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当社の世界卵巣がんデーに合わせた疾患啓発の取り組みについて

2022年5月9日
- 5月29日(日)に認定NPO法人キャンサーネットジャパンと市民公開講座「もっと知ってほしい卵巣がんのこと」を共催
卵巣がん患者さんと医療関係者のコミュニケーションをサポートする冊子「わたしとはなす」を当社がん情報ポータルサイト 「キャンサーペディア」で公開

当社 日本オンコロジー事業部では、患者支援団体ならびに医療関係者の皆さまとの協働を通じて、がん患者さんとご家族の皆さまが医療関係者との適切な対話を通じて最良の治療やケアを選択いただくためのアドボカシー活動を進めております。5月8日は「世界卵巣がんデー」で、2013年に世界中の卵巣がん支援団体のリーダーたちによって、疾患とその症状について啓発することを目的に制定されました。

当社は、アドボカシー活動の一環として、今年の世界卵巣がんデーに合わせて、卵巣がん患者さん、ご家族および一般の方々を対象にした市民公開講座「もっと知ってほしい卵巣がんのこと」を、認定NPO法人キャンサーネットジャパンと共催で5月29日(日)に開催いたします。

当社はこれまで、卵巣がん領域において、卵巣がんと向き合う患者さんを支援するための取組みを進めてきました。『卵巣がんサポートナビ』では、卵巣がん患者さんのペイシェントジャーニーに沿って分かりやすく、症状や治療法、心のケアに関する紹介を掲載しています。また、卵巣がん患者さんと医療関係者のよりよいコミュニケーションを支援する冊子「わたしとはなす」を医療関係者と卵巣がん患者さんとともに開発し、このたび、卵巣がん患者さんが自由にダウンロードしてご使用いただけるよう、当社のがん情報ポータルサイト「キャンサーペディア」に公開しました。

卵巣がんは、自覚症状が出にくく、かつ確立された検査方法がないことから、早期発見が困難な疾患です。診断される多くの女性はがんが進行してから発見されることが多く、また、半数以上の方が治療後再発のリスクがあり、不安を抱えながら過ごしています。

当社は、引き続き、がん患者さんの気持ちに少しでも寄り添い課題解決につながるご支援ができるよう、患者支援団体や医療関係者の皆さまとの協働のもと、アドボカシー活動に注力してまいります。                          

以上

<卵巣がん市民公開講座 概要>

名称:市民公開講座「もっと知ってほしい卵巣がんのこと」
日時:2022年5月29日(日)11:00-12:30
共催:キャンサーネットジャパン/武田薬品工業株式会社
対象:卵巣がん患者さん・ご家族・一般の方々

登壇予定者
全体司会: 松本 裕子 (医療キャスター)
小林 佑介先生(慶應義塾大学医学部 産婦人科学教室 専任講師)
平沢晃先生(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 臨床遺伝子医療学 教授)
鈴木牧子氏(NPO法人がんピアネットふくしま 理事長)
太宰牧子氏(NPO法人クラヴィスアルクス 理事長)

<卵巣がん患者さん向け冊子「わたしとはなす」概要>
「わたしとはなす」は、医療関係者と患者さんが必要な情報を相互に共有し、協働して治療方針を決定するという「シェアードディシジョンメイキング(協働意思決定)」をサポートする目的で、医療関係者、卵巣がん患者さんと一緒に作成しました。冊子を開くと、表紙・裏表紙で女性が向かい合う形になっており、「自分との対話」を表現しています

本冊子の閲覧およびダウンロードはこちら

<武田薬品について>

武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝性・血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)および消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。詳細については、https://www.takeda.comをご覧ください。

以上