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潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンタイビオ®点滴静注用300mg」の成人患者に対する投与間隔短縮の用法追加および小児患者に対する適応拡大申請について | 武田薬品

潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンタイビオ®点滴静注用300mg」の成人患者に対する投与間隔短縮の用法追加および小児患者に対する適応拡大申請について


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2026年7月28日
  • 成人患者さんにおける8週ごと投与維持療法での効果減弱時に、治療効果の維持・改善を図りたいニーズに対応
  • 中等症から重症の潰瘍性大腸炎および活動期クローン病に罹患する小児患者さんへの新しい治療選択肢の可能性

当社は本日、「エンタイビオ®点滴静注用300mg」(一般名:ベドリズマブ(遺伝子組換え)、以下「エンタイビオIV」)について、維持療法中(8週ごと投与)に効果減弱が認められる成人患者さんに対する投与間隔の短縮(4週ごと投与)に係る用法の追加と、中等症から重症の潰瘍性大腸炎(UC)および活動期クローン病(CD)に罹患する小児患者さんに対する用法・用量追加に係る製造販売承認事項一部変更承認申請を厚生労働省に対し行いましたので、お知らせします。なお、ベドリズマブは、UCおよびCDに対する適応のうち、小児患者さんを対象として、2026年6月23日に希少疾病用医薬品指定を受けています。

炎症性腸疾患(IBD)の中でも特に患者数の多い疾患がUCとCDです1。どちらも寛解と再燃を生涯にわたって繰り返す消化管の炎症性疾患です2,3。IBD患者さんの約25%が20歳よりも前に初めてIBDと診断されています。また小児の罹患率は世界的に増加傾向にあります4,5。小児の場合、疾患の範囲が成人患者さんより大きく広がることも少なくありません6

エンタイビオIVは国内において現在、中等症から重症のUCおよび活動期CDの成人患者さんに対して、1回300 mgの初回投与後、2週、6週に投与し、以降8週間隔投与の用法および用量が認められています。一方で、一部の患者さんでは維持療法中に効果減弱がみられる場合があります。また、中等症から重症のUCまたは活動期CDを有する小児患者さんは、成人患者さんと比べて治療選択肢が限られています。

当社のR&D Japan リージョナルヘッドの梶井靖は、「今回の申請は、成人患者さんにおけるエンタイビオIV維持療法中の効果減弱という課題への対応に加えて、これまで治療選択肢が限られていた小児患者さんに対しても、新しい治療選択肢を提供することでIBD治療現場の柔軟性を広げることを目指すものです。本申請により、患者さん一人ひとりの状態やニーズに応じた治療の提供にさらに貢献できることを期待しています。当社は今後も、IBDと向き合う患者さんのために、革新的な治療の開発と提供に取り組んでまいります」と述べています。

成人患者さんに対する4週ごと投与については国内第3相試験(Vedolizumab-3039試験Go to https://clinicaltrials.gov/study/NCT04738942)、小児患者さんについては国際共同第3相試験〔MLN0002-3024試験Go to https://clinicaltrials.gov/study/NCT04779307(UC患者対象、3024試験)およびMLN0002-3025試験Go to https://clinicaltrials.gov/study/NCT04779320(CD患者対象、実施中、3025試験)〕のデータに基づいて今回の申請が行われました。

ENTYVIO®(ベドリズマブ)について

ベドリズマブは、潰瘍性大腸炎およびクローン病で利用可能な、唯一の腸管選択的生物学的製剤です。ベドリズマブはα4β7インテグリンに特異的に結合し、主として腸管の内皮細胞に発現するMAdCAM-1との相互作用を阻害します7。ベドリズマブは、既存治療または抗TNF抗体治療に対して効果不十分、効果減弱、または不耐であった中等症から重症の活動期潰瘍性大腸炎およびクローン病の成人患者さんを対象に、静脈内(IV)投与および皮下(SC)投与として承認されています(承認内容は市場により異なります)8,9。ベドリズマブIVは、米国および欧州連合を含む80を超える国で販売承認を取得しています。ベドリズマブSCは、米国、欧州連合を含む50を超える国で販売承認を取得しています。世界全体で、ベドリズマブIVおよびSCはこれまでに、累計で190万人・年を超える患者さんに投与されています10

武田薬品について


武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。詳細についてはhttps://www.takeda.comをご覧ください。

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医療情報


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  1. Baumgart DC, Carding SR. Lancet. 2007;369:1627-1640.
  2. Torres J, Mehandru S, Colombel JF, Peyrin-Biroulet L. Lancet. 2017; 389(10080):1741-1755.
  3. Krugliak N, Torres J, Rubin DT. Gastroenterology. 2022;162:1396-1408.
  4. Kuenzig ME, Fung SG, Marderfeld L, et al. Gastroenterology. 2022;162(4):1147-1159.e4.
  5. Rosen M, Dhawan A, Saeed S. JAMA Pediat. 2015;169(11): 1053–1060.
  6. Moon J. Pediatr Gastroenterol Hepatol Nutr. 2019.
  7. Soler D, Chapman T, Yang LL, et al. J Pharmacol Exp Ther. 2009;330(3):864-875.
  8. ENTYVIO (vedolizumab) Prescribing Information. Takeda Pharmaceuticals. Available at: https://content.takeda.com/?contenttype=PI&product=ENTY&language=ENG&country=USA&documentnumber=1Go to https://content.takeda.com/?contenttype=PI&product=ENTY&language=ENG&country=USA&documentnumber=1.
  9. ENTYVIO Summary of Product Characteristics (SmPC). Takeda Pharmaceuticals. Available at: https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/entyvio-epar-product-information_en.pdfGo to https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/entyvio-epar-product-information_en.pdf.
  10. Data on file. Takeda Pharmaceuticals.