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武田テバ薬品へ資産移管する長期収載品の追加について

武田テバ薬品へ資産移管する長期収載品の追加について


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April 10, 2017

当社は、再審査期間及び特許による保護期間が満了した医療用医薬品(長期収載品)7製品について、2017年5月1日より武田テバ薬品株式会社(本社:滋賀県甲賀市、以下「武田テバ薬品」)に資産移管することとなりましたので、お知らせします。本移管に伴い、2017年5月1日より当該製品の情報活動主体は武田テバ薬品となります。 

当社は2016年4月、武田テバ薬品の設立時に、日本の患者さん及び医療関係者の皆さんの幅広いニーズにお応えするため、「ブロプレス(単剤)」「タケプロン(単剤)」「ベイスン」などの長期収載品を武田テバ薬品に資産移管しましたが、今回、さらに7製品を追加することとなります。 

今回資産移管する製品は、これまで当社が情報活動を行ってきた長期収載品のうち、2型糖尿病治療剤「アクトス錠」「アクトスOD錠」「ソニアス配合錠」「メタクト配合錠」、高血圧症治療剤「エカード配合錠」「ユニシア配合錠」、消化性潰瘍治療剤「タケプロン」(一般名:ランソプラゾール)と低用量アスピリンの配合剤「タケルダ配合錠」です。 

これら移管品の2015年度の売上収益実績は合計で392億円であり、2016年度の売上収益見込は242億円です。本移管における譲渡対価は285億円です。そのうち約150億円を2017年度中に売上収益として認識し、残りは15年間にわたり繰り延べて認識してまいります。当社は、本移管により得られた資金を、重点疾患領域に再投資してまいります。 

当社の取締役 ジャパンファーマビジネスユニット プレジデントの岩﨑真人は、「今回の移管製品の追加は、特許期間を満了した医薬品のビジネスを推進する武田テバ薬品と、革新的な新薬のビジネスにフォーカスする当社の双方のビジョンに適ったものであり、今後さらに患者さん及び医療関係者の皆さんの多様なニーズにお応えできるものと考えています。当社は、武田テバ薬品及び武田テバファーマ株式会社のビジネスをサポートするとともに、革新的な新薬の提供を通じて、医療のイノベーションをリードする取り組みを一層強化し、引き続き日本の製薬業界におけるリーディングカンパニーとして成長を遂げてまいります」と述べています。 

 

<移管する製品について>

2型糖尿病治療剤

アクトス錠15・30

アクトスOD錠15・30

ソニアス配合錠LD・HD

メタクト配合錠LD・HD

高血圧症治療剤

エカード配合錠LD・HD

ユニシア配合錠LD・HD

消化性潰瘍治療剤「タケプロン」(一般名:ランソプラゾール)と低用量アスピリンの配合剤

タケルダ配合錠

 

以上