武田薬品とAmbys Medicinesとの重症肝疾患を対象とした 先駆的な治療法開発のための提携について

2018年8月9日

武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)とAmbys Medicines社(本社:米国カリフォルニア州、以下「Ambys Medicines」)は、このたび、重症肝疾患を対象とした画期的治療法の研究開発を行うAmbys Medicinesの先進的な技術プラットフォームおよびパイプライン開発を推進することを目的とした提携契約を締結しましたのでお知らせいたします。

Ambys MedicinesのCEOでありThird Rock VenturesベンチャーパートナーのJeffrey Tongは、「当社は、肝疾患に対して革新的なアプローチを構築するという当社のビジョンを推進するにあたり、武田薬品が参画したことを嬉しく思います。当社は、基礎的な科学技術の開発に集中的かつ継続的に取り組んでいくとともに、様々な肝疾患に対する複数の治療薬開発プログラムを構築してまいります。当社は重症肝疾患を有する方々のために、新たな創薬と臨床応用の時代をリードすべく、サイエンスイノベーターを幅広く結集しようとしており、このたび、武田薬品とこの重要な取り組みにおいて協力できることを大変喜ばしく思います」と述べています。


Ambys Medicinesは、現時点では治療不可能もしくは十分に治療できない様々な肝疾患において、肝機能の回復および肝不全への進行抑制という差し迫った医療ニーズに対し、細胞治療、遺伝子治療、機能獲得薬物療法を含む新規モダリティを臨床応用するため、先進的な取り組みを行っています。

このたびの提携は、新たな化学および細胞・遺伝子治療技術への投資を通じて肝疾患におけるアンメットニーズにフォーカスするという武田薬品の消化器系疾患領域の戦略に合致するものです。

武田薬品Gastroenterology Therapeutic Area UnitのHead であるAsit Parikhは、「この提携により、将来、肝疾患を有する患者さんに再生医療による治療をお届けできる可能性が高まると考えています」と述べています。

また、Ambys Medicines取締役でありThird Rock VenturesパートナーのCharles Homcyは、「武田薬品は、新薬開発に注力するイノベーターであるのみならず、他のバイオ企業との提携においても、業界を牽引する存在です」と述べています。

今回の提携契約に基づき、武田薬品は、シリーズA資金調達を含めAmbys Medicinesに対し1億米ドルを支援し、本提携のもとでIND申請に至った最初の4つの開発品候補に関する米国外での販売権を得るオプション権を獲得します。武田薬品が対象品に関するオプション権を行使する場合には、武田薬品は対象となる全ての開発プログラムの費用の50%を負担し、さらに開発および承認申請に応じたマイルストンを支払います。一方、Ambys Medicinesは米国に関する全ての権利を維持します。

<Ambys Medicinesについて>
Ambys Medicines社は、重症肝疾患に対する画期的な治療法の研究開発にフォーカスしたバイオテクノロジー企業です。肝疾患領域および再生医療領域の世界的な専門家により創設された企業であり、現時点では治療不可能もしくは十分に治療できない様々な肝疾患において、肝機能の回復および肝不全の進行抑制という差し迫った医療ニーズに対し、細胞治療、遺伝子治療、機能回復薬物療法を含む新規モダリティを臨床応用するため、先進的な取り組みを行っています。Ambys Medicinesは2018年にThird Rock Venturesと武田薬品により設立された、米国カリフォルニア州レッドウッドに本社を置く企業です。詳細はhttp://www.ambys.comをご参照ください。

 

以上