ユーグレナ社と武田薬品のユーグレナ配合製品に関する包括的提携契約の締結について

2014年10月16日

株式会社ユーグレナ(本社:東京都文京区、代表取締役社長 出雲充、以下「ユーグレナ社」)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長 クリストフ・ウェバー、以下「武田薬品」)は、このたび、ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を配合する新たな製品の開発可能性を共同で検討する包括的提携契約を締結しましたのでお知らせします。

ユーグレナは藻の一種で、特有の含有成分でβ-グルカンの一種であるパラミロンの高い機能性や、豊富な栄養素、消化率の高さなどにより、近年注目されている素材です。ユーグレナ社は、世界で初めてユーグレナの屋外大量培養技術を確立したバイオテクノロジー企業で、ユーグレナ素材の機能性や応用などに関する研究を進めています。

本契約に基づき、ユーグレナ社と武田薬品は、一般用医薬品、医薬部外品、食品(特定保健用食品・栄養機能食品およびいわゆる健康食品)などにおける、ユーグレナ(または特有成分であるパラミロン)配合の新たな製品の開発可能性を共同で検討します。本共同検討において、製品化のテーマが具体化した場合、当該開発対象製品に関する契約を個別に締結します。

ユーグレナ社の代表取締役社長 出雲充は、「ユーグレナは、現代人の偏りがちな栄養バランスを整える理想的な素材であるとともに、その高い機能性から食品のみでなく医薬品への活用可能性が期待されます。当社はユーグレナ研究のパイオニアカンパニーとして、このたび、230年以上にわたり医薬品を開発し、高い専門性を有する武田薬品と契約を締結しました。人々の健康への貢献をより一層目指してまいります」と述べています。

武田薬品のヘルスケアカンパニープレジデント 杉本雅史は、「当社は、『優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する』というミッションのもと、医薬品を通じて人々の健康をサポートしてまいりました。ユーグレナ社の『人と地球を健康にする』という経営理念は、当社の経営の基本精神と重なります。当社は、ユーグレナ社とともにパラミロンを中心としたユーグレナの機能性について検討を進め、その結果として創出される製品によって、より人々の健康に貢献してまいりたいと考えております」と述べています。

以上

<ユーグレナについて

  • žユーグレナ(和名:ミドリムシ)は、ワカメや昆布、クロレラと同じ藻の一種です。
  • 動物と植物の両方の特徴を持っており、植物のように光合成を行って栄養素を作るだけでなく、動物のように運動するため動物性の栄養素も有しています。
  • ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など59種類の栄養素をバランスよく含んでいます。
  • ユーグレナ特有の成分でβ-グルカンの一種であるパラミロンは、スポンジのような多孔性構造を持ち、過剰に摂取した油分などを吸着する働きがあります。

59種類の栄養素

ビタミン類

α-カロテン、β-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK1、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸

ミネラル類

マンガン、銅、鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、ナトリウム

アミノ酸類

バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アルギニン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン、グリシン、セリン、シスチン

不飽和脂肪酸

DHA、EPA、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エイコサジエン酸、アラキドン酸、ドコサテトラエン酸、ドコサペンタエン酸、ジホモγ-リノレン酸

その他

パラミロン(β-グルカン)、クロロフィル、ルテイン、ゼアキサンチン、GABA、スペルミジン、プトレッシン

 

<ユーグレナ社について

ユーグレナ社は、2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確立に成功しました。ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、水質浄化やバイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012年12月東証マザーズに上場。

http://euglena.jp/

 

<武田薬品について>

武田薬品は、研究開発型の世界的製薬企業を目指して、自社研究開発を強化するとともに、ライフサイクルマネジメントの推進、導入・アライアンスの積極展開を通じて研究開発パイプラインの充実を図り、ミッションである『優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する』の実現に努めています。詳細についてはhttp://www.takeda.co.jp/をご覧ください。