XiidraのNovartis社への譲渡完了について

2019年7月2日

当社は、このたび、ドライアイの兆候・症状の治療薬「Xiidra®5%」(lifitegrast点眼剤)について、Novartis社への譲渡を完了しましたのでお知らせします。当社は、34億米ドルの一時金を現金で受領するとともに、今後追加で最大19億米ドルのマイルストンを受領する可能性があります。

当社代表取締役社長兼CEOであるクリストフ・ウェバーは、「Xiidraの譲渡完了は、当社の長期的成長の核であり患者さんや株主の皆さまに対して最大の価値を創出する主要ビジネスエリアのポートフォリオの最適化に注力する、という当社の戦略を実行する上で非常に重要です。ポートフォリオの簡素化とレバレッジ低下への取り組みが順調に進捗する一方、当社は、引き続き革新性の高い医薬品や画期的な治療法を世界中の患者さんにお届けし、株主の皆さまに対して長期的な価値を創出してまいります。当社は、これまでXiidraが当社の医薬品として患者さんに大きく貢献してきたことを誇りに思うとともに、Novartis社がこの革新的な治療薬の価値を最大化するものと確信しています」と述べています。

当社は、本譲渡で得られる資金を負債の減額に充てるとともに、シャイアー社買収完了後、純有利子負債/調整後EBITDA倍率を中期的に2倍に低下させるという目標に向けレバレッジ低下を加速させてまいります。2019年3月31日時点で当社の純有利子負債は5兆489億円であり、純有利子負債/調整後EBITDA倍率は4.7倍です。当社は、引き続き3~5年以内に純有利子負債/調整後EBITDA倍率を2倍にすることを目標にしてまいります。

Xiidraは、炎症に対する作用を有しドライアイの兆候・症状の治療薬として米国食品医薬品局(FDA)に承認された最初で唯一の薬剤です。

<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。研究開発においては、オンコロジー(がん)、消化器系疾患、希少疾患およびニューロサイエンス(神経精神疾患)の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国および地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。

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