもと、アンメットニーズの高い疾患領域に取り組んでまいりました。日本の研究所で生まれたサイエンスを、日本の患者さんに自らの手でお届けできることは、私たちにとって大きな意義があります。私たちは、本剤を必要とされる患者さんに確実かつ安定的にお届けするとともに、医療従事者や患者団体の皆さまとともに、疾患の理解促進と適切な診断・治療につながる取り組みを進め、日本の医療の発展に貢献してまいります」と述べています。

オーゼイフル®錠(一般名:オベポレクストン)について

本剤は経口のOX2R選択的作動薬であり、OX2Rを選択的に刺激することでオレキシンシグナルの低下を回復させ、NT1を引き起こす原因となるオレキシン欠乏に対処します。本剤は、OX2Rを活性化することにより、覚醒を促進し、カタプレキシーや、異常なレム(急速眼球運動:REM)睡眠に関連する現象を軽減するよう設計されており、承認された効能又は効果の通り、臨床試験で評価された日中および夜間にわたるさまざまな症状に対応します。なお、本剤は、2025年9月29日付で、NT1を予定される効能又は効果として、厚生労働省より先駆的医薬品※1および希少疾病用医薬品※2に指定されています。
※1 先駆的医薬品指定制度について(2026年9月アクセス)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/tp150514-01_00001.htmlGo to https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/tp150514-01_00001.html
※2 希少疾病用医薬品・希少疾病用医療機器・希少疾病用再生医療等製品の指定制度の概要(2026年9月アクセス)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000068484.htmlGo to https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000068484.html

オーゼイフル®錠の包装における取り組みについて

当社は、本剤の日本市場向けPress Through Pack (PTP) 包装において、タケダとして初めてバイオマスプラスチックを採用しました。PTPシートのポケット側フィルムに植物由来のバイオマスポリエチレンを用いることで、フィルム材料のライフサイクルにおけるCO2排出量の削減につながります。本包装は、日本バイオプラスチック協会の認証制度に基づくバイオマスプラスチック度50%以上の基準を満たしており、PTPシートにバイオマスプラスチックマークを表示しています。本取り組みは、当社が2022年12月に他社とともに設立したサステナブル医薬品包装推進コンソーシアム※3における連携の成果を踏まえたものです。 また、本剤の包装は、色覚の多様性に配慮した設計としています。PTPシートおよび組箱の配色は、色の見え方が異なる方を含むすべての方が3つの用量を見分けやすいよう、識別性・視認性を確保した色調を選択しています。
※3 環境負荷低減を目的とした医薬品包装分野での連携について
https://www.takeda.com/jp/newsroom/local-newsreleases/2022/load-reduction/

武田薬品のオレキシンフランチャイズについて

当社は、前臨床および臨床段階にある開発中のオレキシン作動薬を戦略的に取りそろえたポートフォリオにより、複数の睡眠・覚醒障害や、呼吸、気分、代謝といったオレキシンが関与するその他の疾患領域に取り組む、オレキシンサイエンスのリーディングカンパニーです。オベポレクストンは、当社のオレキシンフランチャイズにおける主要なOX2R選択的作動薬であり、日本のほか、中国および米国においても承認されています。また、TAK-360は当社のオレキシンフランチャイズにおける次世代の経口OX2R作動薬であり、NT1、ナルコレプシータイプ2および特発性過眠症の患者さんを対象として開発を進めています。さらに、TAK-495を含む追加のオレキシン受容体作動薬の開発にも取り組んでいます。

武田薬品について

武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。

日本における製品概要

製品名
オーゼイフル錠0.5mg
オーゼイフル錠1mg
オーゼイフル錠2mg
一般名
オベポレクストン
効能又は効果
ナルコレプシータイプ1
用法及び用量
通常、成人にはオベポレクストンとして1mgを1日2回経口投与する。起床時に1回目の投与を行い、3時間から5時間後に2回目の投与を行う。なお、忍容性に問題がなく、十分な効果が認められない場合に限り、2mgを1日2回に増量することができる。
薬価
オーゼイフル錠0.5mg  22,773.30円
オーゼイフル錠1mg  22,792.50円
オーゼイフル錠2mg  22,838.80円

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医療情報

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