XiidraのNovartis社への譲渡およびTachoSilのEthicon社への譲渡について

2019年5月8日

− 2つの譲渡案件を通じてポートフォリオを簡素化するとともにレバレッジの低下を加速

当社は、このたび、ドライアイの兆候・症状の治療薬「Xiidra®5%」(lifitegrast点眼剤)および手術用パッチ剤「TachoSil®」について譲渡する契約をそれぞれNovartis社およびEthicon社と締結しましたのでお知らせします。これらの譲渡は、長期的成長に向けてコア事業領域に注力するとともにシャイアー社買収後の迅速なレバレッジ低下を促進する当社の戦略の一環です。

当社代表取締役社長兼CEOであるクリストフ・ウェバーは、「今回の譲渡は、本年初頭に完了したシャイアー社買収後初めての譲渡であり、当社がお知らせした同社買収後の成長戦略を進めるにあたり重要な前進です。当社は、自らの経営の基本精神に基づくグローバルな研究開発型のバイオ医薬品企業のリーディングカンパニーとして、迅速にレバレッジを低下させ、成長ドライバーへの投資を継続するとともに、ポートフォリオの戦略的な簡素化および最適化に取り組んでいます」と述べています。

当社は、主要ビジネスエリアである消化器系疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)に注力します。このフォーカスにより、当社は、革新性の高い医薬品や治療法を世界中の患者さんにお届けし、株主の皆さまに対して長期的な価値を創出してまいります。

当社は、Novartis社から34億米ドルの一時金を現金で受領するとともに最大19億米ドルのマイルストンを受領する可能性があります。また、Ethicon社から4億米ドルの一時金を現金で受領します。当社は、本譲渡で得られる資金を負債の減額に充て、中期的に純有利子負債/調整後EBITDA倍率を2倍以下にする目標に向けレバレッジ低下を加速させます。当社は、ポートフォリオを簡素化しながら、キャッシュフローとノンコア資産売却から得られる資金により迅速なレバレッジ低下に取り組んでまいります。

当社は、現時点において、本譲渡が2019年5月14日に公表予定の2019年度連結業績予想に重大な影響を与えるものとは見込んでおりません。本譲渡が完了するタイミングにもよりますが、本譲渡による影響額の合理的な見積りがなされた後、その影響を反映し、2019年度連結業績予想をアップデートする予定です。

<Xiidra 5%について>
当社は、当社のXiidraについて、一時金34億米ドルと追加で最大19億米ドルのマイルストンでNovartis社に譲渡する契約を同社と締結しました。Xiidraの2018年(1月1日から12月31日まで)の調整後売上高は3億8,800万米ドルです。確実なプロセスを実行した結果、XiidraをNovartis社へ譲渡することが当社の株主にとって最大の価値を創出するとともに、当社の治療薬を信頼してくださっている患者さんや医療関係者の方々に革新的な医薬品を継続してお届けする最良の方法と判断しました。

当社のXiidraは、炎症に対する作用を有しドライアイの兆候・症状の治療薬として米国食品医薬品局(FDA)に承認された最初で唯一の薬剤です。主に米国とカナダを拠点とする約400名の従業員も当該譲渡完了とともにNovartis社へ移籍する予定です。

本契約は、通常のクロージング条件を満たし、必要な規制上のクリアランスの取得および適用される現地の労使協議会の要件の充足を前提とし、現時点では2019年後半に完了することが見込まれています。

本譲渡において、Evercore Group LLCが当社のフィナンシャルアドバイザー、Davis Polk & Wardwell LLPが同リーガルアドバイザーを務めています。

<TachoSilについて>
当社は、安全、迅速かつ確実な出血管理を実現するようデザインされた手術用パッチ剤である「TachoSil®」についてEthicon社に譲渡する契約を同社と締結しました。譲渡の完了に伴い、約80名の従業員もEthicon社へ移籍する予定です。TachoSilの2017年度(2017年4月1日から2018年3月31日)の調整後売上高は約1億5,500万米ドルです。

本契約に基づき、譲渡完了後Ethicon社は、TachoSilならびにTachoSilの製造および販売等に関する権利を取得しますが、当社はオーストリア リンツに所在する本製品の製造施設を今後も引き続き保有します。それに伴い、当社は、今後も本製品を当社が製造し、Ethicon社に供給する長期の製造供給契約を同社と締結しました。

本譲渡は2019年後半に完了する予定であり、一定のクロージング条件を満たし、必要な規制上のクリアランスの取得および適用される現地の労使協議会の充足を前提としています。

本譲渡において、Nomuraが当社のフィナンシャルアドバイザー、Linklaters LLPが同リーガルアドバイザーを務めています。

<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品のミッションは、優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献することです。研究開発においては、オンコロジー(がん)、消化器系疾患、希少疾患およびニューロサイエンス(神経精神疾患)の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国および地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。

詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。

将来に関する見通し情報
本ニュースリリース及び本ニュースリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「することができた(could)」、「予想されるanticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語又は同様の用語若しくはその否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。この書類における将来見通し情報は、現在当社が入手可能な情報に鑑みて行った当社の現在の前提及び理念に基づくものです。かかる将来見通し情報は、当社又は当社の役員による、将来の業績に関する保証を表するものではなく、既知及び未知のリスクと不確実性その他の要素を伴います。リスクと不確実性には、日本、米国及び世界中の一般的な経済条件を含む当社の事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、関連法規、製品開発計画の成功又は失敗、規制当局による判断とその時期、為替変動、市場で販売された製品又は製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念等、買収対象企業とのPMI(買収後の統合プロセス)が含まれますが、これらに限られません。これらにより、当社の実際の業績、経営結果、財務内容は、将来見通し情報において、明示又は暗示された将来の業績、経営結果、財務内容とは、大きく異なる可能性があります。当社の業績、経営結果又は財務状況に影響を与え得る事項の詳細に関しては、米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる登録届出書の”第3項重要事項 - D.リスクファクター”をご参照ください(https://www.takeda.com/investors/reports/sec-filings/ 又は www.sec.gov.において閲覧可能です。)。当社又は当社の役員は、この将来見通し情報において示された予想が結果的に正しいということを何ら保証するものではなく、実際の業績又は経営結果は予想と大きく異なることがあり得ます。本ニュースリリースの受領者は、将来見通し情報に過度に依存するべきではありません。武田薬品は、本ニュースリリースに含まれる、又は当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本ニュースリリースにおける武田薬品の経営結果は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想又は見積もりではありません。