中近東・アフリカにおける一部の一般用医薬品およびノンコア資産の2億米ドル以上でのAcino社への譲渡について

2019年10月15日

- 本譲渡によりレバレッジ低下を加速
- 本譲渡により中近東・アフリカにおける当社のポートフォリオを簡素化

当社は、このたび、 当社のGrowth and Emerging Markets Business Unitが担当する中近東・アフリカの多くの国々において、一部の一般用医薬品と医療用医薬品のポートフォリオを総額2億米ドル以上でAcino社に譲渡する契約を同社と締結しましたのでお知らせします。本譲渡は、長期的成長を牽引する主要ビジネスエリアへの注力およびシャイアー社買収後の迅速なレバレッジ低下を促進する当社戦略を推進する、2019年度において3度目の譲渡契約の締結となります。

当社チーフフィナンシャルオフィサーのCosta Saroukosは、「当社が中近東・アフリカで販売しているノンコア資産の売却は、当社がポートフォリオの最適化、主要ビジネスエリアへの投資、レバレッジ低下目標到達に向けたプロセス加速という戦略を継続的に実行していることを表すものです」と述べています。

今回譲渡対象となる製品は、引き続き患者さんのニーズを満たす重要な役割を担う製品である一方、消化器系疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)という、当社の長期的成長を牽引する主要ビジネスエリアの製品ではありません。

当社のGrowth & Emerging Markets Business UnitのPresidentであるRicardo Marekは、「当社は今までと変わらず中近東・アフリカにコミットしており、患者さんのニーズを満たすために、生活を一変させる当社の革新的な製品ポートフォリオへのアクセスを加速させる取り組みを続けてまいります。当社は、今後も当社製品の販売および医薬品アクセスプログラムを通じてこれに取り組みます。当社は、Acino社が今回譲渡対象となった製品を引き続き患者さんにお届けできる最良の企業であると確信しています」と述べています。

当社は、本譲渡で得られる資金を負債の減額に充て、3~5年以内に純有利子負債/調整後EBITDA倍率を2.0倍以下にする目標に向け、引き続きレバレッジを低下させてまいります。当社は、ポートフォリオを簡素化しながら、キャッシュフローとノンコア資産売却から得られる資金により迅速なレバレッジ低下に取り組んでまいります。


<本譲渡の詳細について>
当社は、中近東・アフリカで当社が販売する一部の医療用医薬品および一般用医薬品約30製品のポートフォリオを、チューリッヒに本社を置き、中東、アフリカ、CIS地域、ラテンアメリカの一部の市場に注力するスイスの製薬企業であるAcino社へ2億米ドル以上で譲渡する契約を同社と締結しました。対象となる主な国には、エジプト、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、ウクライナ、アラブ首長国連邦などが含まれます。

本契約に基づき、Acino社はそれらの国々においてのみ譲渡対象製品の権利を獲得します。当該ポートフォリオをサポートする、主に販売およびマーケティングの専門家が譲渡完了とともにAcino社へ移籍する予定です。また、当社は、今後も当該製品をAcino社の代わりに当社が製造する複数年の製造供給契約を同社と締結する予定です。

本譲渡は2019年度第4四半期(2020年1~3月)に完了する予定であり、適用される独占禁止法上の許可取得を含む一定のクロージング条件を満たすことを前提としています。それまで譲渡対象製品は当社が引き続き販売します。

本譲渡において、BofA Securitiesが当社のフィナンシャルアドバイザー、White & Caseが同リーガルアドバイザー、Deloitteが同フィナンシャルコンサルタントを務めています。


<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。研究開発においては、オンコロジー(がん)、消化器系疾患、希少疾患およびニューロサイエンス(神経精神疾患)の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国および地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。

以上