日本における水痘ワクチンの仕入販売契約締結について

2014年1月14日

当社は、一般財団法人 阪大微生物病研究会と、同財団が製造する乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」(以下、「水痘ワクチン」)について、日本における仕入販売に関する契約を締結しましたのでお知らせします。本契約に基づき、当社は本年2月より、本ワクチンの販売を開始いたします。

水痘は「みずぼうそう」とも呼ばれ、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症であり、感染力が強く、5歳までに約8割の小児が感染し、毎年約25万名の報告数があります。青年期や成人の初感染では重症化しやすく、また、妊婦が水痘に罹患した場合、新生児には先天性水痘症候群の発症リスクが生じます。また、水痘治癒後も水痘帯状疱疹ウイルスは脊髄後根神経節に潜伏し、高齢者や免疫が低下した人で再活性化して帯状疱疹を引き起こします。

水痘ワクチンは、国内では1980年代後半より、任意接種のワクチンとして現在までに小児を中心として接種されています。公衆衛生における水痘ワクチンの重要性はますます高まっており、水痘ワクチンは米国などの国々では定期接種化されています。水痘ワクチン1回接種による抗体陽転率は90%以上と良好であり、水痘帯状疱疹ウイルスの感染予防において高い有用性が示唆されています。

当社の取締役 医薬営業本部長の岩﨑真人は、「当社は、ワクチンを重点領域の一つとして位置づけており、この度の提携により、日本の感染症予防に、より一層貢献できることを嬉しく思います。当社は、日本において60年以上に亘りワクチンの製造・販売に取り組んでおり、今後も乳幼児から高齢者まで幅広い人々を感染症から守るためにワクチンを提供してまいります」と述べています。

 国立感染症研究所「感染症発生動向調査」における、五類感染症小児科定点把握

以上