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革新的な医薬品の創出と医療貢献にむけた妥協なき挑戦


大学薬学部卒業後、外資系製薬企業に入社し、MRやマーケティング業務を通して約15年間オンコロジー領域に携わってきました。がんは生命にかかわる緊急性の高い疾患であり、目の前の患者さんの命を一日でも長く繋ぎとめようとする医療関係者の方々の姿に心を打たれ、私も医療の一端を担う者として、使命感と責任感を持って仕事に従事してきました。2008年にタケダは米国バイオ医薬品企業ミレニアム社を買収し、本格的にアンメットニーズの高いがん領域に参入を果たしました。この時、これまでオンコロジー領域に携わってきたキャリアを生かし、タケダにおけるオンコロジー事業の立ち上げに携わるべく、その門戸を叩きました。タケダに入社してからは、オンコロジー領域のトレーニング資材等を作成する学術部からキャリアをスタートさせました。がんの患者さんにとっては、治療により生存期間を延長することが最も重要です。これまで、抗がん剤を扱った経験のないタケダのメンバーに、抗がん剤治療によって生存期間を1日でも長く延ばすことの尊さや価値を伝えるところから始めました。

2020年10月からは、日本オンコロジー事業部に新設したストラテジックポートフォーリオプランニング部の部長を務め、外部パートナーアセットの事業性評価、ニュープロダクトプランニング、癌における新たなモダリティに特化したアクセス・政策面での戦略立案に関わる業務を担っています。がん患者さんのアンメットニーズに応えるため、日本未承認の医薬品の事業開発や、患者さんの医薬品アクセスを強化するためにどのような支援ができるかなど、常に患者さん視点にたった業務の在り方を追求していきたいと考えてます。特に医薬品アクセスの問題は、タケダ単独では解決できません。産官学連携など必要なステークホルダーを巻き込みながら、タケダの革新的な医薬品を必要とする患者さんに可能な限り迅速にお届けするための包括的なアプローチを模索していきたいと思っています。


環境変化を誠実に受け入れ、柔軟に対応する

タケダに入社し、私が感じたタケダの魅力は、“誠実である”という風土が自然と社員に浸透していることでした。人を大切し、多様性を受け入れる文化が基盤にあり、自分を必要としてもらえていると感じました。製薬企業に限ったことではありませんが、個々が多様性を受け入れ「強みとするDiversity&Inclusionの推進は重要です。私が入社した当時、タケダは海外製薬企業の積極的な買収を通じて、日本国内から欧米、アジア、新興国市場へと販売網を拡大し、急速にグローバル企業としての事業展開に舵を切り始めていました。それに対して私たち社員一人ひとりが変革に必要な多くのチャレンジを求められてきたと感じています。グローバルでの会議も増えたため、語学力の向上は当然必要でした。また、会議ひとつ取っても、時間の使い方、積極的な発言、相手への敬意をもった対応など、海外やキャリア入社した社員から多くのことを学びました。また私自身、現在に至るまでに、結婚、出産、育児と様々なライフイベントがあったなかでも、お互いを受け入れながら同じ目標に向かって働ける環境のおかげで、仕事を問題なく続けてこられました。まさにタケダのDiversity&Inclusionがここ数年で一気に進んだことを自らが身をもって実感しています。目まぐるしい時代の環境変化を誠実に受け入れ、必要な変革に対して柔軟に対応していける力を個々が発揮できていると実感しています。


Visonの旗を掲げていられるようなリーダーでありたい

タケダで働くことの魅力はまだまだあります。それは、グローバルな環境の中、多種多様な部門の人々と出会い、刺激をもらいながら幅広い仕事にチャレンジできることです。私自身、職種や立場の変化に伴い、たくさんの仲間と接する中でキャリアプランも変わっていきました。特に現職に就いてからは、国内のみならず海外の社員やリーダーと話す機会が増え、ロールモデルとなる人にも沢山出会っています。タケダでは、あんな風になりたいというところからその職につけるように上司と相談できる機会も多くあり、現在の自分とのギャップを客観的にフィードバックしてもらうことを通じて理想の自分やキャリアを実現できる職場です。

現在、私は日本のオンコロジー事業におけるリーダーシップメンバーとして組織を牽引するポジションについていますが、自分の業務は何のためにあるのか、ということをチームが見失わないようにVisionの旗を掲げていられるようなリーダーでありたいと思っています。がん患者さんやその家族のためにという思いはみんな同じですが、プロジェクトチームメンバーがより具体的な目的をもつことができるような職場環境を作っていきたいと思います。例えば、「デジタルヘルスの推進」というと、新たなテクノロジーを導入することだけに邁進してしまい、医療費の増大や医療・介護に関わる人材の不足といった世界的な課題、私たちの健康な暮らしを持続させるという本来の目的を見失ってしまうことがあります。どんな社会を目指して自分の業務が存在するのかを考えて、一人ひとりが行動できるよう導いていきたいと思います。課題解決のためには単独の力ではできないことが多く、他との協業も必要なことも多いと思います。SDGs推進におけるパートナーシップで目標を達成するのもそのひとつかもしれません。日本・世界がどこに向かって、どんな政策を立てて未来に向かっているのかアンテナを張り、自分たちの業務を俯瞰的に見られるようにしていきたいと考えています。


“We aspire to cure cancer”―妥協なき挑戦をともに

タケダオンコロジーのMissionでもある “We aspire to cure cancer”。これはとても難易度の高い使命です。タケダオンコロジー事業部では、この使命を果たすべく、決して妥協することなくがん治癒を目指して一緒に進んでいける人を求めています。私自身、家族のなかに癌を患った者がいましたし、仕事でお世話になった2名の腫瘍専門医が、自ら癌患者さんとなり、治療を続けながらも懸命に患者さんの治療や研究に携わっていた姿を忘れることができません。自身の家族や知人に限ったことではなく、今この瞬間にもがんで苦しんでおられる患者さんや家族のことを考え、癌撲滅を強く願っています。オンコロジー事業部は、治療緊急性の高いがん患者さんと、その治療に従事される医療関係者に近いところで携わっていることから、何においても迅速性(Urgency)が求められることを感じていると思います。また、治療薬も日々進歩し、低分子薬、バイオから今は細胞療法などあらたな治療モダリティ―が出てきている中で、高度で科学的な知識が求められます。必要な専門知識を身に着けSense of Urgencyの考えを持って行動できることは必須だと思っています。革新的な医薬品の創出と医療への持続的な貢献を目指し、ともにチャレンジしてくれる方をお待ちしています。

♯プロフィール

榊原 由紀子

日本オンコロジー事業部 ストラテジックポートフォーリオプランニング部長 

大学薬学部卒業後、外資系製薬企業に入社し、MRを経て、婦人科領域・オンコロジー領域 でマーケティング業務を経験。2009年にキャリア採用でタケダに入社し、抗癌剤領域でマーケティング業務に従事。その後、タケダオンコロジーの立ち上げに携わり、2014年からはオンコロジー領域のメディカルアフェアーズ立ち上げを担った。また、JAPhMed(日本製薬医学会)のメディカルアフェアーズ部門タスクフォースチームメンバーとして、提言作成などの社外活動に参画。その間、大学院に入学し薬学部臨床開発学で修士号を取得、現在は医学部博士課程を修学中である。2020年10月より、日本オンコロジー事業部に新設したストラテジックポートフォーリオプランニング部長を務め、外部パートナーアセットの事業性評価、ニュープロダクトプランニング、癌における新たなモダリティに特化したアクセス・政策面での戦略立案に関わる業務を担っている。