武田薬品とHarrington Discovery Instituteによる希少疾患研究に関する提携について

2017年4月28日

武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)とHarrington Discovery Institute(米国オハイオ州クリーブランド、以下「HDI」)はこのたび、希少疾患における革新的な治療研究を加速させることを目的とした提携を行うこととなりましたのでお知らせします。 

本提携は、HDIとして大手製薬企業との初めての提携であり、HDIおよび当社は、HDIが確立した研究推進モデルをもとに、希少疾患における治療薬開発に特化した新たなプログラムを進めていきます。本提携は、当社が重点領域として定めているがん、消化器および中枢神経系領域における研究を補完するものです。このプログラムは、新規の希少疾患治療に繋がる革新的な研究を米国全土における医師・研究者と共に実施します。 

HDIのPresidentであり、University Hospitals and Case Western Reserve University School of MedicineのThe Robert S. and Sylvia K. Reitman Family Foundation Distinguished Chair in Cardiovascular InnovationであるJonathan S. Stamlerは、「私達は、武田薬品とともに、社会的利益のために革新的な治療法の開発および支援に取り組んでまいります。十分にアンメットメディカルニーズのある領域において、研究初期段階の知見を得ることに対し、武田薬品が私達と一体となって取り組んで頂けることを、非常に心強く思います。産学連携の本モデルを通じ、私達は共同して、財的・人的リソースを投入し、希少疾患を治療するための研究を加速していきます」と述べています。 

新たなプログラムに参加する研究メンバーは、HDIからの研究資金、およびイノベーションサポートセンターを通じた専門家からの実践的な薬剤開発のノウハウ、ならびにプロジェクト管理の支援を得ることができます。加えて、研究メンバーは、武田薬品の研究開発担当者とも連携します。 

当社Center for External InnovationのHeadであるDaniel Curranは、「本提携は、当社が産学連携を通じたパートナーシップに注力している新たなケースであり、当社の3つの重点領域(がん、消化器および中枢神経系)における希少疾患の治療薬開発への取り組みを進めるものです。HDIは患者さんに素晴らしい治療をもたらす新規治療薬を研究しているアカデミア研究者を支援する非常にユニークな体制を築いています。本提携は、共通のビジョンおよび使命によって推進される新たなビジネスモデルを示すものです」と述べています。

 

<Harrington Discovery Instituteについて>
オハイオ州クリーブランドの大学病院内に所在するThe Harrington Discovery InstituteはThe Harrington Project for Discovery & Developmentの一つであり、独創的な医師・研究者の発見を人々の健康を改善させ得る医薬品開発へ導くことにより、医療および社会をよりよくすることを目的としている研究機関です。当研究機関は、Harrington家からの5,000万ドルの資金提供を基に2012年に設立され、「より良い世界を」という大学病院のビジョンを共有し、この考えを体現する活動に取り組んでいます。

 

<The Harrington Project for Discovery & Developmentについて>
The Harrington Project for Discovery & Developmentは、希少疾患に関する研究開発をより一層進めていくために、Harrington家およびクリーブランドの大学病院によって2012年2月末に設立された3億ドルをかけた国家戦略です。本プロジェクトには、The Harrington Discovery Instituteおよび社会的利益のために、研究初期段階の知見を医薬品へ導く医薬品開発会社であるBioMotiv社も含まれています。 

詳細については、HarringtonDiscovery.org.をご覧ください。

 

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