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タケダの未来を創るストラテジーの力 - 戦略で価値を最大化する | 武田薬品

ポートフォリオ&ビジネスストラテジー部長 大西 裕絵

変化を捉え戦略で貢献する、価値創造のストラテジー

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2026年2月2日

キャリアへつながる価値観の醸成


私は幼少期から、人が好きで、サイエンスが好きで、生物が好きでした。薬が人の健康に寄与することに興味を持つようになり、大学では薬学を専攻して学びました。次第に、根拠に基づき的確な予測、評価、判断を行い、科学技術の成果を人と社会に役立てるレギュラトリーサイエンスに関心が広がったことから、大学卒業後は行政を通じて人々の健康に寄与し、世の中を一歩良くするための仕組みづくりに貢献したいと考えるようになり、経済産業省に入りました。日々の業務では、さまざまな分野の産業振興において各分野に適した解決策を提供する中で、多様なステークホルダーを巻き込みながら意見をまとめ、社会潮流や新しい考え方の創出を支援する経験を重ねました。この経験により、官民の連携があってはじめて大きな変化を起こすことができる気づきを得られたことが、今の仕事にも強く生きています。経産省在職中には、米国でのMBA留学の機会も得ることができました。留学先の人々と接する中で「あなたは何がしたいのか」「どのような影響を世の中に残したいのか」を問いかけられることが多く、どのような組織に所属したいかではなく、どのような人となり、何に貢献したいかを大切にする考えが、私の価値観となりました。その後、自身がもともと持っていたサイエンスや健康への関心、行政業務や留学経験により得られた価値観を大切にできる進路を検討し、製薬業界への道につながりました。

個の強みを束ねた知の共創が、戦略をかたちにする


ビジネスを動かす中では、日々の成果に向き合うことが求められると同時に、より中長期的な視点で行動し目標を達成していくことも重要です。私はこの視点で、組織のあるべき姿を描いていくことにやりがいを持つようになり、中長期戦略に基づく新製品企画やマーケティング、事業開発を検討する役割を担うようになりました。現職では、”どのように製品や組織の価値最大化を実現するか”を見据え、オンコロジー事業部の将来を描くポートフォリオマネジメントとストラテジー&オペレーションズという主に2つの役割を主導しています。ポートフォリオマネジメントでは、開発品が将来上市する時に最大限に価値を発揮できるよう、開発早期の段階からコマーシャルやプライシングの観点で最も効果的と考えられるデータ設計や戦略立案を行い、開発やメディカル部門と連携しながら具体的な施策につなげられるよう提案していきます。一方、ストラテジー&オペレーションズでは、事業部全体としての戦略の方向性を描くことに加え、部門を越えた議論や意思決定を通じて、それを実行可能なかたちに落とし込んでいく役割を担います。

これらの役割における成果を発揮していくため、チームでは一人ひとりの違いを尊重し、互いの強みを生かしていくことを大切にしています。人にはそれぞれの強みや、得意な分野、異なる視点があり、その多様性を相互に尊重しながら同じ目標を目指すことが強みとなり、チーム全体のパフォーマンス向上につながると考えています。さらに、チームメンバー個々がそれぞれの経験から培った感性や直感も大切な要素であり、それらを生かすためには、日々のコミュニケーションを通じた信頼関係の積み重ねが不可欠だと感じています。

スタンフォード大学ビジネススクールの石壁の前で、建物を背景に屋外の縁に腰掛けている大西さんと子ども
こうしたチームへの向き合い方は自身の働き方にもつながっており、私は仕事と私生活は二項対立ではなく上手く協働していくものだと考えています。家族と過ごす時間や子育てで得られた経験、趣味や他業界の人と話す機会など、仕事以外の時間にふと良いアイデアが浮かぶことから、私にとって仕事は私生活の一部にあります。さまざまな場面や事象も見方を変えれば学びに変えることができる。そんな前向きな向き合い方を大切にしています。

患者さんに貢献する将来を見つめ、タケダの未来を創っていく


室内でマイクを持ちながらプレゼンテーションを行っている中西さん

私はコップに半分入っている水を見て、“半分も入っている”ではなく、“まだ半分も入れられる”という建設的な視点を大切にしています。ポートフォリオ&ビジネスストラテジーチームを牽引する立場として、また、リーダーシップチームの一員として、成長過程にあるオンコロジー事業部が患者さんへの貢献に向けてより良い方向へ変化し続けるために、企業文化や価値観といった組織の土台となるものをどのようにかたちにしていくかを常に考えながら取り組んでいきたいと考えています。

タケダは、長い歴史や伝統を持ちながらもグローバルに変化し続ける中で、さらなる成長を目指していくにはどのような改善が必要かを問い、自分たちで変化を創っていく組織です。まだ満たせる余白をどのように成長させるか。その成長過程を組織の一員として純粋に楽しめる方は、タケダの仕事に魅力を感じられるのではないかと思います。

プロフィール


大西 裕絵

ポートフォリオ&ビジネスストラテジー部長

東京大学大学院薬学系研究科を修了後、経済産業省で多様な産業の成長支援を推進。その後は、製薬企業にて、事業開発やマーケティング分野の重要プロジェクトを主導し、戦略の実行と組織の成長に貢献。2025年2月にタケダに入社し、日本オンコロジー事業部のポートフォリオ&ビジネスストラテジー部長として組織を牽引。