武田薬品とPRA Health Sciencesの臨床開発および市販後臨床開発に関する変革に向けたパートナーシップについて

2016年9月13日

-本提携により迅速でより効率的な臨床試験戦略の立案・実行が可能に

PRA Health Sciences, Inc.(本社:米国ノースカロライナ州ローリー、以下「PRA社」)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)は、このたび、新たなパートナーとして提携する契約を締結しましたのでお知らせします。本契約に基づき、PRA社は武田薬品の主要な戦略的パートナーとして武田薬品のパイプライン開発および販売許可取得後に必要な医薬品の市販後臨床開発を実施します。

 

武田薬品 取締役Chief Medical and Scientific OfficerのAndy Plumpは、「本提携は、当社の研究開発体制の変革において根幹のひとつとなるものであり、医薬品業界において前例のない、真に革新的な臨床開発へのアプローチです。PRA社は、パートナーに合わせた最適なサポートを提供する企業として高い評価を得ています。当社が、現在および将来のパイプラインにフォーカスし、臨床開発を実施・進展させる上で、PRA社が理想的なパートナーになるものと確信しています」と述べています。

 

この画期的な提携は、武田薬品からPRA社に移管される専門性とPRA社のグローバルな幅広い能力を融合する柔軟性の高いビジネスモデルです。このビジネスモデルにより、業務の効率性の改善、グローバル化のさらなる推進、インフラコストへの柔軟性を目指します。この柔軟なアプローチは、必要とされる人材や活動などのリソースを集中させることにより新薬開発を推進するものであり、患者さんのニーズに応えることにフォーカスした、業界をリードする極めて機動的な研究開発組織の構築にとって非常に重要なものです。

 

PRA社のCEOであるColin Shannonは、「本提携は、当社にとって絶好の機会であるとともに重要なマイルストンであり、ビジネス変革のチャンスです。製薬企業とCRO(Clinical Research Organization)が包括的な事業運営、戦略立案に向けて連携するのは初めてです。この提携モデルは、企業間の提携を再定義するものであり、CRO業界では初めての試みです」と述べています。

 

本提携により、PRA社は、臨床第1~4相試験にわたるパイプライン全体の管理のために、また、規制当局への申請準備や開発品・製品ポートフォリオに関する医薬品安全性監視などの業務上のサポート提供のためにPRA社内のリソースや専門性を武田薬品に振り向けることが可能となります。この変革により、労使協議会、労働組合、従業員の代表者と適切な情報提供および協議がなされることを条件として、米国および欧州においては、臨床開発や市販後臨床開発を担う約300名の武田薬品の従業員がPRAに移籍する選択肢を得ることになります。日本の従業員に関する協議は、現在、武田薬品とPRA社の間で行われています。

 

<PRA社について>

PRA社は、医薬品開発業務受託機関として、収益面において世界のリーディングカンパニーのひとつであり、臨床開発サービスをバイオテクノロジー業界および医薬品業界に提供しています。PRA社のグローバルな臨床開発基盤は、北米、欧州、アジア、ラテンアメリカ、南アフリカ、オーストラリア、中東に広がり、これらの国々に約70のオフィスと12,000名の従業員を有しています。2000年以降、PRA社は世界で約3,300の臨床試験実施の実績があり、複数の疾患領域にわたり100以上の発売済の医薬品の市販後臨床開発に取り組んできました。また、PRA社は、主要な、あるいは補助的な試験の業務を担い、米国食品医薬品局(FDA)あるいその他の国々の当局において60以上の医薬品を承認取得に繋げてきました。PRA社の詳細については、www.prahs.comをご覧ください。 

以上