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日本製薬の全株式のアリナミン製薬への譲渡について

2024年4月1日

武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下、「当社」)は、当社の完全子会社の医薬品および医薬部外品の製造受託会社である日本製薬株式会社(以下、「日本製薬」)の全株式をアリナミン製薬株式会社(本社:東京都千代田区、以下、「アリナミン製薬」)に2024年7月1日付で譲渡することを決定し、本日、アリナミン製薬と株式売買契約を締結しましたのでお知らせします。

今回の決定は、日本製薬の事業価値ならびに従業員の能力のさらなる向上に資するものです。日本製薬がアリナミン製薬のグループ子会社となることにより、アリナミン製薬グループおよび日本製薬が有する医薬品の製造に関する知見が融合し、日本製薬は、製造技術のさらなる向上やアリナミンドリンクを中心とした既存製品の増産などを通じて、カスタマーに対するコミットメントを果たしてまいります。

今回の株式譲渡により、日本製薬はアリナミン製薬の完全子会社となりますが、これまで通り日本製薬として独立して事業を継続し、さらなる発展を目指します。今回の株式譲渡による日本製薬従業員の雇用への影響はありません。

当社のグローバルマニュファクチャリング&サプライ ジャパン ヘッドのグレッグ・ティモンズは、「アリナミン製薬は、日本製薬の事業価値を向上させるうえで最適なパートナーであり、今回の株式譲渡により、医薬品および医薬部外品に対する市場のニーズに、より迅速かつ的確に対応できるようになるものと確信しています。当社は引き続き、革新的な医薬品を世界中の患者さんに迅速にお届けするという存在意義(パーパス)の実現に取り組んでまいります」と述べています。


<武田薬品について>

武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献することを目指しています。消化器系・炎症性疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、ワクチンといった主要な疾患領域および事業分野において、革新的な医薬品の創出に向けて取り組んでいます。パートナーとともに、強固かつ多様なパイプラインを構築することで新たな治療選択肢をお届けし、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。武田薬品は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。2世紀以上にわたり形作られてきた価値観に基づき、社会における存在意義(パーパス)を果たすため、約80の国と地域で活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。


<報道関係問合せ先>
武田薬品工業株式会社
グローバル マニュファクチャリング&サプライコミュニケ―ション
飯山 久美
080-5789-7742