- EXAMINE試験の新たな解析ならびに実臨床データを含む8つのデータを発表予定
当社は、本年6月10日から14日に米国ルイジアナ州ニューオーリンズで開催される第76回米国糖尿病学会(American Diabetes Association)学術集会において、直近に急性冠症候群(ACS)を発症した心血管イベントリスクの高い2型糖尿病患者さんを対象としたEXAMINE※試験の新たな解析ならびに実臨床における試験成績を含む、8つのデータを発表しますのでお知らせします。
※ EXamination of CArdiovascular OutcoMes: AlogliptIN vs. Standard of CarE in Patients with Type 2 Diabetes Mellitus and Acute Coronary Syndrome
当社 Global Medical Affairs の循環器・代謝性疾患領域 Global Medical HeadのRobert Jacksonは、「2型糖尿病は、重大な循環器系の合併症を引き起こす進行性の疾患です。臨床第3相試験であるEXAMINE試験のデータや、実臨床下において糖尿病治療薬を用いたデータの解析は、医師が患者さんにとって最適な治療法を選択する一助となり、この複雑な疾患に対するより深い理解へとつながるものと考えています」と述べています。
実臨床の情報ならびに日常生活下の患者さんから得られたデータは、日常診療における治療プランに多くの見識をもたらすとともに、薬の安全性と有効性を評価するためにコントロールされた状況下実施された臨床試験結果を補完します。
本年6月11日10時(米国中央時間)に抄録が公開される第76回米国糖尿病学会学術総会における当社関連の発表内容は、以下の通りです。
Alogliptinに関する発表
オーラル・プレゼンテーション:
モデレーテッド・ポスター発表:
ポスター発表:
抄録のみ:
<武田薬品の糖尿病領域への取り組みについて>
当社の長きにわたるグローバルにおける糖尿病領域への取り組みの実績は、科学的発見やその応用においてきわめて重要な貢献を果たしています。チアゾリジン系薬剤であるピオグリタゾンの創製に始まり、アログリプチンや、アログリプチンとピオグリタゾンの配合錠、アログリプチンとメトホルミンの配合錠の開発につながりました。当社の幅広い糖尿病領域の製品群により、ますます増加する糖尿病患者さんに対する治療の進歩に貢献し、一人ひとりのニーズに応えるべく、取り組んでまいります。
以上