アフリカ開発会議 (TICAD6) のタケダのパネルディスカッションにて、サブサハラ諸国における、医薬品アクセスのさまざまな障壁について議論した
パネルディスカッションでは、参加者からサブサハラ諸国での医薬品アクセスの障壁に対するチャレンジについて、質問が投げかけられた
タケダの重要なパートナーの1つであるPan African Heart Foundation(PANAHF)の設立者・代表のラージ・ジュトリー博士が参加者からの質問に回答
ジャイルズ・プラットフォードがナイロビ新オフィス開設式典でリボンカットを行う。政府関係者、メディア、タケダの社員が参加した。
ジャイルズ・プラットフォード、AtMのグローバル責任者イザベル・トーレス、 AtMアソシエイト・ディレクターのフィリップ・タウル、ケニアがん基金のメンバーと地元メディアも参加
アフリカ開発会議 (TICAD6) に安倍晋三首相 (前列左より3人目) と共に出席したタケダのTETメンバー、ジャイルズ・プラットフォード (後列中央) と平手晴彦 (後列左より2人目)
タケダの新ナイロビオフィスにて。ケニアの保健省非伝染性疾病部門の責任者であるキバチョ・ジョセフ・ムンギ氏、ジャイルズ・プラートフォードと平手晴彦
ジャイルズ・プラートフォード、平手晴彦、イザベル・トーレス、医薬品アクセス基金エグゼクティブ・ディレクターのジャスリー・K・アイヤー氏とキバチョ・ジョセフ・ムンギ氏とともに
タケダの平手晴彦、新ナイロビオフィス開設式典にて
新設されたケニアがん基金のメンバー。タケダの立会いのもと、覚書に署名
平手晴彦がタケダの新ナイロビオフィス開設式典で、閉会の辞を述べた
ナイロビからカジアド行政区に向かう道
ジャイルズ・プラットフォード、PANAHFのラージ・ジュトリー博士とタケダAtM委員会メンバーと検診について議論。カジアド・カウンティ病院入口にて
カジアド行政区病院
PANAHFの医療スタッフが患者さんに糖尿病と高血圧の検診を実施。結果はその日のうち出る。
PANAHFの医療スタッフが患者さんに糖尿病と高血圧の検診を実施。結果はその日のうち出る。
イザベル・トーレスがカジアド行政区の病院の待合室にて患者さんとその家族と触れ合う
2016年8月26日、ケニアのナイロビで開かれたアフリカ開発会議 (TICAD6) の第六回総会で、タケダは満を辞して、「新医薬品アクセス (Access to Medicines) 」という画期的な戦略を発表した。
この会議の中で、ナイロビ大学、エレワがん財団とPan Africa Heart Foundationとの新たなパートナーシップについても公表した。さらに、タケダはパネルディスカッションも行った。安倍晋三首相も出席したこの会議には、エマージング マーケット ビジネス ユニットのプレジデント(2016年8月時点)、ジャイルズ・プラットフォードと、コーポレート・コミュニケーションズ&パブリックアフェアーズ オフィサーの平手晴彦が参加した。
*役職名、肩書きは撮影・記事作成当時のものです。
医薬品アクセス 戦略の始動にあたり、ジャイルズ・プラットフォードと平手晴彦はタケダの重要なステークホルダーたちとともに、非感染性疾患領域など医療へのニーズが満たされていないアフリカの現状を主題としたパネルディスカッションを行った。
プラットフォードは「私たちは、ラテンアメリカやアジア太平洋、サブサハラ諸国など、患者さんの医薬品利用を阻むさまざまな問題の打開を目指して、持続的なアプローチを構築していきます」と決意を明らかにした。
新医薬品アクセス戦略の一環として、タケダはサブサハラ諸国 で、非営利目的の取り組みを始めている。これは、ケニアにがんおよび血液疾患の診断と治療の中核拠点 (CoE) を置き、地域全体に渡って、持続的、永続的に地元のパートナーと密接にな協力していくことを目的にしている。
「持続的な貢献を続けていくため、タケダは各国政府やNGO、医療関係者、患者会、地域社会との多角的な官民協働のもと、活動を進めてまいります。タケダのナイロビオフィスの開設は、こうした協力体制を築き上げ、この地域の患者さんに医薬品利用の機会が大きく開かれていくための、重要な一歩となるものです」と、タケダの「医薬品アクセス」のグローバル責任者(2016年8月時点)のイザベル・トーレスは語った。
タケダの画期的な新医薬品アクセス戦略は、オンコロジー(がん)と消化器系疾患(GI)、さらにデング熱やチクングンヤ熱など伝染病予防ワクチンを、より利用しやすくするためのものである。
こうした重点領域に加え、タケダはさらにPan Africa Heart Foundationと協力し、この地域の中産階級人口の増加とライフスタイルの変化とともに急増しつつある糖尿病や高血圧症の移動式検診を実施していく。
アフリカ開発会議 (TICAD6) 終了後、検診の実態を確かめ、糖尿病や高血圧症の診断サポートの重要性を理解するため、タケダの会議参加者はPan Africa Heart Foundationの関係者と共にナイロビ北方の農村地帯であるカジアド行政区を訪れ、視察を行った。