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当社の温室効果ガス(GHG)排出量削減目標がScience Based Target initiativeの承認を取得

当社は、Science Based Targets initiative(SBTi)より当社の温室効果ガス(GHG)排出量削減目標について承認を受けました。SBTiによる本承認により、当社の目標は、世界の気温上昇を産業革命前レベルと比べて1.5℃の上昇に抑えるという目標を達成するための科学的根拠に基づいた水準であると評価されたことになります。

これらの目標を達成するために、当社は以下を目指しています:

  • 省エネルギーおよび効率的なエネルギー利用を通じたエネルギー消費量の削減
  • 事業活動における脱炭素化のための再生可能エネルギーへの投資
  • サプライヤーと協働し、サプライヤーからのGHG排出量削減を支援

さらに、当社は、当社のコミットメントであるスコープ1、2、3 GHG排出量のカーボンオフセットの取り組みに関する助言を受けるために、外部の環境サステナビリティ専門家で構成される諮問委員会を設置します。

当社のGlobal Manufacturing and Supply OfficerであるThomas Wozniewskiは、「当社は約50年にわたり環境問題の解決に積極的に取り組んでいます。当社の排出量削減目標が科学的根拠に基づいたものであることを誇りに思い、これまで行ってきた環境問題への対応をベースにさらに取り組みを続けていけることと思います。この目標を通じ、再生可能エネルギーの使用と認証済みのカーボンオフセットによる2020年におけるバリューチェーン全体のカーボンニュートラル達成と、全社的な排出量ゼロによる2040年までのカーボンニュートラル達成を目指してまいります」と述べています。

当社は、気候変動が感染症の拡大をはじめとする人々の健康に影響を及ぼすリスクがあることを認識し、環境問題への取り組みをビジネス上の優先課題として取り組んできました。当社は、2020年1月に新たなカーボンニュートラル戦略を公表し、2040年までに全社でGHG排出量をゼロにするカーボンニュートラルの達成を目指しています。当社は、事業活動におけるGHG排出量をゼロにし(スコープ1および2)、サプライヤーと協働して自社のGHG排出量を大幅に削減する科学的根拠に基づく目標を設定し(スコープ3)、スコープ3の残りのGHG排出量を認証済みのカーボンオフセットにより達成する予定です。

当社Environment, Health and SafetyのGlobal HeadであるDeborah Donovanは、「気候変動と公衆衛生の関連は十分に実証されています。グルーバルでのヘルスケアのリーディングカンパニーとして、環境に対する責任を果たすことは当社のバリュー(価値観)と一致しており、緊急性を持って気候変動問題に対し意欲的に取り組んでいます」と述べています。

Science Based Targets initiativeは、カーボンディスクロージャープロジェクト(CDP)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)、国連グローバルコンパクト(UNGC)の共同イニシアチブであり、低炭素経済への移行に向けた強力な手段として、科学的根拠に基づく目標設定を推進しています。

当社のカーボンニュートラル戦略の詳細については、https://www.takeda.com/corporate-responsibility/environment/commitment-to-carbon-neutrality-at-takeda/をご覧ください。
SBTiについては、https://sciencebasedtargets.org/をご覧ください。