武州製薬と武田薬品のファーマシューティカルサイエンスに関する変革に向けたパートナーシップについて

2017年2月28日

- 武田薬品のファーマシューティカルサイエンス部門(旧CMC研究センター)の一部の事業を武州製薬に移管
- 治験薬の開発・製造においてより効率的なオペレーションを実現

武州製薬株式会社(本社:埼玉県川越市、以下「武州製薬」)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)は、このたび、武田薬品のファーマシューティカルサイエンス部門(旧CMC研究センター)の一部の事業を武州製薬に移管することについて合意いたしましたのでお知らせします。武州製薬は武田薬品の主要な戦略的パートナーとして、原薬プロセス開発、製剤処方設計および試験法開発、治験薬製造並びに関連する付随業務に従事します。

CMCとはChemistry, Manufacturing and Controls (化学、製造および品質管理)の略で、CMC研究とは創薬研究で見出された新薬候補物質を医薬品として市場に供給するための、原薬や製剤の設計・製品品質の設計・製造プロセスの開発を行う研究開発活動のこと。

武田薬品 ファーマシューティカルサイエンス ヘッドのJim Morleyは、「本提携は、当社の研究開発体制の変革において重要な役割を担います。これまで以上に患者さんのニーズにリソースや活動をかたむけ、治験薬開発および製造に対してより迅速で柔軟なアプローチをもたらします。武州製薬は、高品質な医薬品製造サービスを提供する企業として日本で高い評価を得ています。この独創的なコラボレーションは、当社が、現在および将来のパイプラインにフォーカスし、医薬品研究開発を実施・進展させる上で理想的なパートナーになるものと確信しています」と述べています。

武州製薬 代表取締役社長 兼 CEOの横濱潤は、「本提携により当社のサービス範囲は大きく広がり、これまでの商用医薬品・治験薬の製剤・包装主体の従来型CMOサービスだけでなく、開発・工業化CMCの双方において、正に医薬品開発の初期段階から上市までをワンストップでサービスできる体制へと生まれ変わります。武田薬品の医薬品研究開発をサポートするパートナー企業として技術に磨きをかけ、更に、あらゆる顧客のニーズに応えるべく事業基盤を堅固なものとし、グローバル化のための礎にもなるものと確信しております」と述べています。

本提携は、業務効率の改善やより機動的な組織体制構築を目指す武田薬品と、統合された専門性と幅広い生産能力を梃子にビジネス領域の拡大とグローバル化を推進する武州製薬にとって相互に補完的な関係を生み出します。

本提携では、武田薬品が2017年度第1四半期に新設する100%子会社(以下、「新会社」)に、十三地区(大阪市淀川区)の設備および約200名の従業員をはじめとする武田薬品のファーマシューティカルサイエンス部門の一部事業を2017年度第2四半期に吸収分割により承継したうえで、新会社の全株式を武州製薬に譲渡する予定です。

 

<武州製薬について>

1998年8月設立の日本を代表する医薬品・治験薬受託製造専門会社。武州製薬では、欧州、米国を含む最新のGMP基準に基づく製造体制により、医薬品および治験薬の受託製造を積極的に行っています。蓄積したノウハウと最新情報を活用し、埼玉県の川越・美里両工場において、顧客である医薬品製造販売会社・医薬品開発ベンチャー等に対して付加価値のあるソリューションを提供しています。

http://www.bushu-seiyaku.co.jp

以上