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環境負荷低減を目的とした医療用医薬品の二次包装印刷のCMYKインクへの変更について

2024年1月25日

- 日本国内で製造される当社製品の二次包装印刷において、環境負荷低減を目的とし、特色インクからCMYKインクへの切り替えを実施。インクの使用量および廃棄量、印刷機の洗浄に使用する溶剤の使用量と廃棄量を削減。
- タケダがグローバルで進めるアートワーク管理による環境負荷低減を目指した取り組みにおける第一段階。
- タケダでは、2026年までに国内で製造される当社製品の全ての二次包装をCMYKインクに切り替え予定。日本以外でも同様の取り組みを予定。
- 今後、デジタル印刷の採用も検討し、状況や成果を他社とも共有することで、業界を挙げての二次包装印刷における環境負荷低減を目指す。


当社は、国内で製造する製品の二次包装(組箱)の印刷における環境負荷低減を目的として、使用するインクを、特色インクからCMYKインクに切り替えていくことを決定しましたのでお知らせします。本決定は、タケダがグローバルで進めるアートワーク管理※1による環境負荷低減を目指した取り組みにおける第一段階となります。


具体的には、当社初となる皮下注用人免疫グロブリン製剤として日本で2023年9月に製造販売承認を取得し、最近発売したキュービトル® 20% 皮下注について、製薬企業として国内でいち早く、組箱全体の印刷にCMYKインクを採用しました。これにより、サプライヤーの印刷工程におけるインクの使用量および廃棄量、さらに印刷機の洗浄に使用する溶剤の使用量および廃棄量の削減につながります。当社においても、この取り組みにより将来的なコスト削減につながるものと期待しています。



日本の医療用医薬品業界で製品の二次包装のスタンダードとなっている特色インクによる印刷においては、一色ごとに予め複数のインクを調合し特色インクを作成して印刷を行います 。また、印刷する製品を変更する際には、特色インクの色替えが必要であるため 印刷機の洗浄が行われています。CMYKによる印刷ではシアン(青)、マゼンタ(赤)、イエロー(黄)、キー・プレート(黒)の4色の組み合わせによって多様な色を表現していくため、特色インクによる印刷に比べ使用するインクの種類・量を低減することが可能です。また、CMYKによる印刷工程では、製品を切り替える際の印刷機洗浄が不要になります。さらに、タケダはグローバル全体で、環境負荷低減に関するデータを収集し、印刷工程の詳細なライフサイクルアセスメント※2に取り組んでまいります。


今後は、2026年までに新製品・既存品を問わず、国内で製造する当社製品の全ての二次包装をCMYKインクに切り替える予定です。さらに、将来的にはデジタル印刷の採用も見据えて検討を進めてまいります。デジタル印刷においては刷版が不要となるため、刷版製作時の水や溶剤の削減、そして刷版そのものの廃棄が無くなることによる環境負荷低減が期待できます。


当社のグローバル マニュファクチャリング & サプライ ジャパンヘッドのグレッグ・ティモンズは、「当社は、企業理念の一つとして、地球環境の負荷を低減しながら、患者さんに高品質な医薬品を安定的にお届けし続けることを約束しており、この取り組みはその約束を果たすための一環です。私たちはこれからも、医療用医薬品業界における環境サステナビリティへの取り組みを積極的にリードしていきます」と述べています。


本取り組みを主導した、当社 ジャパン リージョナル ローンチエクセレンス&プロダクトライフサイクル マネジメントのリージョンジャパンアートワークコーディネーションヘッドの野々村 浩二は、「今後は、スケールメリットによって環境への影響をさらに低減するために、状況の進展や成果を他の製薬企業と共有し、本取り組みへの参加を積極的に呼び掛けてまいります」と述べています。


※1 医薬品の二次包装材料(組箱、取扱説明書、ラベル等を含む)の印刷や表示の設計・編集や管理

※2 製品に関わる資源の採取から製造、輸送、使用、廃棄、リサイクルなどすべての段階を通して、投入資源あるいは排出環境負荷及びそれらによる地球や生態系への環境影響を定量的、客観的に評価する手法




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