持続的成長を推進する新たなグローバル組織体制の構築について

2014年9月16日

当社は、このたび、機動的かつ、ベスト・イン・クラスの製薬企業の実現を目指し、新たなグローバル組織体制の構築に着手しましたので、お知らせします。

当社は、戦略を研ぎ澄まし、市場ニーズの変化に的確に対応するとともに、将来のグローバルでの成長機会を確実に獲得できるよう、今回の組織変革を行います。新組織体制では、患者さん・医療関係者をはじめ当社の医薬品を待ち望んでおられる皆様のことを第一に考え、各組織の責任と役割を明確にするとともに、できるだけシンプルな体制にすることで、より効率的で競争力のある事業運営を可能にしてまいります。

 

新体制では、現在のグローバル各地域の販売組織を、日本(医療用医薬品)、米国、欧州・カナダ、新興国、日本(一般用(OTC)医薬品)の5つのRegional Business Unitに再定義するとともに、オンコロジーとワクチンの2つのSpecialty Business Unitを設置します。

また、研究開発部門については、中枢神経系疾患(CNS)、代謝性・循環器系疾患(CVM)、消化器系疾患(GI)、オンコロジーの4つの疾患領域別組織(Therapeutic Area Unit)に再編成します。

今回の組織変革の詳細については、次ページ以降をご覧ください。

 

当社の社長COOのクリストフ・ウェバーは、「私たちの願いは、タケダが取り組む全ての活動において、ベスト・イン・クラスの企業だと認められることです。そのためには、患者さん・医療関係者の方々のニーズをしっかりと理解し、適切に応えていく必要があります。当社では、患者さん・医療関係者の方々のニーズを中心に据えて、より効率的で機動的な組織に相応しい、明確な役割・責任を設定してまいります。私は、この方法で自分たち自身を変革し続けることによってのみ、研究開発分野やグローバルな医薬品市場で、確実にタケダが成功し続けていけるものと信じています」と、述べています。

 

新組織体制下での各部門組織の詳細については引き続き検討を行い、本計画に基づく新グローバル組織体制への完全な移行は、2015年4月1日を予定しております。



Ⅰ.新グローバル組織体制の概念

「別紙1」をご覧ください。

 

Ⅱ.新グローバル組織体制の構築に向けた主な変革の内容
1. 5つのRegional Business Unitの設置
「Japan Pharma」、「US」、「EUCAN(Europe and Canada)」、「Emerging Markets」、「Japan Consumer Healthcare」の5つのRegional Business Unitを設置する。各Business Unitは、所管する各国・地域の事業を推進するとともに、必要な機能の強化を図る。また、患者さん・医療関係者の方々のニーズを実現できる高い専門性を有する事業運営体制を構築する。

 

(主な変更点)

  • 日本市場におけるNo.1ポジションを堅持するために、医薬営業本部に必要となる機能を追加・拡充し、Japan Pharma Business Unitとする。
  • 北アジア販売組織とEmerging Markets販売組織を統合し、Emerging Markets Business Unitとする。同Business Unitの拠点はシンガポールとする。

2.2つのSpecialty Business Unitの設

「Oncology」と「Vaccines」の2つのSpecialty Business Unitを設置する。各Unitは、専門領域のグローバル化を加速する。

 

(主な変更点)

  • これら2領域に専門性を有するSpecialty Business Unitを設置することで、各領域の患者さん・医療関係者の方々に特有のニーズに応えていく力を高め、各事業活動における成果を効率的に最大化していく。

3. 4つのTherapeutic Area Unitの設

研究開発部門は、疾患領域と製品戦略の強化を目的として、現在の運営体制を簡素化し、4つの疾患領域ユニット(Therapeutic Area Unit, TAU)に再編成する。その上で、患者さん・医療関係者の方々の声を的確に反映させて行くために、販売組織との連携を強化していく。


(主な変更点)

  • CMSO組織を再編成し、その直轄組織として以下を設置する。

- TAUを4つに再編成し、「中枢神経系疾患(CNS)」「代謝性・循環器系疾患(CVM)」「消化器系疾患(GI)」「オンコロジー」を設置する。

※ 現在の免疫疾患ユニットは、中枢神経系疾患ユニットに統合

※ 現在の呼吸器系疾患ユニットは、代謝性・循環器系疾患ユニットに統合

- 4つのTAUをサポートする「Global Medical Office」と「Global Development Operations」を設置する。

 

Ⅲ.Takeda Executive Teamについ

社長COOに直属の幹部で構成する「Takeda Executive Team(TET)」を設置します。 TETの詳細は、「別紙2」をご覧ください。

 

なお、このたびのグローバル組織体制の構築の一環として、既公表の「Chief Financial Officer(CFO)」「Global Human Resources Officer(GHRO)」「Chief Medical & Scientific Officer(CMSO)」「Global Manufacturing and Supply Officer (GMSO)」「Global Quality Officer (GQO)」の5つの統括職に加えて、新たに以下の3つの統括職を設置します。

  • 「Corporate Strategy Officer(CSO)」を設置し、「Corporate Strategy Department」「Global Licensing and Business Development」「Japan Consumer Healthcare Business Unit」「Global Commercial」を所管する。
  • 「Global General Counsel(GGC)」を設置し、「Legal」「Global Compliance Officer」「Intellectual Property」を所管する。
  • 「Corporate Communications and Public Affairs Officer(CCPAO)」を設置し、「Corporate Communications」「CSR」「Government Affairs」を所管する。


Business Partnersと呼ばれるCSO、CFO、GHRO、GGC、CCPAOは、各国・地域・グローバルにおける組織の、それぞれの役割と責任を明確にし、タケダの事業全体を効果的に支援していきます。

  

以上

[別紙2]

Takeda Executive Team」につい

 

Officers/Title

Names Appointed

Corporate Strategy Officer (CSO)

本田 信司

Chief Financial Officer (CFO)

フランソワ・ロジェ

Global Human Resources Officer (GHRO)

デイビッド・オズボーン

Global General Counsel (GGC)

中川 仁敬

Corporate Communications and Public Affairs Officer (CCPAO)

平手 晴彦

President, Global Oncology Business Unit

クリストフ・ビアンキ

President, Global Vaccine Business Unit

ラジーヴ・ヴェンカヤ

President, Japan Pharma Business Unit

岩﨑 真人

President, EUCAN Business Unit

トレバー・スミス

President, US Business Unit

ダグラス・コール

President, Emerging Markets Business Unit

ジャイルズ・プラットフォード

Chief Medical & Scientific Officer (CMSO)

山田 忠孝

Global Manufacturing and Supply Officer (GMSO)

トーマス・ウォスニフスキー

Global Quality Officer (GQO)

ジェラード・グレコ

※上記の重要人事は10月1日付で実施されます。

 

ミレニアム・ファーマシューティカルズ Inc.社長でHead of Global Licensing and Business Development のアンナ・プロトパパスは、2014年10月1日付で当社を退職いたします。アンナ・プロトパパスはナイコメッド社買収など当社の戦略案件を牽引し、また、収益性向上を追求する全社戦略「プロジェクトサミット」の計画から実行に至るまでリーダーを務めました。さらに、ミレニアム社のタケダへの統合を成功に導くなど、タケダのグローバル化に多大な貢献を果たしました。

 

以上