武田薬品とスキャンポ社のAMITIZA®に関するグローバルライセンス契約締結について

2014年10月22日

Sucampo Pharmaceuticals, Inc.(米国メリーランド州ベセスダ、以下、「スキャンポ社」)および武田薬品工業株式会社(大阪市中央区、以下、「武田薬品」)は、このたび、AMITIZA®(一般名:ルビプロストン)について、グローバルでの開発、販売、供給に関する契約を締結しましたのでお知らせします。本契約に基づき、武田薬品は、現在独占的販売権を有している米国・カナダに加え、日本および中国以外のすべての国におけるAMITIZAの独占的販売権を獲得します。

本契約では、武田薬品は14百万米ドルの契約一時金とともに、今後一定の売上収益に応じた追加のマイルストンとしてスキャンポ社に最大35百万米ドルを支払います。スキャンポ社は両社が合意した供給価格でAMITIZAを武田薬品に独占的に供給します。武田薬品はすべての開発活動および開発費用を負担しますが、スキャンポ社は最初の6百万米ドルまでの開発費用を負担します。また、武田薬品はAMITIZAの販売承認取得ならびに販売活動のすべてを担当します。

スキャンポ社CEOのPeter Greenleafは、「武田薬品とのAMITIZAにかかる新たなグローバルでの提携は、北米での武田薬品との提携を踏まえた当然の帰結であり、当社の次なる戦略を示すものです。本契約により、当社はAMITIZAを世界中の患者さんにお届けすることが可能になると同時に、今後も開発活動に注力していくことができます。武田薬品はAMITIZAの確かな販売実績を有しており、武田薬品のグローバルでの販売基盤のもと、AMITIZAのブランドが世界市場で確立されてゆくものと期待しています」と述べています。

武田薬品の専務取締役でありコーポレート ストラテジー オフィサーの本田信司は、「当社は患者さん・医療関係者をはじめ当社の医薬品を待ち望んでおられる皆様のことを第一に考えています。本契約を通じ、全世界の患者さんにAMITIZAをお届けできることを大変嬉しく思います。当社は、革新的な医薬品を患者さんにお届けするため、パートナーシップを通じた医療の発展に取り組んでおり、今回のスキャンポ社との提携はまさにその好事例といえます。当社がこれまで消化器系疾患領域で築いてきた強みが、この提携によりさらに強化されるものと期待しています」と述べています。

以上

AMITIZAについて

AMITIZA(一般名:ルビプロストン)はプロストンであり、クロライドチャネルの局所性活性化物質です。米国においては成人の慢性特発性便秘症(CIC)、慢性の非癌性疼痛を有する成人のオピオイド誘発性便秘症(OIC)(24μg 1日2回)の治療剤として承認されています。なお、メタドンなどのジフェニルヘプタン誘導体オピオイド服用の際のオピオイド誘発性便秘症に対する効果は確立していません。また、AMITIZAは米国において18歳以上の女性を対象に便秘型過敏性腸症候群(IBS‐C)(8μg 1日2回)の治療剤としても承認されています。

<スキャンポ社について

スキャンポ社は、患者さんのアンメットメディカルニーズを満たす薬剤の開発と販売に取り組むグローバル企業です。スキャンポ社では現在AMITIZA®およびRESCURA®の2つの製品を販売しており、開発中のパイプラインを有しています。

米国メリーランド州ベセスダに本社を置き、日本、スイス、イギリスに拠点を設けています。詳しい情報はhttp://www.sucampo.comをご覧ください。

<武田薬品について>

武田薬品は、研究開発型の世界的製薬企業を目指して、自社研究開発を強化するとともに、ライフサイクルマネジメントの推進、導入・アライアンスの積極展開を通じて研究開発パイプラインの充実を図り、ミッションである『優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する』の実現に努めています。詳細についてはhttp://www.takeda.co.jp/をご覧ください。