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仕事と陸上部の練習を両立し、ニューイヤー駅伝に出場

2022年元日に開催された「第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会」(ニューイヤー駅伝)に武田薬品工業陸上部が出場しました。部員全員が山口県光市の工場でフルタイムで働きながら、医薬品の製造に従事しています。仕事と陸上部の練習を両立し、目標だった全員完走を果たしたチームメンバー。選手兼監督として最終7区を走った松藤仁さんに話を聞きました。

 

Q:武田薬品工業陸上部は6年ぶり3度目の出場となりました。どのような思いで当日を迎えましたか?

松藤:コロナ禍での大会開催となり、チームメイト・運営スタッフ・同僚・応援していただいていた方々、そして家族への感謝の気持ちが強かったです。メンバーの大半がニューイヤー駅伝は初参加。当日は風が強く、初めての経験に緊張しているメンバーもいました。そんな中でも、目標としていた全員完走を果たすことができて、安堵しています。

 

Q:仕事と駅伝を両立するため、工夫したことはありますか?

松藤:私たちのチームは、夜勤や土日出勤などメンバーがさまざまな勤務体系で働いているため、チーム全員で練習できる機会がほとんどありません。その分、ひとりひとりが練習時間を見つけて、出勤前の早朝練習や日々のトレーニングを重ねました。私は監督の務めも担っていますので、各自の練習メニューを全員に共有したり、それぞれに合った練習メニューを提案したりして、離れていても全員がモチベーションとニューイヤー駅伝出場という目標を共有できるようにサポートしました。

1区を任されたキャプテン廣瀬

Q:松藤さんは、監督としての責務も果たされています。その経験は日々の仕事にどのように生きていますか?

松藤:私は山口県光市の工場で、医薬品の原薬の製造に携わっています。質の高い医薬品を患者さんにお届けするため、日々の仕事は緊張感を伴います。監督として陸上部の練習メニューを自ら積極的にこなす姿をメンバーに示すように、仕事でも自分が真摯に取り組むことで、周囲の同僚に良い影響を与えられればと思っています。また、陸上部のメンバー全員がフルタイム勤務ですが、仕事と練習にメリハリを持って臨むことで、練習の時間をより濃密なものにできていると感じています。

 

Q:今後の活動への意気込みを教えてください。

松藤:陸上部としては、全員が自己ベストを更新し、再びニューイヤー駅伝に出場できるよう努力したいと考えています。結果を出すことが、応援していただいている皆様への恩返しになります。仕事も陸上部も両立できるチームとして、皆さんに応援していただけるチームであり続けたいと思います。

 

左から1区担当キャプテンの廣瀬岳、2区仲山大輝、3区浅野有紀、4区橋本雅史、5区木邑駿、6区小林親平、7区選手兼監督の松藤仁、サポート鶴田康作

 

ゴールの瞬間