ドイツ・ジンゲンにデング熱ワクチン新製造施設をオープン

世界的なデング熱の脅威に立ち向かうミッションの一環として、1.3億ユーロ以上を最先端施設に投資

2019年11月5日、タケダは新たなワクチン製造施設を開設した。それは、世界的なデング熱の脅威に立ち向かうという当社のミッションにおける重要なマイルストンとなった。

オープニングの式典には、代表取締役社長兼CEOクリストフ・ウェバーと駐ドイツ大使の八木毅氏の他、タケダのグローバル マニュファクチャリング&サプライ オフィサーであるトーマス・ウォスニフスキー、グローバル ワクチン ビジネス ユニット プレジデントであるラジーヴ・ヴェンカヤを含む多数のゲストが参列した。ジンゲン工場内のワクチン製造施設はデング熱ワクチンの包装ラインから使用を開始し、薬液調製、充填、ラベリング、二次包装に利用される。本製造施設に関し、1.3億ユーロ以上を投資しており、今後最大200名の従業員の雇用を予定している。

革新性と生産能力を併せ持つ
2016年に建設が開始された際、デング熱流行地域に住む4〜16歳、2万人以上の健康な小児を登録、タケダにおける最大規模の臨床試験の一環として最初のグループがワクチン接種を受けた。現在は、包装を始める準備が整った段階であり、全面的な稼働に向けた許可取得を近く予定している。

「本プロジェクトは、タケダのグローバル生産ネットワークにおいて最も重要な投資案件の1つです。ドイツ・ジンゲンの拠点は、デング熱ワクチンの製造プロセスの鍵となる凍結乾燥技術に関する豊富な経験を従業員が有していることにより、本製造施設の建設地として選ばれました」とトーマス・ウォスニフスキーは述べた。

最先端の製造設備をグローバルに展開
高度なオートメーションと最先端のデジタル技術およびデータテクノロジーを融合した最新鋭の無菌製造施設オープンへの投資は、タケダが掲げるコミットメントに大いに貢献するだろう。さらに、工場内のパフォーマンスをリアルタイムで監視することも可能とし、ここから世界の患者さんへ届けられる製品の品質向上も保証する。

ラジーヴ・ヴェンカヤは、この新たな製造施設のオープンにより、これまで日本の光工場で行っていた当社のワクチン製造がグローバルに展開され、規模拡大により生産能力が強化され、デング熱ワクチンに対する世界的なニーズに応えることができると述べた。

タケダでは、デング熱ワクチンについて、現在、多施設、二重盲検、無作為化、プラセボ対照のグローバル臨床第3相試験を実施中だ。Tetravalent Immunization against Dengue Efficacy Study (TIDES)試験の初回解析では、現在開発中の4価弱毒生デング熱ワクチンによるデングウイルス4種の血清型のいずれかによって引き起こされるデング熱に対する予防効果が示された。TIDES試験は現在も継続中であり、追加の解析結果は他の臨床第3相試験の結果とともに今年後半に公表される予定である。なお、タケダのデング熱ワクチンは、2019年11月現在、世界のどの国や地域においても製造販売承認を未取得である。

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