第56回米国血液学会年次総会における、悪性リンパ腫治療剤「アドセトリス®」、 多発性骨髄腫治療薬ixazomibをはじめとする最新試験データの発表について

2014年11月7日

当社は、2014年12月6日から9日まで、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催される第56回米国血液学会(ASH:American Society of Hematology)年次総会において、ベルケイド®(一般名:ボルテゾミブ)、アドセトリス®(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン、CD30を標的とする抗体薬物複合体)および開発中の経口プロテアソーム阻害剤であるixazomib(一般名、開発コード:MLN9708)の最新データを含む抄録が受理され、プレゼンテーションが予定されていますのでお知らせします。

今回の発表には、再発あるいは増悪リスクの高いホジキンリンパ腫患者を対象に自家造血幹細胞移植後、アドセトリスを地固め療法として投与した臨床第3相試験「AETHERA試験」の結果、あるいは再発・難治性の全身性未分化大細胞リンパ腫(sALCL)患者におけるアドセトリスの長期(4年)生存成績、経口プロテアソーム阻害薬ixazomibを未治療の多発性骨髄腫患者を対象に、長期維持療法として投与した臨床第2相試験の成績が含まれています。

当社のGlobal Oncology Business UnitのPresidentであるChristophe Bianchiは、「今回、ASHで発表されるデータは、がん領域のポートフォリオを充実させるために、当社がこれまで行ってきた取り組みが非常に優れていることを証明すると考えています。この5年間のixazomibの開発の加速により、プロテアソーム阻害による治療の可能性が大きく広がりました。アドセトリスをお届けできる患者さんや医療関係者の皆さんが世界中で増え続けるとともに、新たな効能でのアドセトリスの可能性も示唆されてきており、さらに、ベルケイドでは120本以上のデータが発表される予定です。本学会でこれらのデータが発表されることを大変嬉しく思うとともに、これらのデータは、治療オプションが限られている患者さんに対する、よりよいケアにつながるものと期待しています」と述べています。

当社のOncology Therapeutic Area UnitのHeadであるMichael Vasconcellesは、「再発・難治性のホジキンリンパ腫および全身性未分化大細胞リンパ腫の治療をめぐる状況は進化を続けており、今回ASHで発表するデータは、アドセトリスが、患者さんにとって重要かつ治療パラダイムを変える可能性を示唆するものです。さらに、ixazomibのデータは、多発性骨髄腫におけるプロテアソーム阻害作用の重要性をさらに確認するとともに、未治療の多発性骨髄腫患者さんの長期にわたる疾患マネジメントにとって、有益な見解を提供するものです」と述べています。

 

<本学会で発表予定の主な試験データ

アドセトリ

抄録番号

内容

発表日時

#673

AETHERA試験:

再発リスクの高いホジキンリンパ腫患者に対し自家造血幹細胞移植後、ブレンツキシマブ ベドチンを用いた、プラセボ対照、二重盲検、無作為化、臨床第3相試験の結果

2014年12月8日

4:30 PM

オーラルプレゼンテーション

#3095

現在進行中のピボタル臨床第2相試験:

再発・難治性の全身性未分化大細胞リンパ腫患者を対象としたブレンツキシマブ ベドチンの4年生存(OS)データ

2014年12月7日

6:00 PM

ポスタープレゼンテーション

 

Ixazomib

抄録番号

内容

発表日時

#82

臨床第2相試験:

ixazomibによる長期維持療法は、未治療の多発性骨髄腫患者に対し、ixazomib-レナリドミド-デキサメタゾン導入療法(Induction)によるフォローによって、奏効の深さを改善し、忍容性にも優れている

2014年12月7日

12:45 PM

オーラルプレゼンテーション

 

以上