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がん免疫研究支援のためのKoch Institute for Integrative Cancer Researchへの100万米ドルの寄付について

がん免疫研究支援のためのKoch Institute for Integrative Cancer Researchへの100万米ドルの寄付について


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February 9, 2017

米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、マサチューセッツ工科大学に所在するKoch Institute for Integrative Cancer Research(以下「Koch Institute」)および武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)は、このたび、武田薬品がKoch Instituteにおける画期的ながん免疫研究を支援することとなりましたので、お知らせします。今後2年間で、Koch Instituteが現在行っているがんにおける免疫反応が果たす役割に関する研究ならびに新規治療開発に対して100万米ドルが活用されます。

当社Immunology Discovery LeadであるChristopher Arendtは、「当社は社内・社外を問わず革新的な研究を受け入れており、がん患者さんへの取り組みの一端として、がん免疫研究を引っ張っていく学術研究機関への支援を行います。当社は、当社が注力する重点領域であり、近年がん研究において最も躍進を遂げた研究の一つであるKoch Instituteが推し進めている画期的な研究を心強く思っています。また、Koch Instituteが生命科学及び工学へ集中することによって得られる知見は、がん免疫研究を推進する貴重な機会を提供してくれると思います。」と述べています。

Koch InstituteのDirectorであるTyler Jacksは、「Koch Instituteは、がん撲滅に向けた新たな治療方法を開発するため最良の科学及び工学を推進していくことを目的として設立されました。がん免疫研究は我々が最も力を注いでいる研究であり、この重要な研究分野に対する武田薬品の支援に心から感謝します。」と述べています。

Koch Instituteの研究者達は、がんに対する免疫反応を改善するために、動物モデル、およびがん患者さんが有するがんと免疫機構との関連について研究しています。Koch Instituteは、薬物輸送システム、および新たな細胞免疫反応の分析手法の開発に加えて、治療ワクチン、予防ワクチンおよび最新の蛋白工学によって作成される治療抗体を含む自然免疫及び獲得免疫のいずれにも関わる治療の開発に取り組んでいます。

Koch Institute for Integrative Cancer Researchについて>

Koch Instituteは、マサチューセッツ工科大学内に所在するがんの基礎研究を行う事を目的とした国際的ながん研究施設です。Koch Instituteは、最先端の施設に生物学者、科学者、工学者、コンピューター工学者、臨床医およびその他有識者を結集し、がん撲滅に向けた新たな知見や多分野にまたがる取り組みを提供しています。Koch Instituteは、マサチューセッツ工科大学における素晴らしい研究環境に加え、National Cancer Instituteならびにバイオテクノロジー企業や製薬企業といった社外協力者とともに活動することによって、がんに関する新たな知見の提供、よりよくがんを検出、治療出来るような新たな機器や技術の開発、疾患予防に貢献しています。

詳細については、http://ki.mit.eduをご覧ください。

以上