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欧州における一部の一般用医薬品およびノンコア資産の最大約6億7,000万米ドルでのOrifarm社への譲渡について

2020年4月24日

- 一部の一般用医薬品および医療用医薬品ならびに2つの製造施設を譲渡
- 本譲渡により当社のレバレッジ低下プランをさらに加速

当社は、このたび、欧州で販売する一般用医薬品および医療用医薬品ポートフォリオの一部、ならびにデンマークおよびポーランドに所在する2つの製造拠点を、ノンコア資産として、急成長を遂げているデンマークの製薬企業であるOrifarm Group(以下「Orifarm社」)に、一定のクロージング条件を満たし、必要な規制上のクリアランスの取得を前提に、最大約6億7,000万米ドルで譲渡する契約を締結しましたのでお知らせします。

Orifarm社に譲渡するポートフォリオには、様々な一般用医薬品や食品サプリメントが含まれているほか、デンマーク、ノルウェー、ベルギー、ポーランド、フィンランド、スウェーデン、バルト諸国およびオーストリアを中心に販売する呼吸器、抗炎症、循環器、内分泌領域の医療用医薬品の一部が含まれます。これらのポートフォリオの2018年度の売上高は、咳嗽/感冒および一般用医薬品のビタミン製品、ならびに医療用医薬品のWarfarinおよびLevaxinの力強い伸長により、約2億3,000万ドルでした。今回譲渡対象となる製品群は、引き続き患者さんのニーズを満たす重要な役割を担いますが、当社の長期的成長を牽引する主要ビジネスエリア(消化器系疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患))には該当しません。

当社Europe & Canada Business UnitのPresidentであるGiles Platfordは、「本譲渡により、当社は主要ビジネスエリアにおける取り組みをさらに優先し、強化することが可能になります。今回対象となるノンコア資産の譲渡プロセス全体を通じ、当社は、これら信頼性の高い製品の価値を最大化し、必要とする患者さんをはじめとするカスタマーの皆さんへの供給を継続できる適切なパートナーを得ることに専念してきました。当社は、Orifarm社が当該地域における最適なパートナーであると確信しています」と述べています。

当社Chief Financial OfficerであるCosta Saroukosは、「本譲渡は、ポートフォリオを簡素化し、レバレッジ低下を加速するための継続的な戦略の実行であり、今後も、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーとしての地位を強化し、患者さんや当社株主の皆さんにさらなる価値を提供していくために、主要ビジネスエリアへの投資に注力していきます」と述べています。

当社は、過去12カ月間に約100億米ドルのノンコア資産売却目標に向けた一連の譲渡案件を発表し、主要ビジネスエリアへの注力を推進してきました。当社は、本年3月、ラテンアメリカにおけるノンコア資産をHypera Pharma社に8億2,500万米ドルで譲渡することを公表し、また、ロシア・CISにおいてSTADA社へ6億6,000万米ドル、中近東・アフリカにおいてAcino社へ2億米ドル以上のノンコア資産の譲渡完了を公表しました。加えて、2019年7月、当社はNovartis社への最大53億米ドルでのXiidra®の譲渡を完了しました。

当社は、本譲渡で得られる資金を引き続き負債の減額に充て、2021年度から2023年度に純有利子負債/調整後EBITDA倍率を2倍にする目標に向け、迅速なレバレッジ低下をさらに加速させてまいります。

<本譲渡の詳細について>
当社は、欧州で販売している一般用医薬品および医療用医薬品ポートフォリオのうち、約110製品をOrifarm社に、一定のクロージング条件を満たし、必要な規制上のクリアランスの取得を前提に、総額最大約6億7,000万米ドルで譲渡する契約を締結しました。Orifarm社は当社に対し、本譲渡完了時に現金で約5億500万米ドル、本譲渡完了後4年以内に無条件の現金で約7,000万米ドルを支払います。さらに当社は、最大9,500万米ドルのマイルストン支払いを受領する可能性があります。

本譲渡完了時に、デンマークとポーランドにある2つの製造拠点もOrifarm社に移管します。当社およびOrifarm社はさらに製造供給契約を締結し、本契約に基づき、当社はOrifarm社に代わり一部の製品を引き続き製造します。また、Orifarm社は、それらの国々においてのみ譲渡対象製品の権利を獲得します。

製造拠点、販売、マーケティング、その他本ポートフォリオおよび譲渡する製造拠点に携わる一部の従業員約600名が、本譲渡完了とともにOrifarm社へ移籍することになります。

本譲渡は、一定のクロージング条件を満たし、必要な規制上のクリアランスの取得および適用される現地の労使協議会の要件の充足を前提とし、2020年度(2021年3月期)末に完了する見込みです。本譲渡完了までは、当社が該当製品を製造供給し、患者さんに引き続きお届けします。

本譲渡に関する当社のフィナンシャル・アドバイザーはJ.P. Morganであり、リーガル・アドバイザーはWhite & Caseです。

<追加情報について>
本譲渡および資産に関する財務情報は、2020年4月23日時点の1米ドル0.9235ユーロを用いてユーロから米ドルに換算しています。本譲渡において支払われる金額はユーロで表されていることを念のため申し添えます。

<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)および消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。

以上