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国内における疾患領域担当MR体制への移行について

国内における疾患領域担当MR体制への移行について


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February 24, 2014

当社は、このたび、国内の営業体制について、一人のMR1が全ての製品を担当するジェネラルMR体制から、「循環器・糖尿病・代謝性疾患」「消化器・中枢・泌尿器・骨・免疫疾患」「オンコロジー」の3つの疾患領域それぞれの製品を担当するMR体制に再編し、本年4月1日から、本体制に移行することを決定しましたのでお知らせします。なお、営業所長およびチームリーダーは、これまで同様、全ての製品に責任をもち、各疾患領域担当のMRをマネジメントしながら、当社の強みであるエリアの特性に応じた情報活動および特約店と連携したプロモーション活動を推進してまいります。

 

国内において、当社は2010年度以降、数多くの新製品2を上市しており、今後も、2型糖尿病治療薬SYR-472、酸関連疾患治療薬TAK-438、悪性リンパ腫治療薬「アドセトリス®」など、複数の新製品の発売を予定しています。製品数の増加に伴い、MRが情報活動を行う疾患も生活習慣病・中枢神経疾患・癌などの幅広い領域に拡がり、疾患をベースとした治療提案に加え、専門的なサイエンスベースの情報提供まで、より高度な知識とスキルが当社MRに求められてきています。この様な状況を踏まえ、医療関係者の皆さまからの多様なニーズに応え、かつ、専門性をより一層高めることを目的に、これまでのジェネラルMR体制から、疾患領域担当のMR体制に移行することといたしました。本体制への移行後は、営業所長およびチームリーダーのマネジメントのもと、各疾患領域担当のMRが互いに連携しながら、エリアでの情報活動を実施します。なお、新たなMR体制においても、当社MRは、医療関係者の皆さまからの問い合わせにいつでも対応できるよう、引き続き、全製品の社内教育を受講します。加えて、各疾患領域担当MRの知識レベルを高め、専門性を深化させるための社内教育も実施してまいります。

ワクチン領域については、これまで同様、ワクチン担当MRが情報活動を行います。

 

当社の取締役 医薬営業本部長である岩﨑真人は、「国内の医薬品業界および当社を取り巻く環境は大きく変化しています。それに伴いMRに求められる役割も変化しており、新たな体制に移行することにしました。私たちは、より多くの患者さんや医療関係者の皆さんに当社の革新的な医薬品を継続してお届けするために、誠実を旨とするタケダイズムを普遍の理念としながら、ステークホルダーの皆さんに新たな価値(新薬)を提供するための変革に邁進してまいります」と述べています。

 

1 Medical Representative:医薬情報担当者

2 2010年度以降、国内で発売した新製品:ネシーナ・ユニシア・ベクティビックス・ロゼレム・メタクト・レミニール・ソニアス・リオベル・アジルバ・ロトリガ・ベネット錠75mg・ゼルヤンツ

以上