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ヌバキソビッド®筋注の日本政府購入予定の取り消しについて

2023年2月10日

当社は、本日、2021年に厚生労働省と締結した新型コロナウイルス感染症ワクチン「ヌバキソビッド®筋注」(以下、「ヌバキソビッド」)の1億5,000万回接種分の購入契約のうち、既に当社から納入済みのものを除く残余数量の購入予定を取り消す旨の通知書を、厚生労働省より受領しましたのでお知らせします。本通知に伴い、1億4,176万回接種分の政府購入予定がキャンセルとなります。本契約は、2021年9月7日に「日本政府による当社が製造する Novavax 社の新型コロナウイルス感染症ワクチン候補1 億 5,000 万回接種分の購入について」として公表していたものです。

 

ヌバキソビッドは、厚生労働省からの発注に応じて生産しているため、このたびの購入予定取り消しに伴う製造済み製品の廃棄は生じません。当社から既に納入済みのヌバキソビッドについては、これまで同様、オミクロン株対応2価mRNAワクチンを何らかの理由で接種できない方や組換えタンパクワクチンであるヌバキソビッドの接種を望まれる方のための選択肢として、引き続き使用可能です。

 

当社は、Novavax社と協力しオミクロン株を含む変異株に対応したワクチンの開発を進めています。日本の公衆衛生に貢献すべく、当社は引き続き2023年度の新型コロナウイルス感染症ワクチンの供給について、オミクロン変異株対応ワクチン供給の可能性も含め、厚生労働省と必要な協議を行ってまいります。

 

なお、このたびの購入予定の取り消しによる当社の連結業績に対する影響は軽微であり、2022年度(2023年3月期)の連結業績予想に修正はありません。当社は契約書の規定に基づき、契約額の一部を収益認識しますが、「スパイクバックスTM筋注」を含む新型コロナウイルス感染症ワクチン全体の2022年度の売上収益見込み約500億円に変更はありません。

 

英語版はこちら

Please find the English press release from here

Cancellation of the Purchase Schedule of Nuvaxovid® Intramuscular Injection by the Japanese Government

 

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武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(治療手段)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。

 

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