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ラテンアメリカにおける一部の一般用医薬品およびノンコア資産の8億2,500万米ドルでのHypera Pharma社への譲渡について

2020年3月2日

- ラテンアメリカにおいて革新的な医薬品を患者さんにお届けすることへさらに注力
- 本譲渡によりレバレッジ低下を加速

当社は、このたび、ラテンアメリカに限定された一部のノンコア資産を8億2,500万米ドルでHypera S.A.(以下「Hyper Pharma社」)に譲渡する契約を同社と締結しましたのでお知らせします。Hypera Pharma社は、ブラジルで最大の製薬企業であり、特許を有する医療用医薬品、一般用医薬品およびブランドジェネリック医薬品(特許が満了した先発医薬品)におけるリーディングカンパニーです。

今回の譲渡対象には、当社のGrowth & Emerging Markets Business Unitが担当するブラジル、メキシコ、アルゼンチン、コロンビア、エクアドル、パナマ、ペルーにおける一般用医薬品、医療用医薬品が含まれます。

当社のGrowth & Emerging Markets Business UnitのPresidentであるRicardo Marekは、「当社は今までと変わらずラテンアメリカなどの新興国に強くコミットしています。当社は、今回の譲渡により、これらの国々における投資を、消化器系疾患、希少疾患、血漿分画製剤、がん、神経精神疾患にまたがる当社の革新性の高い医薬品にフォーカスさせることが可能となります。そうすることにより、複雑で希少な疾患に罹患する患者さんのニーズを満たすことに貢献します。同時に、当社は、Hypera Pharma社が今回譲渡対象となった製品を途切れることなく患者さんにお届けできる企業であると確信しています」と述べています。

本譲渡は、約100億米ドルのノンコア資産売却という当社の目標達成に貢献する、過去12ヵ月で5件目の譲渡契約の締結です。当社は、本譲渡で得られる資金を引き続き負債の減額に充て、2021年度から2023年度に純有利子負債/調整後EBITDA倍率を2倍にする目標に向け、迅速なレバレッジ低下をさらに加速させてまいります。

当社は、2019年5月に4億米ドルでのEthicon社へのTachoSil®の譲渡を、同年7月には最大53億米ドルでのNovartis社へのXiidra®の譲渡を、同年10月には2億米ドル以上での中近東およびアフリカにまたがるノンコア資産のAcino社への譲渡を、同年11月には6億6,000万米ドルでのロシア、ジョージアおよびCIS諸国におけるノンコア資産のSTADA社への譲渡を公表しました。

今回譲渡対象となるノンコア資産の2018年度の売上は2億1,500万米ドルであり、Neosaldina®、Nesina®、  Dramin®などの主要製品の売上によって牽引されています。

今回譲渡対象となる製品群は、引き続き患者さんのニーズを満たす重要な役割を担いますが、当社の長期的成長を牽引する主要ビジネスエリア(消化器系疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患))には該当しません。本譲渡により、当社は、ポートフォリオの簡素化を通じてさらに主要ビジネスエリアへ注力することが可能になります。

当社チーフフィナンシャルオフィサーのCosta Saroukosは、「当社は、本譲渡により、レバレッジ低下を加速させながらポートフォリオを簡素化および最適化するという戦略をまた一歩前進させました。当社は、引き続き主要ビジネスエリアと革新的な医薬品のパイプラインに注力することで、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーとしてのプレゼンスを強化するとともに、患者さんや当社株主の皆さんにさらなる価値を提供してまいります」と述べています。

<本譲渡の詳細について>
当社は、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、コロンビア、エクアドル、パナマ、ペルーにおける一般用医薬品と医療用医薬品18製品のポートフォリオの権利を8億2,500万米ドルでHypera Pharma社に譲渡する契約を同社と締結しました。

本契約に基づき、譲渡対象製品に携わる約300名の従業員に対して譲渡完了とともにHypera Pharma社へ移籍する選択肢が与えられることになります。

また、当社とHypera Pharma社は、今後も当該製品を当社が引き続き製造してHypera Pharma社に供給する製造供給契約を締結しました。

本譲渡は2020年の後半に完了する予定であり、一定のクロージング条件を満たすことをを前提としています。それまで譲渡対象製品は当社が引き続き販売します。

本譲渡において、BofA Securitiesが当社のフィナンシャルアドバイザー、White & Caseが同リーガルアドバイザーを務めています。


<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)および消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。

以上