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グローバルに活躍する幹部候補の輩出を加速するための新たな人事施策の導入について

2021年1月8日
- グローバルに活躍する幹部候補を日本から輩出するための早期育成を目的とした従業員公募型の人事施策「アジャイルプログラム」を国内ビジネス部門に導入
- 国内外での複数のアサイメント、トレーニングなどを通じて、リーダーに求められる視野や知識を習得
- 国内ビジネス部門が進める変革の柱の一つである「変革を支えるための組織力の向上」の施策の一環として実施

当社は、国内の医療用医薬品ビジネスを所管するジャパン ファーマ ビジネス ユニット (Japan Pharma Business Unit 以下、「JPBU」) とグローバル オンコロジー ビジネス ユニットの日本における代表部門である日本オンコロジー事業部 (Japan Oncology Business Unit 以下、「JOBU」) を対象に、グローバルに活躍する幹部候補を早期に育成することを目的とした人事施策「アジャイルプログラム」を導入しましたので、お知らせします。

本プログラムは国内ビジネス部門であるJPBUとJOBUの従業員を対象に参加を募る公募型で、将来のタケダを担う幹部候補を選抜し、早期にリーダーへと育成するものです。対象者はシニアマネジメントによるスポンサーシップの下、海外を含む複数のジョブローテーションを経て、リーダーに求められる俯瞰的な視野や体系的な知識を実践を通じて習得します。また、多様なバックグラウンドを持つグローバルの従業員と働くことで、グローバルな環境下においても成果を出すために必要なスキルやリーダーシップを身に付けます。6年から8年のプログラム期間修了後は、各部門の中核となるマネジャーポジションなどに就き、将来の経営層になるためのさらなる経験を積むことが期待されます。

国内ビジネス部門では「戦略投資の加速化」、「機動性のある組織の構築」、「変革を支えるための組織力の向上」を3つの柱にビジネスの変革を進めています。このうち「変革を支えるための組織力の向上」では、国内ビジネス部門の持続的な成長を実現するとともに一人ひとりの従業員が充実したキャリアを築くための施策を導入しています。今回導入したアジャイルプログラムに加え、グローバル等級制度の導入、報酬制度、年金制度の諸制度についても検討しており、国内の人事制度の次のステージへの移行に取り組みます。

当社のジャパン ファーマ ビジネス ユニット プレジデントの岩﨑真人は、「当社はグローバルな研究開発型バイオ医薬品のリーディングカンパニーとして、革新性の高い医薬品を患者さんにお届けしています。また、世界80カ国に広がる当社のビジネスをけん引する次世代のリーダーを日本から早期に輩出するためのさまざまな取り組みを進めており、今回のプログラムの導入によりその流れが一層加速すると期待しています。意欲ある従業員にさらなるキャリアの機会を提供できるよう、引き続き取り組んでまいります」と述べています。

アジャイルプログラムの概要

  • 主な応募資格:
    - 日本で勤務するJPBU/JOBUに所属する従業員
    - 社会人経験(タケダ内外含む)が8年未満
  • 募集人数:若干名
  • 開始時期:2020年度に募集を開始し2021年度よりプログラム開始 ※今後も継続的に募集予定

以上

 

<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)および消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。